空中遊戯帝園VDM

登場人物一覧

名前：空中遊戯帝園VDM
特徴：たのしい、混沌、地獄、酒臭い、虎臭い、人物ではなく場所である
設定：
　鋼鉄領北部上空に位置する謎の飛空要塞……ではなかったテーマパーク。
　一見すると楽しい遊園地に見えるが、VDMを支配する三つのマスコット、即ち『トラコフスカヤちゃん』、『ブラックタイガー君』、『とらぁ君』の目は酒に澱んでいたり、海産物くさかったり、無表情に座っていたりと園の持つ本質を余り上手に隠せてはいない。
　VDMの成り立ちは一切不明に包まれている。
　現状の情報で確かに言える事はそれが何らかの超技術により浮遊し、移動が可能で、独自の社会を形成し、尚且つネクストの人類圏に敵対的であるという事だけである。
　正体不明の彼等だが、キャトられかけるも脱走したギルオス……じゃねぇやオームス曰く多数の戦闘員を抱えており、虎の強さを知らしめるべく何かを企んでいるらしい。
　VDMで産まれた戦士は産まれたと同時に猛虎力を計測される。猛虎力の高いエリート戦士はVDMの主要戦力となり、猛虎力の低い下級戦士は怒りの撤退でネクスト各地へ落とされるという。
　軍事力の切り札として主砲『VYANEN334口径』を有し、その威力はバックスクリーンへの三連発に値し、辛くなったら見直す事は必須である。
　ネクストでは『虎を名乗る勢力』による事件が散見され、有識者はVDMの関与に警鐘を鳴らし続けているが、関連が疑われる事件の殆どは犬のジャーキーを1/3盗み食いした、靴下を片方隠した等であり、現時点では教育番組レベルの「頑張って意地悪をしてみた良い子」の域を出ていない。
　VDMの価値観は特殊であり、虎である事を至上とする。虎らしい事に目がない。
　虎と呼ぶと喜びドヤり、猫扱いすると(´・ω・`)に変わる。
　独自通貨は『マリ屋』。つまり串カツとのトレードによる通貨制度が確立しているようだが、ソースでびちゃびちゃなのが社会問題となっている。
　VDMの中枢は串カツ屋であり、人類が数人バイトしているという未確認情報もある。
　完全週休七日制を実施中。
　女王とでも言うべきトラコフスカヤちゃんは毎日とらぁ君に乗って遊んでいる。
　既に毒電波極まる文章な気もしないでもない。
　ここまで書いておいて何だがブラックタイガー君はえびであり、この話はオカルト雑誌『どうして』に掲載された情報である。