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死海喝采のレギオニーター

登場人物一覧

レイヴン・ミスト・ポルードイ(p3p000066)
騎兵隊一番翼
レイヴン・ミスト・ポルードイの関係者
→ イラスト

名前:VERAN(ヴェラン) / 本来の名を レイヴン・ポルードイ
種族:魔種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢): -
一人称:私
二人称:お前
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:【怠惰】
設定:
 怠惰の魔種。

 ネオ・フロンティア海洋王国の名門貴族ポルードイ家の次男坊とその名を同じくする青年。

 これは昔話である。
 元より魔術の素養が高く、練達外の人物ではあるが、練達の科学者らに師事して科学や魔術と言った研究に才を発揮していた。
 無より有を生み出す錬金術、そして科学や魔術に傾倒するが余りに自身の目的以外を見ることが出来なくなった。
 練達でも腫れ物扱いを受け、ラサへ旅立ち『アカデミア』と呼ばれた遺跡にて『博士』に僅かながら師事した。
 罪人として博士が終われることとなり講義が打ち切りになったことを聞き、青年は海洋王国へ戻ることとなる。
 急な帰還に驚く者も居たが、彼が貴族としての責務を果たしてくれるのならば此れまでのことは不問としようという『国家柄』の考えが合ったのだろう。

 しかし――人はそうは感単には変われない。
 ポルードイ家に戻った際に市井の民を錬金術の媒介にしようと為た事を咎められ、『処刑人』によって処刑された。
 ――筈であった。だが、彼は反転し、魔種として生き延びた。

 自身の名を名乗る処刑人――レイヴン・ミスト・ポルードイに対しては何の感情も感慨も無く。
 寧ろ、全てを投げたしたVERANはより研究に没頭し続ける。

 彼の関心が向くのは竜種、そしてその強大なる竜が魔種へ転じる可能性。
 混沌肯定『不在証明』の破壊と共に、死霊術と『竜より生じるエネルギーの吸収』方法である。
 その心は自らが竜に成り代わらんとするために。
 その為ならば幼子であろうとも、家族であろうとも、何人でも儀式の供物に、錬金術の媒介にして見せるだろう。

 ならば、一つ問おう。
 ――人を殺すことを罪だと思うか?

「いいえ。必要な、犠牲だっただろう? 私のためにその命が潰えるだなんて、光栄だろう。
 だが……お悔やみを申し上げるよ。さようなら。私は死者の事等直ぐに忘れてしまうけれど、この気持ちは本当さ」

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