シナリオ詳細
I translated your XXX as...
オープニング
●決して猥褻はない
「女の子のパンツになりたい」。俺はその一言ですべてを失った。地位も名声もなにもかも。
だが待ってほしい、パンツに魅了される者達がかくも多いこの世界で、パンツに魅入られ、パンツになりたいと思うことの何が悪いというのだろうか? わからない。
パンツは正義だ。然り。
パンツを被りたい。然り。
ならばパンツになって、肌着になって、女性をクンカクンカすることになんの罪があるというのか、その欲求を口にすることになんの罪があろうか。
ああ、どこかの世界ではイチジクの葉から始まったという衣類に、女性のそれに、いやさ女性の香りに惹かれることの何が、なにが悪であるというのか――!
「ああああああああああすっごい! すっごいいいよこれすっごい! すぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「ひゃっ……っ!?」
男の興奮したような声と息を吸う音に合わせ、付近の女性が慌てたようにスカートを押さえた。何かが起きている。それはわかる。
「はぁぁぁぁぁぁぁ!! スッごい! スッごい爽やか! こう草原を撫でる風のようなあァーっ!」
そこで男はまず達した。かは別としても小刻みに動いていた。女性は恥辱と驚愕を顔に貼り付け、ぺたりと座り込んで声も出ない様子である。
「あぁ……イイ……これすごくいい……」
恍惚とした男の表情(見えない)。もはや自尊心が砕かれた女性の目はびいどろのように、光を取り込むだけの器になってしまっている。
だが男は女性を襲おうとするでもなく、踵を返すと新たなターゲットを求めて徘徊を始めた。
周囲にはおこぼれを与ろうとでもいうのか、やや興奮気味の男たちがぞろぞろとついていく。彼らも女性を襲わなかった。そういうとこだけ紳士かよ。
問題の男の顔には――1枚の、女性の肌着らしきものが。
●繰り返すが猥褻ではないのだ
「……以上が目撃証言の全てだ。女性はのちにカウンセリングを受けて社会復帰しているけどまあ、芳しくない。それで、はいストップストップ殴るのは俺じゃないぞう」
『博愛声義』垂水 公直(p3n000021)は、目撃報告を聞いているうちにずんずん詰め寄って得物を抜き放っていた数名の女性イレギュラー(依頼に参加するかは不明だ)をなだめすかして「話を続けても?」と問うた。
「まず明らかにしておくが、君たちが思っているような現象……男の嗅覚と女性の感じた皮膚感覚とは共有されているとか、男が女性を直接辱めたという事実はない」
女性陣がまず得物を引く。ほっとした表情で、公直は話を続けた。
「男が顔に被っているアレはどうやらなんだか良からぬ魔法と科学の効果みたいなもので、男があれを被って呼吸した際、周囲の相手を――趣向さえ合えば男女問わず――イメージした匂いが嗅げるという変態御用達の品だ。あいつが嗅いでいるのは汗の匂いでもそれを合成したものでもなく、ただのフローラルな香りだ。本当だ。香水とかそういうものだと聞いた」
要出典の情報だが、確度は高いという。じゃあ女性の反応は?
「あれは……男がそういう行為を行ったとき、対象の相手の体に魔力の風が吹き付けられるらしい。場所はランダムだそうだ」
つまり。
男は誰かをイメージした匂いを勝手に嗅いでいて、同じタイミングで風が吹いたりするから女性は辱められていると思ってしまう……そういう仕掛けか。
わかってしまえばどうということはないが、わかってしまっても普通に変態行為である。よくない。
「今回はそいつを殺せばいいんだね、わかった」
「ああ、それはやめてほしい。生け捕りで。最終的に吊るし首になるかもわからないけどまずは生け捕り。殺そうとしなければ死にそうにない頑丈な男だからそれは心配しなくていいよ。問題になるのは、彼の所業に関心を寄せるスケベ心旺盛なギャラリーの方だね。数が多い」
そんな巷の変態ショーを眺める連中も罪っちゃ罪だ。できればとっ捕まえて説教かますくらいは必要だろう、ということ。
「そんなわけで。参加したら最悪、男女問わず『そういう』対象にされる可能性を孕んでいる。ハッタリだといっても気分がいいモンじゃないだろ。君達の自由意志に期待するよ」
そんな呼びかけに、イレギュラーズの選択はいかに。
- I translated your XXX as...完了
- GM名三白累
- 種別通常
- 難易度EASY
- 冒険終了日時2018年09月28日 23時45分
- 参加人数8/8人
- 相談4日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●運命はだいたい諦めたほうが楽
「変態の相手がとっても多い気がするのは何でだろう」
『特異運命座標』猫崎・桜(p3p000109)は己を憐れむように呟く。偶然なのか必然なのかはこの際問題ではない。結果として変態とかそのテの生物を相手にしているという実績がある。そういう相手専門だとか、得意なのだろうと思われていてもおかしくはない。
「ハーッハッハッッハッハ、素晴らしい! 今日はなんて佳い日なんだ! あんな! 所に! いかにもなレディ達がいるじゃないか!」
そんなワケで、今回相手してもらう変態……略称『クンマス』は天下の往来でイレギュラーズを見つけると喜ばしいとばかりにクイッと腰をそらし、一同を指さした。頭にはパンツをかぶっている。あれが魔法の産物でなければとんだ変態であった。そうであっても変態だが。
「成程成程……そんな素敵なパンツがあるのなら狙わない訳がないの!」
『色欲憤怒の三つ目怨鬼』悪鬼・鈴鹿(p3p004538)は目の前の変態を改めてまじまじと確認し、同類の匂いを嗅ぎ取っていた。そして相手を狙うべき対象としてロックオンしていた。ある意味一番この場に居ちゃいけない存在なのだが、居るのだから仕方ない。
「……やってる事よくわかんないけど…要は女性の敵って事でOK?」
「ふむ、下賤の男だがどこまでの力を魅せてくれるか……見物よ」
『疾風迅雷』アマネ・フジシロ(p3p006572)と『色欲魔女「アスモデウス」』サクラ・フジシロ(p3p006576)、彼女ら姉妹はこの変態のヤバさを正確に認識しているとは言い難い状況であった。いや、この場にいる何人が認識してるのかっつー話だが。まあ彼女らこれが初依頼っぽいし。性癖のデパートみたいな見た目なのに初手変態とか彼女らの将来がとても不安になるのだがこれもまた運命である。諦めていただきたい。
「あの元気をなにか別のことに活かせなかったのかな……周りの人達も含めて」
『特異運命座標』ウィリアム・ハーヴェイ・ウォルターズ(p3p006562)は変態と、周囲のギャラリー集団を可哀想なものを見る目で観察していた。
彼らの「ぱんつ」に賭ける熱意は凄まじいものがある。それはウィリアムとて十二分に理解しているつもりだ。だからこそ哀れに思える。増して。
「ッン、スゥゥゥゥゥゥ」
「ひぅっ!?」
変態がパンツを顔に押し当てて大きく息を吸うあの勢いと。
「はぁぁぁぁァァァァ……♪」
「な、何この感触……いやだ…気持ち悪いよ……嫌だぁ……」
吐き出す時の肺活量とか、絶対使い所をひとつ変えるだけで絶大な効果を発揮するだろうに勿体無いにも程がある。そして今の一呼吸で、なんか一番槍を企図して突っ込もうとしていたアマネが無力化された。さっきまで滅茶苦茶それっぽい前口上とか「戦乙女の騎士団(ヴァルキリア・ナイツ)」がどうであるとかすっごい格好いいこと言ってたんだけど考えて欲しい。ギャラリーを仲間が引き剥がす前に突っ込んで初任務の少女1人が目標に到達出来るかっていうと正味のところクッッソ微妙だっていう事実に。
あと今のやりとりだけでギャラリー大喜びなので彼女の社会的パンドラはズタズタである。仕方ない。
「なるほどなるほど! 風つかいのおじさんとケイドロすればいいんだね! きゅーあちゃんははだいじょうぶ!」
『!!OVERCLOCK!!』Q.U.U.A.(p3p001425)は仲間の惨状を見ても、相手の何がヤバいのかがよく理解できなかった。理解できるほどの脅威ではなかった……のかもしれないが。
すでにアクロバティックな動きで変態達の視線を多少なりひきつけている辺りは、無邪気の勝利と言える、のかどうか。
そして、一同がなんやかんや変態に向けてアプローチをかけている間に、クロエ(p3p005161)は密かに彼らとは逆方向へと回り込んでいた。猫としての目立たなさは、こういうときに特に役に立つ。彼女はメスだが、人の姿を取らない限りは変態の影響など受けないのである。
(下着になりたい、というのが今一つわからん)
(変態さんの考えることだから、分かっちゃうのも困るような……?)
『エブリデイ・フェスティバル』フェスタ・カーニバル(p3p000545)はクロエの小さなぼやきに応じつつ、これまた密やかに移動していた。見る者が見ればそれなりに人好きのする外見であろうに、移動が気取られていないのは……Q.U.U.A.の情報網で目立ちにくい路地を選んでいるのと、変態がアマネの次にサクラに狙いを定めたことでいろいろ夢中になっているのが大きいのだろう。
相手の気を引けないのは、それはそれで癪ではあるが……。
「僕の魅力でメロメロにしちゃうよ♪」
「「…………………」」
「…………あ、はい。魅力的、ですね?」
状況がカオスを極めそうになる前に、桜がほぼ着てるか着てないか分からない鎧姿で魅力を振りまきながらしなを作って数歩、前に進む。仲間に狙いを定めて辱めていた変態……クンマスはその時点で初めて彼女に視線を向けた。ギャラリーもしかり。
でも、なんだろう。ひどく屈辱的なリアクションをされているような気がする。なんであんなに彼らは義務的な反応なのか。桜は十分、一般人を魅了しうるはずなのだが。彼らが『紳士』であったのが原因なのだろうか?
「そこの変態さん! そのパ……下着のアイテム使って街の人に恥ずかしい思いをさせるのを止めなさい!」
そして、密かに変態諸氏の背後に回り込んだフェスタが変態代表・クンマスに向けて指を向け、続いて自らを指さしてそう告げる。彼女の目には恐れやこれから起こる事態についての恐怖感といったものが感じられない。往来で人に迷惑をかける変態をなんとかして止めるという使命感が真っ先に来ているので、相手のヘイトを集めたらどうなるのか彼女が気付いていないというのもある。
「……ムッ?!」
ギャラリー一同がフェスタの側を一斉に向く。来るか!? と彼女が身構えると、どうやら彼らの視線は足元のクロエに向いている。
「他人に迷惑をかける趣味は生産的とは言えん。少し考え直してはどうか」
クロエからすれば普通に彼らに向けて諫言を呈したつもりであった。挑発行為の一環であったはずだ。だが、ギャラリー達にはその言動より言葉を話す猫というのがキたらしい。女声だったのが尚更よくなかった。
「アッ……ニャンチャンだ! ヒャァ!」
辛抱たまらんと言った様子でクロエに殺到するギャラリー半数。まるで相手にされていない感を覚えたフェスタは、少し複雑な表情で分離盾を構えた。
反対側では、微妙な反応をされた桜が不機嫌そうに身構え、一歩踏み込む。クンマスの洗礼から逃れたアマネが怒りを露わに目を剥き、サクラに目配せして突っ込んでいく。
Q.U.U.A.は混乱極まる状況を心から楽しんでいるし、鈴鹿に至っては今や遅しと『何者でもないぱんつ』を奪うべく気配を殺し、ゆっくりと歩を進める。
……黒一点のウィリアムの胃は果たしてこれから訪れるカオスに耐えられるのか。見ている側としてはとてもハラハラする展開ですいいぞもっとやれ。
●変態はだいたい楽しんだやつが勝つ
紳士は女性を組み敷くことはしない。生物学的なメスも然り。ゆえに、クロエに殺到したギャラリー達が何をせんとしたか……モフることである。
喉とか。額とか。あとしっぽの根本とか。そういうところを狙って触れようと乱暴すぎない動きで迫ってくる。目が怖い、目が。
「無許可で触ろうとするのは失礼ではないのか?!」
クロエは彼らの動きを巧みに避けつつ、爪で流れるように引っ掻いて回る。どこにそんな体力があるのか、一発食らった程度ではギャラリーは倒れないようだが……失血による気絶はするらしい。しぶといやらチョロいやら。
「ケイドロでもおにごっこでもまけないよっ! とぁー!」
Q.U.U.A.は思い切り跳躍し、自爆スイッチに指をかける。その形状とクリック音にビビったギャラリーだったが、何も起きぬことに怪訝な顔を向け。次の瞬間、顔面にクリームをぶちまけられていた。かと思えば、上を向いたまま膝かっくんされ体制を崩す。
ムッとしてQ.U.U.A.へ向き直った瞬間、絶妙に見えそうで見えない、でもすこしはいてない気配のする衣装に気を取られ、横合いから飛んでくるウィリアムの魔術を頭部に受けてもんどり打って倒れた。
「さっきのお返しだ! 殺ス!」
アマネはクンマス目掛け一直線に突っ込んでいく。邪魔しようとしたギャラリーはサクラの魔術が足止めした。攻撃すれば当たる……殺(と)った、と彼女が確信を覚えた次の瞬間、僅かな呼吸音とともに戦斧は軌道を真下に向け、クンマスの爪先手前に突き刺さった。
「ひぃ……っ!」
「はぁぁぁぁ素晴らしい! 強い意志を感じるこのフローラルな香りのなかに興奮を覚えるフェロモンを感じる! 感じないかい!?」
どうやら一撃加えるタイミングで風を受けたらしい。初心な彼女には耐えきれるものではないようだった。膝を屈した彼女をよそに向き直ったクンマスの顔面を、フェスタの盾が捉えて殴り飛ばす。
仰け反った彼の足を蹴り折る勢いで桜がローキックを放つと、彼女の股間にも怪しい風が吹きすさぶ。
「風を感じても息じゃない。息じゃないから大丈夫。……けど、やっぱり気分的に嫌だね!?」
桜は股間を押さえて数歩下がると、嫌悪感あらわな顔で叫ぶ。はい、ここ大事です。覚えておきましょう。『気分的に嫌』です。
「どうしても止めれないってゆーなら、私に使って!」
しかしフェスタは気にしない。仲間の危機は己が肩代わりするとばかりに堂々と、どえらい宣言をする彼女の姿はクンマスはおろかギャラリーも、遠巻きにそれを見ていた一般人にも衝撃を与える一言だった。傍目に見ればただの変態、本人からすれば多少なり欲望の的になるぐらいどうってことない、という自信満々の表情。
(『嗅がれた気がする』だけなら、ただの風だもんね! それくらいへっちゃら!)
周囲の視線はともかく、彼女は状況を甘く見ていた。アマネの反応を見てもなお自分は大丈夫、と自信に満ちていた。意思を強く持てば大丈夫……その論理は、過去に何度となくそのテの変態と対峙した者たちがぶちあげ、屈してきたフラグにほかならないのだが彼女が知る由もない。知るはずもない。期待に満ちた変態の目を受け止め、それでも彼女は恐れず向き合った。
「悪いけど手当に時間をかけられないからね。雑でごめんね」
ウィリアムは戦闘不能になったギャラリー達の止血や手当を済ませると、数珠つなぎにしてロープで縛り上げていく。いくら変態といえど女性に直接手を下していない以上、命を奪うわけにはいかない。最低限、生かしておかねばならぬのである。一方で、自分を狙うように宣言したフェスタの態度には目を丸くしてしまう。覚悟ありきの宣言だとしても、いくらなんでも自分を大事にしなさすぎではないか。
だが、それもこれも全て鈴鹿がクンマスからぱんつを奪う為の準備である。止めるわけにはいかない。いかないのだが。
(それでも風が当たるのって……だよね、来るってわかってるのと実際に受けるのとでは全然違うんじゃ……?)
彼の懸念は正しい。
「いひゃっ……ひっ、何これぇ?!」
股布が張り付くような、吸い付くような感覚。目の前ではクンマスがぱんつを手に思いっきり息を吸っている。同期している、呼吸と感触が。その事実がまず彼女に強い嫌悪感を与えた。
「ンンンンンン……っ素晴らしい……! っはぁぁぁぁぁア」
次は股間をなぞりあげるような空気の流れ。所詮は空気。所詮は自然現象。彼が吸っているのは単なる香水らしきもの。理性で理屈をつけて我慢しようとするが、フェスタは知らず『変態』というものを甘く見ていた。耐性がない、というのが正確だろうが。とにかく、自らを襲う未知の感覚に驚き戸惑い、見る間に顔を赤くしていた。
「や、やめてぇ……」
「ふんふんこれは素晴らしい、程よく運動した爽やかさに恥じらいを感じる香りが加わって芳しい、だがこれは少し」
「嫌っ、まつりの匂いを説明しないでぇぇぇっ!」
フェスタはここで、クンマスの前に心が屈服した。クンマスはここで達した(かは知らない)。
さめざめと泣くフェスタは、膝に前足をかけたクロエを見てぐしゃぐしゃになった顔をさらに歪めた。
「さあ、クンマスが被ってる『何者でもないぱんつ』よ、我が手に来たれ!『パンツカモン!』」
その時、ずっと潜んでいた鈴鹿がここぞとばかりに叫ぶ。クンマスの意識は完全にフェスタやら桜やらに向いており、完璧すぎるタイミングであったといえる。一瞬のち、その頭からパンツは消え、さらに股間には鈴鹿が幻影刀の柄を握った状態の拳が突き刺さる。オメー友人から貰った刀の使い方間違いすぎじゃねーかと突っ込んではいけない。アドリブである。
「オ゛……ッフ、甘い、私は人前ではしたないここを見せないようにファウルかブッ!?」
「急所、何か変な感触だったけど効果はあるんだね? ふふん、僕、覚えたよ♪」
勝ち誇ったように耐えかけたクンマスの股間に、桜の追い打ちが入る。いかにファウルカップがあろうと繰り返し殴られれば男は実際社会的にも性別的にも死ぬ!
一発の金的で倒れなければ百発の金的を入れよと時の拳闘士も、さすがに言っていないと思う!
なお黒一点のウィリアムはそこまで敏感な方ではないので股間を押さえる愚をおかすことはなかったが、さすがに顔を背けた。
「きゅーあちゃんたちのチーム勝ちかな! あっ、フジシロさん達はこれをゆーこーかつよーしてね!」
勝利を確信したQ.U.U.A.は、未だ放心状態のアマネにおっさんのぱんつをかぶせ、いいことしたとばかりのドヤ顔だ。
何ていうか。その……酷い事件だったという報告書が亀甲縛りにされたクンマスと一緒に持ってこられたので、情報屋の目が冷たい光を帯びていたのは脇においておこう。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。これがNORMALだったらこんな被害では到底済まないのですが変態が絡んだEASYです。変態なりにひどい目に遭わせたという感じです。はい。
ちなみに私は女性下着に顔をつけたりしたことはビタイチありませんが、パンツになりてぇとかそういう願望は理解できなくありません。嘘です。嘘ですってば。
MVPは奪った方と奪われた方で暫く迷いましたが、二度はやるなよって戒めもこめて奪われた方です。
GMコメント
「私は彼女のXXXを……と解釈した」ってひっでえ文章ですね。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
●成功条件
『クンカーマスター』の捕縛(ギャラリー共の捕縛は成功条件に含まれない。推奨ではある)
●『クンカーマスター』(プレイング内『クンマス』で省略可)
変態です。
女性の肌着とかそういうものになりたいと公言しちゃって社会的地位を失ったあと、『何者でもないぱんつ』の持ち主になった為日毎に変態の所業を繰り返しています。
未だに捕まってないのは、一般レベルの範囲内でそれなりに逃げ足が早いからです。自分の心に正直なので感情のゆらぎが少なく、欲求には素直ですが平和主義のため『怒り』のBSを被りません。
もっとも、イレギュラーズのような上物を前に逃げるという発想を彼が持つかは別問題ですが。
いざ戦うとなるとアメリカンクラッカーのようなもので戦います。至近~中までをカバーできる技能を持ちますが所詮は戦いの素人です。
耐えます。めっちゃ耐えます。でもそれ以外ビタイチ特徴もない弱さです。
●ギャラリー×10
変態の所業を見守りたい会、みたいなそういう人たちです。でも被害者の女性に手出しはご法度らしいです。介抱したれや。
素人ですがそこそこ耐えます。彼は俺たちが守ってみせるみたいな、そういう発想の人たちです。
●『何者でもないぱんつ』
出処不明の魔法アイテム。これをかぶって意識してこう呼吸したりすると周囲の対象(ランダム)が不快な思いをすること請け合いです。ただし『実際に嗅がれている』わけではないので一切の猥褻はない。いいね?
●戦闘区域
メフ・メフィート大通り。
戦闘が長引くとみなさんも同類扱いを受けるかもしれませんので、決着は早いほうが望ましいです。
まあ早く片付いてもその間の濃密なアレコレはあると思うんですけどね!
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