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双焔の紅き巫女
登場人物一覧
- ハウメアの関係者
→ イラスト
名前:
種族:八百万(炎の精霊)
性別:女
年齢:22歳
一人称:私
二人称:あなた、~さん、~さま、姉に対しては名前で呼び捨て
口調:~です、~ですね、~ですよね?
特徴(内面):【純情可憐】【おおらか】【優しい】【頑張り屋】
特徴(外見):毛先に紅の虹彩を持つ銀の短髪・青の右瞳と金の左瞳・ちちしりふともも・純白の翼
設定:
幼い頃に姉と共に賊に拐かされたが、当時は自由に市井を歩き回っていた霞帝に救われた。
後に、天香長胤の庇護を受け、彼の側近であった火乃宮家に養女として迎え入れられた経歴を持つ。
天津神宮にて代々は巫女を務める火乃宮家では双子の娘を此岸ノ辺の双子巫女に肖り、巫女とした。
現実世界でのエルメリアは病弱であったが、恵瑠は神光での生活が肌に合ったのか病を完治させ、非常に活発な娘である。
姉の明瑠とはとても仲が良く、姉への恋情ともとれる好意は隠しては居ない。「私がそう思ったのに、隠す必要ありますか?」
……因みに現実世界の『巫女姫』ほどの盲目的な雰囲気はない。自身の心に素直であるが故に抑圧されず、拗らす事が無かったのだろう。
戦闘スタイルは自身の霊力を紅色の炎に変化させている。呪符や式神の取り扱いの才に優れた魔術士(退魔師)であり、霞帝もお墨付きの実力を持つ。
デメリットはと言えば明瑠が側に居なくてはその実力を知らしめることが出来ない――事ではないだろうか。
また、黄泉津瑞神の覚えめでたく、彼女の側仕えとして霊犬たちの世話を行う事も在る。
……だが、恵瑠は黄泉津瑞神に近しい存在であったが故に強まりすぎた『光』に僅かな危機感を憶えて居た。急成長する国家に、神々のお声の数々。
其れ等が何時の日か国を滅ぼす可能性があるのではないかと。利口な娘はそう考えた。
天津神宮の巫女でありながら、天香遮那や高天京特務高等警察に手引きをし支援を行おうと考えている。
不完全ながらも魔哭天焦『月閃』を会得し、女神の輝きを退けるが為――それが、愛しい姉に刃を向けることとなろうとも。
全ては姉との輝かしい未来のために。姉の笑顔のために。その為ならば恵瑠は悪鬼になる事をも厭わない。