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『流転する槍媛』イングヒルト
登場人物一覧
名前:『流転する槍媛』イングヒルト
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代前半
一人称:私
二人称:~様、皆さん
口調:敬語、女性的
特徴:【セミロング】【引き締まった体】【戦士風】【女らしい】【ストイック】【中庸】
設定:
紅髪赤眼の女性。比較的軽装の甲冑に身を包み、長槍を持つ。
女性らしくも物事への打ち込み方はストイック。
考え方自体は中庸的で、どことなく教養を感じさせる。
実は兵士になる前は小貴族の姫君だったという説が仲間たちの間に流れている。
兵法で言うところの奇兵とでも呼ぶべきで、戦場でも手練手管を駆使して手数で戦う。
本命の攻撃手へつなげる補助役を任せるとそこそこ有能な働きをしてくれる。
旧オランジュベネ家に仕えていたが、主家の没落に伴い賊の討伐を生業としつつ各地を転々としていた。
山賊に落ちぶれるギリギリのところでマルクたちイレギュラーズに仕官を斡旋してもらい、ブラウベルク家に仕えるようになった。
その後は怪我の療養に務めていたが、イレギュラーズの領地に魔物が襲撃する事件が勃発し、その毒牙がマルクの領地に迫ったことで、
『謀反人の配下だった兵士達の禊』も兼ねてマルクの管理する旧オランジュベネ領特別復興区に援軍として赴いた。
現在はマルクの管理する旧オランジュベネ領特別復興区に駐留している。
テレーゼ・フォン・ブラウベルク曰く『彼らにとっても、私にとっても信頼のおける人のお手伝いを任せるのが一番いいでしょう』とのこと。
それでも、全員が常に駐留するわけにもいかないため、メイナードかイングヒルトのどちらか1人は連絡係も兼ねてブラウベルク領にいるようにしている。
現在のマルクとの関係性は『ようやく落ち着ける場所を提供してくれた人』として多大な恩義を持っている。
また、『勇者王選挙』ではテレーゼ・フォン・ブラウベルクの策により『勇者候補生』としてメダリオン争奪戦に参加する。
とはいえ、命令が『参加はしますが別に勝ってこいとは言いません』なので、あくまでも武人らしく後悔のない戦いがしたいと思っている。
「私は未だ、私の行く道を定めきれません。
それでも、受けた恩は多大。それは命に代えてでも返さねばなりません。
この槍が、お役に立てる限りは――どうか。助力させてください」