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歩み出す

登場人物一覧

墨江・花仙(p3p006778)
分かり合うための一戦

名前:墨江・花仙
一人称:あたし
二人称:~君
口調:だ、だよ、だよね?
特徴:脆く儚い茶運び人形のような絡繰ボディだが意外と頑丈、蛍のように光ることもできて案外万能。
設定:鉄帝の軍人貴族の令嬢。
 強さを全てとする鉄帝の貴族の家系に生まれた末子の女の子。
 身体の小さな花仙では兄達に勝てることはできず、勝負にならないと首を振られることもしばしば。
 負けん気の強さだけは一人前なので、兄達も手を焼いているらしい。
 けれど、大切にされていない訳では無く、可愛い妹だからと『荒事』から遠ざけられている。
 特に軍の士官学校へ入学をしたいと言った時の兄達の反対ぶりは凄まじかった。
 兄達は軍人がどんなに非道な命令にも逆らえない事を知っている。
 だからこそ、花仙にはその様な辛い思いをして欲しくないと思っているのだ。
「兄さん達は分かってない!」
「いいや、分かってないのはお前のほうだ!」
 当の本人は兄達の『花仙にとっての過保護』に頬を膨らませるばかり。
 何で自分だけ仲間はずれにするのだろう。兄達みたいに強くなりたいだけなのに。
 自分が弱々しく見えるからだろうか。細い腕では強い敵に勝てないと思うのだろうか。
 花仙が悲しみに涙を流す度に、ベッドのシーツが黒く染まって行く。
「強くなりたい……誰にも弱いって言われたくない」
 そう思いながら幾夜、眠れぬ時間を過ごしただろう。

 イレギュラーズとして召喚されたときも兄達が喜びと不安が入り交じった表情をしていたのが忘れられない。
 そうして、特異運命座標という大義名分を得た花仙は大手を振って『荒事』へと首を突っ込んでいくのだ。
 兄達に認めて貰う為、自分だけの力で道を切り開いていく。 

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