ロンサム・バトン

登場人物一覧

名前：ファルコ・ドロローソ
種族：飛行種(スカイウェザー)
性別：女
年齢（或いは外見年齢）：24
一人称：我
二人称：汝
口調：男勝りでやや厳格
特徴：背が高く豊満なスタイル。背中から鷹に似た翼が生えており、左目に黒革の眼帯をしている。修験者のような服装。
設定：その昔、カムイグラの『召喚バグ』により、ネオ・フロンティア海洋王国から転移させられたとあるスカイウェザーの子孫。代々雨止郷を取りまとめる長のような役割をしている。つつましい暮らしの中、だんだんと寂れていく雨止郷を憂いていたが、ある時リレインと出会う。
最初こそリレインを怪訝に思っていたが、真っ直ぐな態度と努力家な姿勢を信じて雨止郷を領地として預けることにした。古びたお堂を清めて捧げ、民と共に生活する傍ら時折様子を見に来ているようだ。民にはこの地に降りた神の使いと説明している。民の暮らしを考慮してリレインには全て自費でお供えをしている。お供え物は焼き餅や団子などのお菓子。自分がもらって嬉しい物＝他人がもらって嬉しい物と考えている節があるようだ。

性格は責任感が強く、頼りがいのある姉御肌。今は亡き親から任された雨止郷を豊かにし、そこに住まう民を幸せにしてやりたいと強く願っている。自らの翼を使って東奔西走、朝から晩まで忙しく動き回っている。ただし責任感が高じて体を壊してしまうことも。民からは慕われ、信頼されている反面心配もされている。

ちなみに趣味は俳句を詠むこと。作風は幽玄閑寂な蕉風俳諧。先述の責任感から来る『バレてはいけない』という謎の強迫観念に駆られ、隠れてやっている。あちこち旅して紀行文を撰してみたいとも思っているが、やっぱり雨止郷が好きなので俳句は雨止郷絡みのものばかりである。リレインに捧げたお堂には硯や筆などが隠してあるため、バレないかどうかハラハラしている。

生真面目でいつも仏頂面をしている彼女だが、生八つ橋を前にすると女の子らしくときめいた顔をする。きな粉がたっぷりついたわらび餅も大好き。美味しい抹茶があればご満悦。人に見られると頬を赤らめ慌てて取り繕う。

左目の眼帯は実のところ伊達。ちゃんと見えている。眼帯をつけている理由は郷の代表者としての威厳を見せたい、余所者に田舎天狗の女と侮られないため。効果はしっかりと現れているものの、馬鹿正直に眼帯を付け続けた結果、視力は順調に落ちて行っているのだとか。