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邪の道は蛇

登場人物一覧

すずな(p3p005307)
信ず刄
すずなの関係者
→ イラスト

名前:シグレ(伊東時雨)
呼名:【蛇剣】、【蛇】
種族:旅人
性別:女性
年齢:26
一人称:あたし
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:だ、だぜ、かよ、だよな?
特徴:バトルジャンキー、剣狂い(収集癖も含)
設定:
 本名を伊東時雨という。すずなとは剣の同門で姉弟子に当たる。
 性格は竹を割ったような快活さに豪放磊落さを併せ持つ。こざっぱりとした気風のいい姉御肌で口も態度も悪いが面倒見は良く案外情に厚い。人並みに善悪の価値観は持ち合わせるが、後回しになる事もしばしば。
 持ち合わせた剣の才覚は天賦のもので凄まじく、まさしく天性と呼ぶに相応しい。
 流派においてはすずなどころか跡取り長男をも差し置いて皆伝に一番近いと目されていた人物である。
 だが、突如出奔を果たしすずなを含めた仲間の前から姿を消してしまった。

 ……時雨の出奔は内に秘めた彼女の『人斬りの才覚』を師が見咎めた事による。
『師はこれ以上時を重ねる事で自身の力を以ってしても天才時雨を止められなくなる事を恐れたのである』。
 結果的に匕首を首に当てるかのような問答は不調に終わり、時雨は破門扱いで処分されそうになった所を命からがら逃げ出した。この時、奪い去った妖刀の妖力が彼女を致命傷から永らえさせ、その代名詞ともなる『蛇眼』――つまり時雨の魔眼の源泉となる。以降、たがの外れた時雨は各地を放浪しつつ人斬りの業を研ぎ澄ませ、師に再戦を計るも紙一重で返り討ちに遭い、トドメの刃を受ける寸前に混沌へと召還された。

 混沌において死牡丹梅泉との戦いの最中、すずなに再会。
 結果として悪態を吐きながらも妹弟子を庇う格好で彼の元へ身を寄せる。
 だが、今度の師匠は波長が合う為、肌艶抜群、すくすく成長しているようだ。
 参考までにいえば二十七回『なまくら』呼ばわりされ、五十三回程襲い掛かっている。一打数二安打のような成績は彼女がどれだけ短気で戦いたがりかを物語るものであると言えるだろう。
 結果として満足している為、無辜の死人は出ていない。すずなの事は今でも内心気に掛ける。

 戦闘スタイルは徹底した蛇道。邪道よりも更に素直ではない超変則剣術。
 ……が、それは実は本来の姿ではない。彼女は本気で認めた相手には正統派の実戦剣術を用いて戦う事が多く、それは師すらも「美しい」と認めた流麗なる武術である。
 もっとも彼女がそんな『しおらしい姿』を見せるのは滅多にない事ではあるのだが――

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