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怨嗟の声が地に満ちる
登場人物一覧
- レイヴン・ミスト・ポルードイの関係者
→ イラスト
名前:"怨嗟"
種族:【純正】肉腫
性別:なし
年齢:?
一人称:?
二人称:?
口調:不定形
特徴:【怨嗟】【醜悪】【純粋悪】【自業】【復讐】
設定:レイヴンをつけ狙う正体不明の化物。赤黒い胴体から血のような液体と無数の手足を無造作に零し続け呻き声を上げ続ける。呻き声は老若男女様々で、それに理性や性格があるとは到底思えない。
「イタイ」
「クルシイ」
「コロス」
ごくまれに血文字や呻き声がそのような形を取る事はあるが、これらが化物の意思であるかは不明。
化物はいつからか傍にいた。はじめは豊穣より帰郷したレイヴンの目の前で、それは通行人の内側から食い破る様にして生えてきた。
一度はレイヴンが単身交戦、撤退に成功した。しかし化物は川のほとりから、彼が倒した魔物の死体から、密室の壁から襲い掛かる。
いつそいつが襲ってくるかはわからない、能力は強力な魔種相当であるがそれは交戦するほど『レイヴン・ポルードイに有利になる様に能力や戦法が変質している』兆候が見られる。
明らかに混沌証明の域を超えた化物に対しローレットは魔種と定義、その足跡を追っている。
正体は
澱みの様に一つ深く集った呪いの結晶に惹かれる様に周囲の『理不尽な死を迎えた』魂が集まり、そして憤怒を帯びた滅びのアークがこびりつくことで怨嗟は偽りの命を得た。
故に名も意思も無く、怨嗟はレイヴンを巻き込み自爆するためだけに動き続ける。
過去からレイヴンだけを強く恨み追跡しいずれ殺す、不可避の処刑人。
レイヴンへの怨念を核として誕生した純正肉腫(オリジン)はただレイヴンを殺す為だけに動き、障害と感じた全てを破壊し汚染する。
障害の定義が人のそれとは異なり、レイヴンや怨嗟に対し何の感情を抱かぬ者を襲う事もある。
存在そのものがマイナス、いい事はなにひとつない。
怨嗟は周囲のアンデッドや魔獣を呼び集め、感情を持つ生命の怨嗟を飛躍的に増幅させる呪いを振りまく。
大いなる狂気や反転を押し付ける『原罪の呼び声』の様な性質は持たないが怨嗟を受ければパンドラを持たぬ者は怨嗟に呑まれ理性を失う、赤子ですら母を殺そうと手を振り上げる。
生まれてから一度も怒りを覚えていない存在など、いないのだから。
何度名や身を変えたところで、自業から逃れる事はできない。
一度死んだだけで、許されると思ったのか。
- 怨嗟の声が地に満ちる完了
- GM名塩魔法使い
- 種別設定委託
- 納品日2020年12月04日
- ・レイヴン・ミスト・ポルードイ(p3p000066)
・レイヴン・ミスト・ポルードイの関係者