PandoraPartyProject

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なあグリム、ちょっと相談があるんだよ

登場人物一覧

グリム・クロウ・ルインズ(p3p008578)
孤独の雨
グリム・クロウ・ルインズの関係者
→ イラスト

名前:アンクル・ヘアリージャック
種族:獣種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):20
一人称:俺
二人称:君
口調:~かい、~さ、~だよ、~だよね?
特徴: 【お人よし】【ポジティブ】
設定:
「グリム、今日はどんなことがあったのさ?」
幻想との国境に面した土地を治める天義の年若い領主。
人当たりが良く、明るい。
獅子の獣種であるが父や祖父のような力と身長に恵まれなかった。そのことにめげず、自身の持ち得る知によって領地を治めている。
まだ父が領地を治めていたころ、棺を担いだ男――グリム・クロウ・ルインズ(p3p008578)がが衛兵につれられてやってきた。
墓守はもはや誰なのかもわからない遺体の”名”を手掛かりにここまで来たのだという。
結局、遺体は領民の家族のものだった。
領主は大いに非礼を詫びると、グリムを手厚く歓迎しようとする。
ところが、グリムは、親子の再開を見届けると去ろうとする。
彼に興味を抱き、好感を抱いていたアンクルは、グリムを必死に引き留めようとしたが、報酬も、興味深い書物も、グリムの興味を引くことはできない。
そのとき、領民が駆け込んできた。
「貴方の評判を聞きました」国境付近で死んだ兵士の遺体が幻想にある。間違いなく息子だと思うのだが、証はない。確かめるために、どうしてもついてきてほしい……。
そのとき、アンクルは気が付いた。グリムは自分自身のことに対してはほとんど無関心だが、他人に対しては心を砕く。……あれ? すっごく押しに弱いんじゃないか?
グリムへ霊園の管理を依頼すると、事あるごとにグリムを頼るようになった。
それは、友達として頼りにしているからでもあるし、アンクルが彼の此岸の要石で有ろうと、思い、浮世離れした彼を引き留められる存在で有ろうと願っているためだ。

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