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『希望』
登場人物一覧
名前:リゲル・アークライト
種族:カオスシード
性別:男
年齢(或いは外見年齢):21
一人称:俺、私
二人称:君、貴方
口調:だね、だよ、かい?
特徴:柔和、騎士風、真面目、さわやか
設定:
混沌が大国、聖教国ネメシスの名門アークライト家にてシリウス、ルビアの間に生を受ける。
理想的な騎士とも称された父、優しく美しい母の愛情を受け、非常に幸福な少年時代を過ごし、自然と父と同じ騎士に憧れを抱くようになる。
しかしながら、彼の幸福な少年時代は父の失踪により終わりを告げる事になる。後の世に『コンフィズリーの不正義』と称された事件は宮廷内の権力闘争で懇意にしていたイェルハルド・コンフィズリーが宰相エルベルト・アブレウに敗れた事に起因し、実はその泣き所がシリウス自身であった事は後の『冥刻のイクリプス』事件で明らかになる。(イェルハルドは実直過ぎた正義感から排除されかかったシリウスを庇う形で退場しており、後に反転し魔種となった後もシリウスは恩人を死なせた事、妻や子を一人にさせた己の不器用さを悔いていた)
シリウス失踪後もアークライト家がそれなりの立場を保ったのは後に聖騎士団長を拝命したレオパル・ド・ティゲールの尽力による所が大きい。
彼が事実上の庇護者となり、アークライト家、リゲルを後見する形になっていた事からエルベルト派も積極的な手出しは控えたようである。
そういった事情や幼い頃からの幾らかの面識が理由だったかは知れないが、リゲル自身はレオパルを理想的な騎士として尊敬している様子。
その関係性はかつてレオパルが自身の先輩であり、上司だったシリウスと培ったものに近しく、まさに連綿と続く天義の正義の系譜だと言えるだろう。
リゲルは少し天然な所もあるが、実直で友人にも妻にも優しい出来すぎた位の好青年である。
騎士としての実力も荒削りながら確かであり、彼を聖騎士団に迎えた時は子供の入学式、或いは卒業式を見るような気分で目頭が熱くなったという。
イレギュラーズとしての立場を持つ事から専任ではないが、シリウスの存在、そして冥刻事件での大活躍から天義上層部の期待は厚い。
仕事が余りにも忙しく、身の回りの事が疎かになりがちなレオパルの世話を焼き、甲斐甲斐しく邸宅に赴く姿は「奥さんでもいけるのでは」と笑いを誘う。
何れにせよ彼は天義にとっての次世代の希望であり、かの国の持つ健やかさの一面である。光あれかし。
- 『希望』完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別設定委託
- 納品日2021年08月03日
- ・リゲル=アークライト(p3p000442)
・レオパル・ド・ティゲール(p3n000048)