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Sprechchor

登場人物一覧

ヨタカ・アストラルノヴァ(p3p000155)
楔断ちし者
ヨタカ・アストラルノヴァの関係者
→ イラスト

名前:シュプレヒコール
種族:ウォーカー
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):三十代
一人称:私
二人称:お前
口調:~だ、~だな、~なのか?
特徴:緑なす長く黒い髪。瞳は紫だが赤味を帯びている。軍服らしきものを着ているが軍人ではなく、眼鏡をかけたその顔立ちは理知的でむしろ学者のように見える。身長186㎝。脱ぐと凄い。また低くよく通る美声の持ち主でもある。
設定:本名はロナルド・アーレンス・コール。
地球に似た異世界からの旅人であり、元の世界では精神医学を研究していた。
《無辜なる混沌》に来てからも精神科医としてこの世界の苦悩する人々を診察、治療。その頃はまだ使命に燃えるただの医者であった。
しかしあるとき、元の世界にはない《混沌》特有の病理に気付く。「呼び声」による魔種化に。

どうしてこの世界の住人は魔種となるのか、彼らが聞いたという「呼び声」とは何か。
精神科医としての飽くなき探究心はやがて人は如何にして魔に堕ちるのかという命題を得るに至る。
そして心に闇を抱えた人々を「治療」と称しては薬を用いて身体を拘束。
個々の闇を抉り、脆い部分を曝け出させ、強く揺さぶることで理性を壊し、精神を支配する。
実験体となった者は精神を病んで治療を求めてきた患者から、攫って監禁した者まで様々。
各地の有力な貴族と関係を結び、弱みを握るかあるいは自分に依存させてパトロンとしている。

《混沌》の住人をモルモットとする彼だが、あくまで彼自身は魔種ではなく、魔種の配下でもない。
そして実験を施し検証するため、既に魔種となった者に対しては興味そのものが薄い。
また狂っている訳でもなく、ただ手段を選ばないというだけで極めて冷静である。

ヨタカの身も心も知り尽くし、深層に決して消すことのできない刻印を刻むこととなったシュプレヒコール。
幸い今は忌まわしき三日間の記憶を封じることに成功しているものの、彼の声を聞けば記憶はたちまち呼び起こされるだろう。
忘れたつもりでも耳が、そして身体が彼のことを覚えている。

シュプレヒコールから見てもヨタカは唯一陥落させる前に逃げられた相手であり、忘れられない存在として執着心を抱いている。
ヨタカにとって魔種よりも厄介な相手、それがシュプレヒコールである。

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