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茴香ノ巫女

登場人物一覧

アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼
アクセル・ソート・エクシルの関係者
→ イラスト

名前:茴香(ういきょう)
種族:八百万
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20
一人称:わたくし
二人称:あなたさま
口調:です、ます、でしょう
特徴:楉社巫女
設定:
 神威神楽は山間に位置する楉社しもとやしろの巫女。水の八百万せいれいしゅ
 全ての生命の源たる水より生み出された者として楉社の巫女を代々務めている血統の娘。楉社の神主を支え、神事を司る役割を担う。
 武闘派たる神主の無事を祈願し、その命を支える――つまりは癒し手ヒーラーとして活動を行う。

 前代の巫女たる母の沈香じんこうに教えを乞い、一子相伝の神楽舞で神々へと祈りを奉納すると共に癒す戦闘スタイルは非常に優美そのもの。
 前線で盾となる神主の無事を祈り、母なる大地へと救いを求める聲を届けるが為の神楽舞の鈴の音は遙かまで響くとされる。
 優秀な巫女であった沈香に追い付くために努力を重ねているが相棒となるべき神主・楊柳の直情的且つ猪突猛進な正確には手を焼いている。
 神逐の際に、彼が「神を愚弄する行いだ」と帝を批判し、神使達を否定して社を鎖した際には説得が為に三日三晩彼の居室の扉の前で正座をし続けた。
 神逐を追え、再誕した黄泉津瑞神が「必要な事でした」と神託つげた事を知り、楊柳が考えを一転させたときには疲労で倒れたくもなったと言うものだ。
 楊柳の世話係である側面が大きいが――

 ――……本来の立場が神威神楽周辺諸国や勢力への警戒である。巫女として社を護り、周辺諸国の異教の者を都に入れさせぬようにと目を光らせる。
 茴香が発見した敵影を退けるのが神主である。あくまでもレーダー的役割を担い、全ての実働は社の者に任せている。
 茴香のギフトは広い索敵能力。だが、それが生かされるのはあくまでも社の中だけである。
 社の自身の祈祷所から周辺への広範囲の索敵能力は国を護る為にとその血族に与えられた者であると考える。
 故に、楉社の巫女となるのは茴香の血族だけであり、その神楽舞は一子相伝なのである。
 幼い頃から巫女になる事が決定付けられていた人生であった。

 もし、巫女になる必要が無かったら――……ああ、やってみたいことは星の数ほどあっただろう。
 だが、もう忘れてしまった。
 巫女には現世への未練など必要ないのだから。

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