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シナリオ詳細

<アンゲリオンの跫音>神の裁きよ今此処に

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●聖都フォン・ルーベルグ近郊にて。
 かつて『冠位強欲』に襲撃されし国は、激戦から立ち直り、美しい街並みと日常を取り戻していた。
 信仰心篤き者は巡礼に訪れ、白き都は寛大にもその懐へ迎え入れる。
 嗚呼。
 しかし、それは果たして正しい姿なのだろうか?
 天義とは『神』を尊び、『正義』を重んじる。
 それこそが、聖教国ネメシスのあるべき姿だ。

 影で出来た天使が祈りを捧げれば、穢された大地を清めるかのように、紫電は繰り返し空を迸る。
 大地に落ちた雷は、やがて遠くで小さな炎を生み出した。
 けれど、それではまだ足りない。
 この神聖な雷は、尊き主の制裁だ。
 制裁により生まれた炎は、穢れを浄化する清きものだ。
 偽りの歴史、虚妄に縋る愚かな者どもに罰を下すため――罪に満ちた大地を浄化せん、と。

 ひとは、生まれながらにして罪を背負っている。
「決して贖うことのできない罪を、されど我らが主は寛大にも赦しを与えて下さる」
 故に。
「我らはその御心に報わねばならぬ」
 尊き主の御座が、罪と偽りに満ちた世界にあることが許されるだろうか。
「否。さあ行こう」
 遂行者たる男は、従える影へ散開を命じる。
 猟犬のような影もまた、その後を追うように駆けていく。
 事件が起これば、『彼ら』は必ず動いて来た。
 きっと今回も男の前に姿を現し、企みを阻止せんとするだろう。
「忌々しいイレギュラーズよ、さあ君たちはどう動く?」
 己が信ずる教えをーーこの世界を、天義を『正しい未来』へ導く為に行動を始めたのだ。

●ローレットにて
「みなさん緊急の依頼が届いたですよ!」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)が、勢いよくイレギュラーズの前に提示した依頼。
 それは天義――聖都フォン・ルーベルグからの依頼書だった。
「既に『神託』について知っている人もいるかもですが」
 そう断ってユリーカは、シェアキム六世に齎された『神託』について説明を行った。
 下された三つの神託は、ここ最近世を騒がす『遂行者』に関する予見だ。
 そのうちの一つ。
 第一の預言と呼ばれるそれは、天災となった雷が大地を焼き、やがては穀物を全て奪い去らんとする――そういった内容らしい。

「実際に聖都近郊では、今現在も複数箇所で雷が降り注いでいます。放っておけば神託通りになるですよ」
 既に落雷により小火がいくつも発生している。
 今回の依頼は、神託の実現の阻止だ。
 つまり、これ以上被害が大きくなる前に、その雷を止めて欲しいということだ。

 現地では、翼を持った生き物や異形の姿が多数目撃されている。
 正体不明の相手故に、それなりの危険もあるだろう。
「もし引き受けるなら、十分に注意するです。気をつけて行ってくるですよ!」
 ユリーカは、イレギュラーズたちを励ますように声をかけたのだった。

GMコメント

 はじめまして、こんにちは。
 瀬戸千智(せと・ちさと)と申します。
 皆様と素敵な物語を紡ぐことができれば幸いです。

●地形など
 聖都近郊の開けた平地です。
 現在この地では『神託』の通り落雷が続いている状況です。
 後述する影の天使により、落雷が誘導されているようです。
 状況により【BS】として感電、麻痺などが付与される可能性がありますが、抵抗や無効化することも回復スキルで治癒も可能です。

●エネミー
・影の天使 ×10
 人の姿を模したものと、猟犬のような形状を模したものがいます。
 人の姿のものは『遂行者』の指示のもと、『雷』を呼ぶために各々祈りらしきものを捧げているようです。
 猟犬はそれらを守るように周囲をうろついています。
 いずれもイレギュラーズに気づき次第、皆様の排除に向かう事でしょう。

・『遂行者』
 影の天使を従えていますが、イレギュラーズが訪れた時点で距離を取り遠くから『観察』にまわります。

●成功条件
 雷の停止。
 影の天使を排除することで、落雷の発生は止まります。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

以上です。
それでは良い旅を!

  • <アンゲリオンの跫音>神の裁きよ今此処に完了
  • GM名瀬戸千智
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年08月24日 22時06分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

カイト(p3p007128)
雨夜の映し身
ネーヴェ(p3p007199)
星に想いを
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
ルーキス・ファウン(p3p008870)
蒼光双閃
もこねこ みーお(p3p009481)
ひだまり猫
綾辻・愛奈(p3p010320)
綺羅星の守護者
アンジェリカ・フォン・ヴァレンタイン(p3p010347)
アーリオ・オーリオ
アリカ(p3p011038)
お菓子の魔法使い

リプレイ

●祈りが向けられる先

 何かへ『祈る』ということ。
 その行為自体は、ごくごくありふれたものだ。
 たとえば、困難に遭遇したとき。
 たとえば、旅の無事を願うとき。
 ひとびとは折に触れ、神や自然といった己が信じる何かへ祈るだろう。
 そこに込められた願いというものは様々であり、しかし、大抵の場合何かを害するものではなく加護や祝福を求めたものもあるはずだ。

 影で出来た天使もまた一心に、何かに祈りを捧げているようだった。
 ただひとつ違うのは、天使が祈るたびに起こるのは祝福などという優しいものではなく、ただ全てを焼き払おうとする雷が落ちること。
 それを、遂行者は神の裁きだと宣うのだった。

「本当に嫌な天候、ですね。兎の耳に、雷の音は大きいので……」
 耳をつんだくような音を立てる落雷を避け、早々に止んで欲しいところだと『星に想いを』ネーヴェ(p3p007199)は独りごちる。
 しかし、彼女は自分たちへ向けられる『視線』に気付いていた。
「まったく……この盤面で出てくる遂行者か」
 その隣で『雨夜の映し身』カイト(p3p007128)は、過去幾度か交戦した遂行者を思い出し嘆息していた。
 他の者も似た思いを抱いているかもしれない。
 遂行者を名乗る者たちは、いずれも何らかの目的のために動いている。
 新たに姿を現したということは、今回の行動にも意味があるのだろう。

 ネーヴェはふわふわの耳をぺたんとして、
「一筋縄ではいかなさそうですね」
 と、遠くに佇み彼女たちを『観察』している男を警戒していた。
 彼我の差は十分にあり、そう簡単には互いに攻撃は届かない距離にある。
 しかし遂行者を名乗る男は、イレギュラーズたちが姿を現してからも彼らに手出しする様子は見せず、ただ離れた場所から見ているだけだった。
「ああ、出来るだけ情報は搾り取っておきてぇが……『見』に回られてるのが面倒なんだよなぁ」
 バイザー越しに遂行者と目が合ったカイトは、こちらも一挙一動を見逃さないと一瞥をくれてやる。
 情報というものは、時に大きな武器となる。攻撃を仕掛ける側であっても、防衛にまわる者であってもだ。
 相手が何を求めているかわからない以上、先の事を考えれば出来る限り手の内を見せることは避けたかったのだが。
「いけるか?」
「もちろんです。さあ、気を引き締めて、参りましょう」
 状況はそうも言っていられない。
 わたくしはか弱い兎ですからと、ネーヴェがその身を天使たちの前へさらけ出す。
 その動きに気付いた猟犬が醜い声で警戒を促し、そして戦いは始まる。


●その裁きを下すのは

 祈りというものは本来、他者への想いや安寧を願うものであるはずだ。
「本物の神が聞いて呆れるだろうな」
 あの遂行者の掲げる正義や神託というお題目も、救世とは遠くかけ離れている。
 破壊のための祈りなど言語道断だと『導きの双閃』ルーキス・ファウン(p3p008870)は、忌々しげに抜刀し己が得物を構える。
「ひゃぁ! 雷がたくさん落ちてきます!」
 その傍らで『お菓子の魔法使い』アリカ(p3p011038)はお腹を押さえて悲鳴をあげた。
 目覚めたばかりの彼女にとって、この世界はまだまだ不思議がたくさんあった。ルーキスの言う『正しさ』や『神様』というものも、今はまだよくわからないものだったけれど。
 だけれど、ただひとつ。
「あたしも人為的に悪いことをしているなら、それは止めなきゃって思います!」
 この雷が神の裁きだというのならば、それは間違っている。
 それはわかっていた。

 『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)と『航空猟兵』綾辻・愛奈(p3p010320)も同意見だった。
 特に遂行者の掲げる『正しい歴史』という言葉は、愛奈にとって聞き捨てならないものだった。
 これは、今も愛奈たちを見ているであろう遂行者への宣言だ。
「貴方がたの信心なんてものはどうでもいいですが、私は絶対に貴方がたの好きにはさせません」
「この世界を、天義を『正しい未来』へ導く。同感だが……しかし私とは解釈が違うようで残念だな」
 世界中の人々が笑顔でいられる、そんな未来を思い浮かべたモカにとって、だからこそ、彼らのいう現状を受け入れることは出来なかった。
「断罪されるべきは果たしてどちらの方か。はっきりさせようじゃないか」

 立て続けに落ちた雷に『ひだまり猫』もこねこ みーお(p3p009481)はぶわっとしっぽを逆立てて、悲しげに焼け焦げた跡を見る。
(これが続けば被害が拡大してしまいますにゃ)
 預言では雷は大地を焼き、やがては穀物を全て奪うという。
 他の預言の被害も考えれば、神罰と称して棲む家を、土地を焼かれ食料を奪われた人々がどのような道を辿るか、想像に難くない。
 同様に訪れて欲しくはない悲しい未来を想像し『アーリオ・オーリオ』アンジェリカ・フォン・ヴァレンタイン(p3p010347)も頷く。
「そうですね。この状況は……とても許すことは出来ません。人々の平穏のため、そして穀物のためにも」
 人々が悲しむ姿を見たくはなかった。
 それに、この預言が成就してしまえば、毎朝焼きたてのパンを味わう事も、まだ見ぬ異郷のパスタを味わうささやかな幸せだって奪われてしまうのだから。
「食い止めましょう、必ず!」
「絶対雷を止めますにゃ」

 先行するカイトとネーヴェが天使の動きを封じ、猟犬の注意を引いている。仕掛けるなら今が好機だと、イレギュラーズたちはその後を追う。
 遂行者には手を出さない。少なくとも、彼から攻撃を仕掛けてこない限りは。
 それはイレギュラーズたちの共通認識だ。
 この依頼は、雷の停止を目的としている。
 開戦の隙をついて天使を一体討ち取っているが、やはりあの祈りによって雷鳴が呼び起こされているようだ。
 現に天使の数が減った途端、その頻度が僅かに下がったのが関連性を証明している。
 猟犬たちは醜い爪と乱杭歯を晒し、イレギュラーズに吠え立て威嚇を示す。

「これでもまだ動かないのですね」
 愛奈の視線の先では、未だ遂行者がイレギュラーズの観察に徹していた。
「何か覚えられてないといいですにゃけど……」
 男がイレギュラーズを見るように、こちらも彼が余計な行動を取らないか警戒を怠らない。
 ただ。
「さぁさ。わたくしと、暫し遊んで下さいな」
 か弱い兎がおいでと歌うように誘いを掛けるとき。
「そっちには行かせませんよ」
 背後に控える仲間を狙う天使に全弾を叩き混み、愛奈が警告を発するとき。
「ゴロゴロ音がしますにゃ! 落雷に注意ですにゃ!」
「万一の際は私が皆様をお守りします、ご安心を」
 みーおが落雷の前兆を察知し、アンジェリカがすかさず福音を紡ぐときも、カイトが仲間へ飛びかかった猟犬の動きを封じた瞬間も、じっとその一挙一動を見られているのだ。
 視線がまとわりつくようにして離れない。
『私たちで道を切り開くから、任せたよ』
 天使と猟犬を巻き込んで一撃をくれてやり、仲間へそう伝えたモカはふと思案する。
 彼は一体自分たちの何を見ているのだろうか。
 連携や練度の度合い?
 しかし、ローレットの依頼では同席する『仲間』はその時々で顔ぶれが変わる。
 やはり、モカや仲間たちの持つ『手札』を探っているのだろうか――。

 ルーキスの刀が朱い軌跡を描いて、噛みつこうと襲いかかる猟犬を弾き地に沈めた後、
「さあ、みーおさん、アリカさん今だ!」
 控えていた二人のためにすかさず道をあければ。
「みーおの一撃……食らって落ちろ、ですにゃー!」
 鉛は残った天使の翼を撃ち抜いて降り注ぎ、放たれた魔砲は狙い通り猟犬と天使諸共巻き込んだのだった。


●そして舞台に幕がおりて。

 天使の数が多いうちは頻繁に落とされた雷も、戦況が進むにつれやがてその頻度が下がる。
 余計な手間をもたらす雷が止む――すなわち、数の上でもイレギュラーズが優勢に立てる状況となったのだ。
 息の合った連携と鮮やかな攻勢により、次々と敵は屠られて行く。
 最後に残った猟犬にとどめを刺し、その残骸が溶けるように跡形もなく消えたその瞬間。
 まるで劇を見終えた観客がするような場違いな拍手が、イレギュラーズの耳へ届いたのだ。
 彼らが一番警戒していた男へ一斉に視線が向く。
 その先で、意にも介さぬ様子でようやっと観察に徹していた男が動く。
 ゆっくりとした足取りで、イレギュラーズたちのもとへ歩んでくる。
 ローレットに上がった報告にもあったように、男は白い装束に身を包んでいる。
「ああ、幾度も『冠位』を退けたというのも、なるほど納得したよ。忌々しいイレギュラーズ諸君、君たちの健闘を讃えよう」
 遂行者は大仰な仕草とは裏腹に、どこか楽しそうに軽薄な口調でそう告げる。
「それで、何か収穫は得られたか?」
 真っ先に反応したカイトがすぐさま行動を封じようと術式を展開しようとし、愛奈の銃口が男の眉間に狙いを定めても、男はまったく動じる事はない。
「少なくとも今は、一戦交えるつもりはない。だから安心してくれたまえ。そうだね、君たちが尊き主と相容れぬことを、よくよく理解したよ」
 それぞれが再度の戦いを覚悟したとき、その意思はないと否定フードの合間からのぞく金の瞳が一行を見渡し、先の宣言を聞いていたと続ける。
「残念ながら君たちには、天義が歩むべき正しさを理解して頂けないようだ」

「それは。その言い分はあまりにも一方的で、あまりにも冒涜的でしょう」
 幾度困難に見舞われても、苦しみも悲しみも、無力感を味わってもなお。いつだって退けて、一歩ずつ前に進み歴史を積み上げてきた。
 それを誰ともしれぬ者に『正しくない』と定義され、そのすべてが罪だと誹られるなんて、今を護る者である愛奈には受け入れ難い。
 しかし、遂行者は心外だというように肩をすくめて見せる。
「俺も、君たちと同じことを願っているんだよ。『世界中の人々が笑顔でいられる未来のため』にね。そのために、誤った歴史は修正せねばならない」
 だってそうだろうと、狂気あるいは狂信という熱を孕んだ言葉が紡がれる。
「過ちによって無辜の命が奪われることを、君たちは許容出来るかい?」

「君たちは何かに『奇跡』を祈ったことはないか? 友や仲間の死を覆したいと願ったことはないだろうか。あの時別の道を選んでいればと、考え後悔したことは、本当に一度もないかい」
 祈り、願い、悔やんだその瞬間がもしも『過ち』によってもたらされたというならば。果たして、それを仕方がないのだと黙って受け入れることは出来るだろうか。
 そのうえで、根源をこの世界より排除しない限り、いつまでも悲しみは続くのだ。
 そういった問いかけに、カイトがそれは違うだろうと否定する。
「アンタらのいう預言や神託は、気に食わないから書き換えますって言ってるようなものだろう」
 あまつさえ、自分たちの望んだ未来ではないからと、各地への破壊工作に勤しむその行為のどこに彼らの主張する『正しさ』があるというのだろうか。
「遂行者様には、手を出すつもりはありません、が……お名前くらいは、教えてくださらない?」
 交戦の意思はないと言うものの警戒は怠らず、ネーヴェがそう問えば。
 遂行者は騎士が取るような優雅な仕草で頭を垂れる。
「ああ俺としたことが大変失礼した。そうだな、エミリオと。どうかお見知りおきを」
 それはエミリオと名乗った男の軽薄そうな口調とは真逆に、身に染みついたようにごく自然な動作だった。
 ああそうだと、エミリオは付け加える。
「君たちが我が主に賛同するというならば、いつでも歓迎しよう。それでは、また会う日まで。一時の安息を楽しみたまえ」
 そう言って、遂行者はイレギュラーズへ背を向けると風景に溶け込むようにして何処かへ姿を消したのだった。

「何度来ようと同じことだ。俺達が必ず止めて見せる。……皆大丈夫か」
 得物を収めてルーキスが声を掛ければ、各々から応えがある。
「あたしは大丈夫です。皆さんは?」
「みーおもどうにか動けますにゃ」
 そんな声にアンジェリカが傷ついた者を癒やし、その合間に動ける者で念のためにと周囲の警戒と被害を確認しに偵察へ出る。
 しかし、イレギュラーズが影の天使を排除して以降一度も雷鳴は聞こえることはなく、敵影も見えなかった。
 落雷や、それにより生じた小火は大地のあちらこちらに傷跡は残していた。しかし不幸中の幸いか、穀倉や収穫を迎える前の田畑へ深刻な被害をもたらす前にどうにか食い止めることができた。
 ローレットの依頼は当初の目的を果たしたけれど。

「また会う日まで、か」
 誰かが、遂行者の言葉を反芻する。
 ある種の宣戦布告だった。
 それは、観察した結果でもって、忌々しいイレギュラーズを排除してやるという。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

ご参加頂きありがとうございました。

皆様のご活躍により雷鳴は止み、神託の実現は無事に阻止されました。
また、同時に遂行者も立ち去りました。
依頼は成功となります。

お疲れ様でした!

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