SS詳細
狂気劇場
登場人物一覧
名前:ベルフラウ・ヴァン・ローゼンイスタフ
種族:人間種
性別:女性
年齢:27
一人称:私
二人称:卿、呼び捨て
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:美形、泣きぼくろ、超強気、好色
設定:
金色の髪、視線絡めば焔が燃ゆる赤い瞳。
戦場にて彼女が持つ旗は折れぬと語られ、薔薇を守る二頭の獅子、ローゼンイスタフの家紋は不落の証明とされていた。
そんな彼女が零落する切っ掛けとなる事件は不幸に、そして突然訪れる事になる。
とある戦場で利き腕の肩を負傷。それ以来槍を満足に振るう事は叶わなくなった彼女は、武門の誉高き女に嫉妬した騎士達に栄光より引きずり降ろされる事となった。家督を継ぐはおろか、放逐の憂き目に遭った彼女は誇りとは何か、道とは何かを思い煩う事になる。
混沌の彼女は女の身に戦いを失えば家督を継ぐのは不適と自ら出奔し民を救う道を選んだが、ネクストの彼女はその燃えるような情熱を持て余した。
同じものでありながら道は分かたれたのだ。混沌のベルフラウが槍を失っても誇り高く旗を掲げる事が出来たのは誰かの尊敬と自信によるものであり、ネクストのベルフラウが槍を失った時空虚を抱いたのは誰かの悪意と疲弊が為である。
新たな目的を見出だせないまま各地を放浪し、時に誰かを助け、誰かに感謝され、裏切られ、許し、自問を重ねた彼女は或る冒険で訪れた遺跡で、意志持つ指輪『ルナ・シアター』に出会う。
露悪の化身たる『彼』は悩めるベルフラウを気に入り、彼女に告げる。
――君には希望が足りないNE!
未だ合点せぬ彼女を彼はせせら笑う。「君の世界には君がいない。昔はあったのかも知れないが今はない。だから空っぽで、何も無い。見えないし、これからも見つからない」。彼は混沌のベルフラウとは逆に彼女には本当の自信がないと繰り返す。
「馬鹿な」と一蹴した彼女に『彼』はあの事件の、あの戦場での『真相』を語った。
休眠のアーティファクトに『真相』が見えた理由は分からない。果たしてそれは悪意の言だったかも知れない。
しかしベルフラウは自身を軽侮し、追放した彼等の顔を思い出し、その話を否定する事が出来なかった。
かくて、呪いの手を取ったベルフラウは『自由と希望の旗の下、ベルフラウを蘇らせる』事を決める。
他が為ではなく、己が為に。善悪の彼岸より先へ征き、美しいものを愛で、時に手折らん。
欠け失った『何か』を求めて麗人は永劫の旅を続けている。
- 狂気劇場完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別設定委託
- 納品日2021年05月20日
- ・ベルンハルト(p3x007867)
※ おまけSS『おつぱい』付き
おまけSS『おつぱい』
「ねぇ、親友!」
「うん? どうした親友」
「俺様、色々と手助けしてあげてる訳じゃん」
「うむ」
「親友の人生探しに付き合ってるし」
「うん」
「何ならムカつくヤツを纏めてぶっ殺してやる時もある」
「そうだな。感謝している」
「たまには報酬が必要だとは思わないかい、親友」
「……確かに。何か所望はあるか?」
「おっぱい揉ませて」
「……………」
「無言で地面に叩きつけるの酷くナイ!?」
「思うがままに生きる――自由が一番だと教えてくれたのは他ならぬ親友ではないか」
「君は一杯揉んでるでしょうが!」
「思うがままに生きる――自由が一番だと教えてくれたのは他ならぬ親友ではないか」
「コピペは辞めてYO!」