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恋焔の旅路

登場人物一覧

アルテミア・フィルティス(p3p001981)
銀青の戦乙女

名前:アルテミア・フィルティス
一人称:私
二人称:~さん
口調:ね、よ、なのね、なのよね?
特徴:父親が人間種、母親が飛行種のいわゆるハーフ。
 左目は縦割れ瞳孔の金色の瞳に、綺麗な銀髪は毛先に行くほど少し紅色を帯びた物に変質している。

設定:
 武芸に優れた名門武家である幻想貴族フィルティス家の令嬢。
 双子であり、姉のアルテミアは武術の才に優れ、妹のエルメリアは魔術の才を持っていた。
 共に『才に優れていた』だけの令嬢であり、将来は家の決めた男性と婚姻を結ぶ、筈であった。

 長らく病を患うエルメリアが14の頃に療養に向かい、賊に拐かされてからというものの本格的に戦闘訓練を受け始める。
『どこかで生きているはずの妹を見つけ出し、自らの手で取り戻す』為に厳しくも辛い訓練を続け、神の悪戯かイレギュラーズとなった。

 『どんなに辛くても泣いてはいけない』
 『エルメリアを取り戻すまでは、自分一人が幸せになってはいけない』

 それはアルテミアの根底に存在する思想である。エルメリアも苦しんでいる――だから、泣かない。
 強くあろうと振る舞い、涙を流すことはなかった。
 だが、神威神楽で『巫女姫』と為ったエルメリアと相対した事で、新たな旅路みらいを辿ることとなる。

 惑わなかったと言えば、嘘だ。
 挫けなかったと言えば、嘘だ。
 それでも、『心には何時だってその炎』が宿っていた。
 双子の炎妖精が流した涙は、アルテミアとエルメリアの絆のように淡く熱を帯びている。

 自らに課した思想はもう必要は無い。
 此れからの剣を握る理由、自分の幸せ。向き合わなくてはならないものは無数に存在する。
 けれど――仲間とならば、ゆっくりと歩んでいけるはずだとそう感じていた。

 妹が原因を。それを識りたいと願っていないと言えば嘘になる――
 けれど、エルメリアが望んでくれるあなたがすすめというのなら、アルテミア・フィルティスはしあわせになるために進むだろう。
 その道の涯てに待ち受けるものが何か、今は知らずに。

 ――神威神楽の事件を受け、後天的に左目は縦割れ瞳孔の金色の瞳に、綺麗な銀髪は毛先に虹彩を帯びる事になった。
 その意味や理由は定かではないが、本人は非常に罪深く痛ましく悍ましくも美しい『呼び声』と『双子の特異性』の影響と感じている。


「ねえ、アルテミア。貴女の笑ってくれる世界が、愛おしかったの――」
 そんなの、私もよ――エルメリア

  • 恋焔の旅路完了
  • GM名夏あかね
  • 種別設定委託
  • 納品日2020年11月30日
  • ・アルテミア・フィルティス(p3p001981

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