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見えぬは真実の色ばかり
見えぬは真実の色ばかり
登場人物一覧
名前:ディーレ・ディーア
年齢:9
一人称:ぼく
二人称:~さん
口調:です、ですね、ですか?
特徴:盲目、小柄、痩身。目は開いているが眼球に感情がない。
設定:
参照シナリオ:『欲望・絶望・引導』
深緑の遺棄領域『命脈の垓』での依頼から数日後より、玄丁の後ろをついてまわるようになった少年。
実は依頼の意図を曲解して持ち帰られた幻想種だが、今の所バレる気配もない。
練達で治療を受けた結果、先天的に眼球と脳の神経が通じていないことが発覚し、後天的な治療はほぼ不可能という判断になった。
明るく人当たりのいい態度を取るが、エコーロケーション等で相互の位置を理解しているゆえである。
ギフト『触字読学』を有し、文字に触れてなぞることで文字の形と音、筆跡から書いた時の当人の感情を知ることができるため、読み書きも(条件付きで)できる盲人。
玄丁に表向き強い感謝の気持ちと尊敬の念を絶やさぬ態度を見せているが、上記のスキルにより拙いながらも文字を記すことできるが、本人は内緒にしている。
最近覚えた言葉(文字)は「殺す」。
『命脈の垓』での一件の一部始終を隠れて声を聞き続けた彼は、その声その響きとおぼえ、文字で拾った時にその言葉を『運命』だと認識した。
玄丁が集落の人々を殺した事実と自分が拾われた事実の折り合いが未だついていない。
だが、折り合いがついたらどうするのかは本人もはっきりとは決めていない模様。