シナリオ詳細
<総軍鏖殺>その遺跡、調査致します。
オープニング
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未だ動乱の中にある鉄帝国。中立を掲げる独立島アーカーシュの活動により、アーカーシュ内ではゴーレムたちが冬支度のために農作業や設備の修繕などを行っていた。
「修理した奴らも問題なく動いてるな」
「はい、です。しっかりばっちり動いています、です」
先日、修理を行ったゴーレムの様子を見ていたクレイン博士と『蒼の記録装置』サフィロス・クレイン( p3n000278)。動作には問題なく、予定通りしっかりと冬支度に向けて働いているようだ。
これで任されていた仕事は終わった。クレイン博士は、次はどこへ行こうかと思案していると、サフィロスが彼に声をかけた。
「そういえば……博士、部品回収した遺跡の奥は調べない、ですか?」
「あー、あそこか」
キャプチャースライムなる敵がいた遺跡。戦闘が終わった後に軽く調べた結果、あそこはゴーレム関連の何かしらの施設だった、ということまでは把握している。とはいえ、更に奥の方を調べれば何か有用な物や情報が見つかるかもしれない。
「調べものならお前を連れて行きたいが、流石に一人じゃ守りきれないしな……」
「でしたら! 他のイレギュラーズの皆さんに協力して頂ければ良い、です!」
「協力、ね。まぁ、そうなるよな」
渋い顔をしたクレイン博士は一つ溜息を吐き、仕方がないと言いたげに続けた。
「サフィ、俺の代わりにローレットに依頼出してきてくれ。俺、ギルドの方には顔出したくないし……」
「了解、です。任されました、です!」
元気よく返事をしたサフィロスは、そのままアーカーシュにあるローレットへと駆けて行った。クレイン博士はその背を見送ると、渋々ながらも武器の準備をし始めた。
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たまたまローレットへと立ち寄っていた『比翼連理・護』藤野 蛍(p3p003861)と『比翼連理・攻』桜咲 珠緒(p3p004426)の二人の瞳に、つい最近出会った秘宝種の姿が映った。以前、遺跡内で助けたクレイン博士の姿はない。またどこかで何かに巻き込まれたのかもしれないと思い、二人はサフィロスに声をかけた。
「こんにちは。サフィロスさん、ですよね?」
「あ、はい、です! こんにちは、です。珠緒さん、蛍さん」
「こんなところで、どうしたの?」
「ちょっと博士から依頼を出すよう、頼まれました、です」
「依頼? また何かに巻き込まれたの?」
蛍と珠緒の背後から声をかけてきたのは、以前二人と同じように部品回収の依頼を受けた『浮遊島の大使』マルク・シリング(p3p001309)だ。彼の言葉にサフィロスは「いえ、」と首を横に振る。
「この前、部品回収のお手伝いをして頂いた遺跡があった、ですよね? 部品回収した場所よりも、更に奥があることもご存じ、ですよね?」
「確かにあったね。あの時は部品回収が目的だったから、奥には行かなかったけど……」
蛍はその時のことを思い出す。『キャプチャースライム』なるスライムが、部品やら炎やらを取り込んでおり、それらを倒し部品を回収したのだ。
「確か、部品回収したあの場所は『待機、倉庫』みたいなことが書かれてたって言っていたよね?」
「ゴーレム関連の遺跡かもしれませんし、何より『キャプチャースライム』なんてスライム……あれについても調べられたら、と思っていたところです」
「でしたら、丁度良かった、です!」
そう言って、サフィロスはパンッと手を叩くと、三人に提出予定だった依頼書を三人に見せる。
「実は、博士と僕とで遺跡の更に奥へと行きたくて、それに関する依頼を出すつもりだった、です! 博士はイレギュラーズで、銃でバーンッと戦えます、です。けど、僕は調べものは得意でも、戦うのはとても苦手、です。ですから、護衛と、良ければ調査のお手伝いもお願いします、です! もしお時間が空いていれば、受けて頂けると博士も喜びます、です」
サフィロスは目をきらきらさせながら、三人にお願いをした。マルクは少し考える素振りをみせる。
「護衛と調査、か……確かに、まだあのスライムは居るかもしれないよね」
「その可能性は高い、です。それにゴーレム関係の施設だとするなら、壊れたゴーレムが異常動作をしている可能性も視野に入れるべき、です」
だとしたら、戦えないサフィロスを一人で守るのは無理だ。ここに依頼を出すのも納得だ。三人は頷き合うと、「時間が合えば是非」と応えた。
- <総軍鏖殺>その遺跡、調査致します。完了
- GM名萩野千鳥
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年11月10日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
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「くくっ……いやぁ、いいですねえこういう調査は」
「右に同じく。やはり遺跡調査はいいねえ」
壊れたゴーレムを修理するための部品があるという遺跡。そんな遺跡に興奮を隠しきれない『微笑みに悪を忍ばせ』ウィルド=アルス=アーヴィン(p3p009380)と『夜明け前の風』黎明院・ゼフィラ(p3p002101)は周りを見回す。
「確か、ここは『待機、倉庫』と書かれていたんだったか?」
「そうだよ。それにしても、『待機、倉庫』か……この遺跡の奥には、一体何があるんだろう」
「そうでスね。どれくらいの深さがあるかは分かりませんが、探索せずに残しておくっていうのも気持ち悪いでスし、行っちゃいましょうか」
ゼフィラが、既に一度ここにやって来たことのある『浮遊島の大使』マルク・シリング(p3p001309)に尋ねるとすぐに答えが返ってきた。ゼフィラに肯定したマルクは、前回行くことが無かった先へと続く道を『合理的じゃない』佐藤 美咲(p3p009818)と共に覗き込みながら、先へと進むように進言する。同行していたクレイン博士は、それに同意するように「そうだな」と言うと、イレギュラーズ一行は先へと進んだ。
少し進んでみて分かったが、『待機、倉庫』と書かれた部屋まで何か大きなものを運ぶためなのだろうか。通路、といってもそれなりの広さがある。
「ゴーレムの部品がある、ということはここは元々ゴーレムの生産工場だったのでしょうか?」
「倉庫、ってあったから、生産後に管理していたのかもね」
「生産もそうでスけど、修理工場の可能性もありまスね」
歩きながら、『比翼連理・攻』桜咲 珠緒(p3p004426)と『比翼連理・護』藤野 蛍(p3p003861)、美咲はここがどこなのか考察する。その考察を聞きながら、『愛を知りたい』ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)は疑問を口にした。
「うーん……ゴーレムって今までにいくつも発見されていますけど、こうして生産とか修理ができるような場所があるゴーレムは、アーカーシュでは人間の代わりの労働力扱いなのかな?」
「詳しくは『記録』されていません、です。ですが、その可能性は高い、です」
「まぁ、現に俺たちは労働力として使ってるからな」
『蒼の記録装置』サフィロス・クレイン(p3n000278)がそう考えると、補足するようにクレイン博士が今の自分たちが思いついた運用法は、アーカーシュにいた人たちも思いつくだろう、と暗に答える。ココロが「なるほどー」と感心していると、先頭で罠の有無を調べていた『EAMD職員』キャナル・リルガール(p3p008601)が何かが動いた気配を察知する。
「あっちに何かあるっす!」
キャナルの指を差した先に、一部のイレギュラーズにとって見覚えのある姿を捉える。
「あれは……! キャプチャースライムでスね。サフィロス氏は下がってください」
美咲が指示すると、素直にクレイン博士の背後に回った。イレギュラーズたちの気配に気づいたキャプチャースライムたちも、続々とその場に集まってくる。
「纏めてお相手致しましょう」
「右に同じく!」
珠緒と蛍がそう告げると、各々武器を構えて対峙した。
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「隙だらけだな――っ!」
ウィルドや蛍が気を引いている隙に、後方からゼフィラがキャプチャースライムに向けて聖なる光を放つ。その光はキャプチャースライムたちを貫くように拡散すると、その光の合間を縫うように聖なる光とは真逆の、不吉な帳が下りる。
「その中身、投げられる前に倒しますよ!」
「ナイス、珠緒さん!」
複数体を相手に、遠慮なく攻撃するイレギュラーズたち。今回はゴーレムの部品回収の依頼はされていないが、それでも物資はあればあるだけ良い。
「あれらは何なんだろうね? 栄養源にしているようには見えないけれど!」
マルクはどろりとした泥でキャプチャースライムを覆いながらも、彼らの生態について考察する。その横からパンッと発砲音がすると、その考察に付け加えるようにクレイン博士は所感を告げる。
「回収した部品はほぼ無傷だった。しかも、劣化もあまり見られなかった。最近取り込んだ、とかそういうのでないなら、少なくとも消化はしてないだろうな」
「ということは、もしかしたら部品を保管する役割があるのかな?」
「かもな、っと!」
キャプチャースライムが貫こうと伸ばした手を銃で防ぐと、後ろに下がった。すぐ近くにいたココロは、クレイン博士の元に駆け寄る。
「大丈夫?」
「問題ない」
「でも、念のために回復しておくね」
ココロは返事を待たずに、彼を回復する。ココロは更に、引き付けきれていない個体を引き付けようとしたが、ウィルドがそれを止めた。
「私と蛍さんで残ったのも引き付けておきますから、」
言外に、任せてくれ、と言ったウィルドに「分かったよ」と返す。彼と蛍が引き付け、ゼフィラと珠緒、キャナルが纏めて処理を行っている。非常に連携がとれている。あと少しで、この場にいるキャプチャースライムは倒しきる。――そう思っていた。
ドンッという大きな音。キャプチャースライムがやって来た通路側から、ぼろぼろのゴーレムが三体。いや、五体だろうか。
「っ、お、おかしい、です! あのゴーレムさんたち、おかしい、です!」
「何がおかしいんっすか!?」
サフィロスの言葉にキャナルが問う。
「あれは既に活動を停止しています、です! 明らかに壊れています、です! 絶対に動けないはず、です!」
「絶対に動けないはずなのに動けている? ……へぇ? とにかく、私があっちを抑えるから、ウィルドさんはスライムをお願い」
「任されました」
蛍はウィルドにそう告げると、更に前へと出る。あのゴーレムは特に遠距離武器を持っている、という風には見えない。ならば、後方にいる仲間たちの元へ行かないように気を引いた方がやりやすい。
「原始的な武器を振り回すアンタたちなんかに負けないわよ! かかってきなさい!」
挑発するような言葉に、イーラゴーレムたちの視線が蛍に向く。なんとなく、怒りを伴った何かを感じる。
「スライムの方はほとんど体力もなくなってるみたいだ。こっちは確実に仕留めるから、向こうを!」
「分かった。可能なら、無効化して持ち帰りたいところだけど……まずは、倒すのが先だ」
ゼフィラが残ったキャプチャースライムを、確実に一体ずつ処理していく。その横をマルクが通り、ブラウベルクの剣で斬りつける。反撃するように、斧を振り下ろすイーラゴーレム。しかし、その攻撃は美咲によって阻まれる。
「援護しまス」
美咲が後方から弾幕を張ると、イーラゴーレムの動きを止めた。その隙に珠緒が魔剣を作り出し、振り下ろす。
「――――、」
振り下ろされた一閃に耐え切れず、イーラゴーレムはその場に崩れ落ちる。ずっと感じていたオーラのような何かは消え、ぴくりとも動かなくなった。
「なんだろう、怨霊みたい……」
「よく分かりませんが、確かにそんな感じ、です」
ココロが仲間に回復をかけながらぼそりと呟くと、サフィロスがそれに応えた。
「……鉄帝の新しい皇帝は、『憤怒』だろ? 壊れて放置された魔物――天衝種の一種か何かじゃないか?」
「アーカーシュに来ているの?」
「さぁ?」
クレイン博士は俺は知らん、と言いたげに銃を構えると撃つ。そう言っている間にも、仲間たちは攻撃を続ける。キャプチャースライムは既にこの場にはいない。鉄パイプのような物を持ったイーラゴーレムの攻撃をかわしたキャナルは、カウンターと言わんばかりに零距離射撃で蹴散らすと叫ぶ。
「さぁ、あと一体っすよ!」
その声に反応したのか、別のイーラゴーレムがキャナルの方を向く。持っていたバールのような物を振り下げ、キャナルに当てるが、彼女はまだ耐えている。
「今の内っす!」
「分かっているよ」
攻撃をした時が、一番隙ができる。どこかで聞いた話だ。ゼフィラは容赦ない弾幕をイーラゴーレムに浴びせた。
●
「……これは、完全に壊れているな」
「さっきまで動いていたのが嘘みたいだ」
敵を排除し終えで周りに散乱している部品などを回収している中、クレイン博士とマルクは、先程まで動いていたイーラゴーレムを観察していた。他のイーラゴーレムは、
「さっきココロにも言ったが、天衝種の一種か何かだろうな」
「だとしたら、何故こんなところに……」
考え込むマルク。その最中に、サフィロスが背後からひょこっと顔を出す。
「博士! 奥に部屋がありました、です。多分、あそこが最奥、です」
「よし、そっちの方に行ってみるか」
各自使役したファミリアーや少女型ロボットを使い、キャプチャースライムが持っていた使えそうな物を粗方回収し終えたようだ。タイミングを見計らって声掛けをしてサフィロスが言っていた部屋へと警戒しながらも向かう。しかし、先程で全部だったのだろう。特に敵に遭遇することなく件の部屋の前に辿り着くと、扉をゆっくりと開く。
「ほう、これはこれは」
「整備か何かやってたんでスかね? 広さ的に生産工場って感じではありませんね」
ウィルドが興味深そうに観察している隣で、美咲も抱いた感想を口にする。部屋はそこそこ広いが、大型の機械のような物があるせいで狭いと感じてしまう。大きな作業台には先程戦ったゴーレムと、同じ大きさくらいの物が横たわっていた跡がくっきり残っていた。
「さっきのゴーレムたちはここから起き上がったのかな?」
「ということは、あのゴーレムたちは長い間放置されていたのでしょうか」
「あー、それは怒るかもね。修理されずに放置とか」
ココロが作業台に残された跡を見ながらそう言うと、蛍と珠緒も続けた。イレギュラーズたちは各々部屋の中を調査していく。資料はどうにか残っているようだが、ぼろぼろになっているためほとんど読めない。しかし、美咲は少しでも情報を得られないか、本を解読し始める。
「うーん、これは『修理用部品保護、マニュアル』?」
「やっぱり、ゴーレムの修理工場だったみたいだね」
「でスね。ええと、『部品保管、スライム、転用し、保護』……あー、あのキャプチャースライムは部品を長期保管するために、酸を中和して使ってたみたいでス」
「……そんなこと、できるの?」
「できていたんでしょうね」
美咲の話を隣で聞いていたマルクは疑問に思ったが、ここはアーカーシュだ。未知の技術があったのかもしれない。他にも本らしき物を手に取るが、解読不能だった。
一方その頃、ゼフィラとキャナル、クレイン博士は入念に部屋を見回していた。
「隠し部屋みたいなのもないみたいだねえ。残念だ」
「あったとしても、罠だらけっぽい気がするっす。それにしても……流石に、機材系で持ち帰れそうなものは無いっすね……」
残念そうにするゼフィラとキャナル。キャナルのゴーストでこの部屋内部を探ってみるが、ここがゴーレムの修理に使われていた場所だった、ということ程度しか分からなかった。逆に言うと、本当にそれしかしていなかったのだろう。
「細かい道具みたいなのは使えそうっすけど、それは遺跡外にある物で代用できるんっすよね?」
「そうだな。ここら辺は多分、この機材が使えなかったとき用の予備だろう。使われてる感じがしない」
「なるほど。とはいえ、流石にこの機材……なのか? 作業台はそもそもここから移動はできなさそうだ」
「分解も無理だな。そもそも、分解したところで、組み立て直せるとも思えないしな」
きっぱりとそう言い放つクレイン博士。どうやら、これはここでしか使えなさそうだ。人の痕跡がないかどうか同じように部屋を探っていた蛍が、機材に取り付けられたスイッチ群に目をつける。
「これって、なにかな?」
「それは操作盤、です! どこかに起動スイッチがあると思われます、です」
「起動するんですか?」
「外から見る限りでは、壊れているところは見当たらない、です。なんらかのエネルギーが装填されていれば、使えるかと思います、です」
「何らかのエネルギーですか……」
サフィロスが近くにあるハイエレメンタルが入れそうな透明なケースをぺちぺち叩きながら伝えると、珠緒と蛍はそれを見ながら考え込む。すると、蛍がふとあることを思い出す。
「もしかして、動力は火なんじゃないかな?」
「火、ですか?」
「ほら、前に暴走していたハイエレメンタルがいたでしょ。あの子が警備兼動力だったんじゃないかなって」
「その可能性はあります、です」
他にハイエレメンタルは見かけなかった。となると、思い当るのはその一体のみだ。一度皆で集まって情報を共有し合うと、クレイン博士は告げた。
「まぁ、ここがどんな場所か分かっただけでも十分だ。あのキャプチャースライムを利用して部品が保存されていたお蔭で、ほぼ新品同様の部品が手に入ったしな」
「あとは、あの完全に壊れたイーラゴーレムを修理できたらいいんだけど」
「あれは流石に無理だな。ここで寝かされていたんなら、あれで直せた可能性もあっただろうが」
そう言って、ちらりと作業台や修理用の機材を見る。
「ま、あいつらの部品を他のゴーレムの修繕に使わせてもらうとしよう」
そう締めると、皆に新たに見つかった部品など使えそうな物を運び出し、地上へと戻って行ったのだった。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れ様でした。
遺跡の調査が進み、ゴーレムの修理工場であることが判明しました。
ご参加頂き、ありがとうございました!
●運営による追記
本シナリオの結果により、<六天覇道>独立島アーカーシュの技術力が+10されました!
GMコメント
初めまして、こんにちは、こんばんは。萩野千鳥です。
早速ですが簡単に説明致します。
●目的
遺跡最深部を調査するクレイン博士及びサフィロスの護衛
●地形
前回部品回収をした、アーカーシュにある地下遺跡の奥になります。
ゴーレムの部品や、何らかの道具が散らばっています。大がかりな装置もあるようです。
ゴーレムの部品があった遺跡で、元はゴーレム関連の何かしらの施設だったのではないかと推測されています。
●敵
『キャプチャースライム』×20
体長80センチほどの大きさのスライムです。色んな所に分散しているようです。
自分の体長以下の物を一つ取り込む性質があります。
取り込んだものを投げたり、スライムの手を伸ばして足止めしたり、崩れさせたり、貫いたりしてきます。
『イーラゴーレム』×5
壊れて動けないはずのゴーレムです。何故か動けるようです。
怒りのようなオーラを感じます。
バールのような物や錆びた斧などで、殴ったり、斬ったり、出血させたりします。
●NPC
『クレイン博士』
魔砲と銃の使い手です。中~超遠距離からの攻撃が得意です。
現在はローレットを離れていますが、イレギュラーズの一人です。
『サフィロス・クレイン』
戦闘できない記録や調査に特化した秘宝種です。
指示があれば、隠れたり必死に逃げたりします。
●特殊ドロップ『闘争信望』
当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
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●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●他
こちらは『<総軍鏖殺>その部品、回収致します。』のAAです。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/8512
以上です。どうぞ宜しくお願いします!
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