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突然ですけど、占ってよろしくて?
登場人物一覧
名前:『カードは全てを告げる』チェル=ヴィオン=アストリティア(p3p005094)
一人称:わたくし
二人称:あなた、~さん
口調:~ですわ、~ますわ、~ですの?
特徴:(外見)【神々しい】 【長髪】 【魔法使い風】 【クラロリ】 【可愛い】
(内面)【トリックスター】 【いい加減】 【ポンコツ】 【強気】 【悪気はない】
設定:
チェル=ヴィオン=アストリティアは、占い師である。しかも自称イカサマ占い師。
占術に使うカードは彼女独自の「アストリティア式カード」
一見するとタロットのようにもみえるが、オカルトや占いに詳しいウォーカーが見れば所謂ルノルマンカードに似ていると感じるだろう。
カード一枚一枚にも意味があるものの、その解釈は基本的に複数枚の組み合わせから導き出される。
例えば『鳳仙花』一枚では解釈が非常に難しい。花弁の汁をマニキュアのように使うことから「美容運アップ、あるいはマニキュアが開運アイテム」の意味も持つし、種を弾けさせることから「迫り来る危険」も意味するのだ。
ここにさらに一枚追加して、『薔薇』だとか『鏡』だとかくれば美に纏わるもの、という占断ができる。
逆に『釘』や『髑髏』が出れば危険を意味するのだと分かる。
さて、若き女占い師チェルがなぜ街角で占断に励んでいるのだろうか。
不安を抱えるターゲットを捕捉するのは大得意。もっぱらは持ち前の話術とカリスマ性を駆使して当たり障りない結果を仰々しい重々しさで告げておしまい。
彼女の人助けセンサーに引っかかる人はすなわち、悩んでいる人だからだ。大体は深刻に。
そんな人達を捕まえて、明日の希望になる毒にも薬にもならないアドバイスをする。
すると、大体の人々は最初よりも明るい顔で帰っていくのだ。これで謝礼まで貰えるのだからやめられない。
生活もかかっているし、お金とかの実益もあるけれど。少し晴れやかになったお客達の顔が好きでこのインチキ占い稼業を続けている。チェルは、なんだかんだで人が良いのだ。
……ごく稀に、近い未来を察知して告げることは、ある。そういう時は本当に目の前の顧客に未曾有の危機や、物凄い大転機が迫っている……らしい。
ただ、チェル自身も無意識でやっているらしいので、断言は出来ないけれど。