PandoraPartyProject

SS詳細

『プロフェッサー』レジナルド・スタンフィールド

登場人物一覧

新田 寛治(p3p005073)
ファンドマネージャ
新田 寛治の関係者
→ イラスト

「プロフェッサー? 光栄だね。だが、私はごく普通の男だよ」
 レジナルドは、いわゆる地球世界の19世紀後半のロンドンより混沌世界へと呼び出された旅人ウォーカー
 有能にして物腰穏やかな紳士の鑑のような人物であるが、元の世界ではついぞ評価される事の無かった、伏竜鳳雛たる人物。

名前:レジナルド・スタンフィールド
種族:旅人ウォーカー・人間
性別:男
年齢(或いは外見年齢):57歳
一人称:私
二人称:君(きみ)、~君
口調:~だ、~だよ、~だね、~だろうか?
特徴:穏やかな物腰をもち、礼節を重んじ、そしてピリッとした皮肉を放つ、英国紳士の鑑。
設定:
 レジナルドは19世紀にとある伯爵家の次男として生まれた。幼いながらに聡明であった彼は早くに読み書きを覚え、勉学に励んでいた。
 当時の貴族と言えば、長男のみの世襲制であり、レジナルドに相続権はなかったが、元よりレジナルドは貴族の没落をすでに予感しており、家の財産などには興味がなかった。わずかながらの金を手切れ金として受け取った彼は、早々に家名を捨て、スタンフィールドを名乗る事とした。
 その後も勉学に励み続けた彼は、30歳を間近にして大学教授の座につくチャンスを得る。その獲得は有力視されていたが、当時の学内の派閥抗争に敗れ、結局教授の座につくことなく下野することとなる。その後はロンドンの小さな学校の教師として、生涯を終える筈であった――しかし、彼は混沌世界へと転移することとなる。

 いくら彼が聡明とは言え、突然のファンタジー世界へ慣れることは難しかった。そこでひとまず、同じ境遇のものが多いという練達へと足を運び――そこでも結局、困惑することになった。彼の生きていた時代とは、数世紀以上も科学技術のレベルが違ったのだ。だが、科学であれば、まだ受け入れやすい。むしろ、レジナルドにとっては、齢50を超え、まだまだ学ぶことが山ほどあるという事の方が嬉しかった。
 彼は様々な練達の技術を学び、継承し、扱えるほどに勉学に励んだ。そしてその姿勢から、何時しか周りのものは、彼の事を『プロフェッサー』と呼称するようになる。それは、かつての彼がついぞ得られなかった称号でもあった。

 彼の知識と経験は、イレギュラーズ達にとっても大きな力になるだろう。彼の最大の武器は、頭の中にある。その鋭さは、たとえどのような時間、どのような場所であっても、決して鈍る事の無いものなのだから。

PAGETOPPAGEBOTTOM