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グレイル・テンペスタの生い立ち
グレイル・テンペスタの生い立ち
登場人物一覧
名前:グレイル・テンペスタ
一人称:僕
二人称:~さん
口調:…だね、…だよ、…だな、…かな…?
特徴:【じと目】 【引き締まった体】 【もふもふ】 【癖っ毛】 【犬系】
設定:
青髪の白狼獣人。全身所々に混じる青い毛先が特徴的で、体毛からは微かに紅茶とクッキーの香りがする。完全な獣の形態に変化した際は、大型犬より一回り大きい程度。
口数の少ないおとなしい人物であるが、親しい間柄だと喜怒哀楽が多少表情に出る。獣種特有の感情表現として耳や尻尾が動かす仕草をする事も多い。
自身と同じような半人半獣形態のブルーブラッドに対しては、無意識的な同族意識を少しばかり感じている。
元々は自分の生まれも分からぬ流浪の孤児であったが、練達の閑散とした区画で餓死寸前のところを保護された過去を持つ。
住民達からは暖かく迎え入れられたが、それはグレイルが『人間』の見た目に変化していたからであって、それ以外の容姿を持つ人種に対しては迫害が横行していたのだと後に知る。
ある日、「人間の見た目ではない」という理由だけで殺されそうになっていたウォーカーの子供を目の前に、ついにその区域から逃げだし、同じく練達にある『学園ノア』にウォーカーの子供ともども保護された。
その時期のトラウマからグレイル自身は『人間の容姿』に変化する事を強く忌避している。
学園ノアでは人種の分け隔てない学園生活を謳歌していたが、イレギュラーズとして召喚された為、現在はその責務を優先して休学中。
事情を知った学園側もグレイルの立場を考慮し、本人には内緒でいつでも戻れるように準備を整えている模様。