ミクニマルチバース

登場人物一覧

名前：三國・誠司
一人称：僕
二人称：～君
口調：だ、だよ、だよね？
特徴：【凡庸】 【引き締まった体】【お人よし】 【巨乳派】 【天然】 【マイぺース】 【自己犠牲】
設定：

A0616地球世界、21世紀日本の高校に通う学生であった。
普通の運動部で普通に活動し学業でも学年平均点からちょっと上くらいの成績を維持するごく普通の高校生。
父も飲料メーカーのサラリーマンで母は専業主婦。祖父はずっと昔に亡くなったので祖母と妹を含めた四人家族でごく普通の暮らしを送っていた。

と、知らされていたのは誠司のみである。
母は陸上自衛隊特殊作戦群の国内工作活動係。
父はアメリカと日本で秘密裏に共同設立された兵器開発チームMSA（マルチバース・セキュリティ・アソシエイト）の研究員である。
彼らの目的は日本を軍事制圧しようともくろむ平行世界民に対し量子的多世界兵器（マルチバースアームズ＝MA）によって対抗、撃退することである。
誠司の祖父誠嗣郎（せいしろう）はMA開発の第一人者であり、対象の存在を過去に遡って完全消滅する現実改変機能をもったMA『ミクニキャノン』の開発途中で失踪した。

祖父誠嗣郎は混沌に召喚され世界のあちこちを巡りミクニキャノン完成を目指し、あわよくば元世界へと送り込もうと考えていたが実現することなくカムイグラの土地にて死去。今はミクニ祭りという形で形跡が残っている。
他にも誠嗣郎が残した爪痕は世界中に有名無名問わず無数にあるという。

そのある種集大成ともいえる『御国式大筒図』は、いま誠司の手の中にある。
この設計図こそが彼の元世界を救う鍵であり武器なのだが……帰還方法は未だ知れない。

・余談
混沌世界には御国家にまつわる同一地球世界民や平行世界民が何人か召喚されており、彼らは誠司の敵や味方となるだろう。