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シナリオ詳細

海の向こうの“ビアガー”伝

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●酒をよこせ、あわよくば飲み放題をよこせ
「あーし、ちょっと『こっち』でビアガーデン見つかったって聞いたんだけど、マ?」
「何でオレに聞く?」
「ちょうど通りがかったから? ヒマっしょ」
 『???のアバター』エイル・サカヅキ (p3x004400)の唐突な、あまりに唐突な質問に、『闇役者』黒鶫(p3y000119)はフードの奥であからさまに顔をしかめた。声が不機嫌なそれだが、敢えて空気を読もうとしないエイルには関係のない話だ。『航海』から今まさに船に乗ろうとしていた彼をしてヒマ扱いもアレだが、事実そこまで急ぎの用もなかったのだから仕方ない。
「ビアガーデン……ビア……まさかな」
「なんだやっぱり知ってんじゃーん☆ 教えろ☆」
「待て。オマエが探してるのはエール飲み放題みたいな場所だろう。そんなもの『航海』にはごまんとある。それじゃないのなら、オレがこれからアクエリア近海に探しに行く依頼の対象だ」
 何かを察したように口元を抑えた黒鶫を見て、エイルは話が遅いと急かす。彼女が求めているのは『エール飲み放題』の方なのだが、そもそも最近現れたばかりの新人陰キャアバターが何を探しに行くのかはとても興味をそそられたらしい。やっぱオタクに優しいギャルなのでは?
「え、アクエリア島にビアガーデンあんの!? テンアゲじゃん!」
「話をちゃんと聞け。酒絡みではあるがそこはとても危険で」
「はいはいアクエリア島9名様ごあんなーい☆」
「待て、いつのまに7人連れてきた? やめろ! オレでは収拾がつかなくなる!」
 黒鶫の混乱をよそに、エイルがあれよあれよと話を進めていく。
 気付けば、アクエリア近海まで移動していた。『ネクスト』はマップ移動がワンタッチだったりするからネ。

●どうしてそうなったんですか?
「何この……一面に漂う安酒の匂い……」
「だから言わんこっちゃない」
 船酔いとアルコール臭のダブルパンチで海に虹りかけていた面々をみて、やれやれと言った様子で黒鶫は首を振った。
 エイルは聞いてないんだけど、という風情で肩を揺さぶってくるが、彼はどこ吹く風だ。
「オレが頼まれたのはこの辺りに生息するガー(条鰭綱新鰭亜綱ガー目)の一種、『ビアガー』の捕獲だ。なんでもそいつの体を通した海水は良質なエールになるとかなんとかで、ここいら一帯がビアガーの群生地、そのせいで酒臭いんだそうだ……酒に強いなら泳いで獲ってくればいい。この辺りなら飲み放題だぞ?」
「思ってたんと違う……」
「まあ依頼主はこいつら捕まえれば酒飲み放題なのでは? とそこの女(エイル)みたいな発想でいたんだろうがな。……良質なエールであることは間違いないんだろうが、手段がなあ」
 エイルが絶望でうめぼし顔みたいなことになっている。だがこの状況でも泣き言が出てこない黒鶫はなんだろう、なんか耐性とか取ったの? そんなスキルツリーあったの?

GMコメント

 ビアガーデンとか普通にありそうだし、変化球を書こうとして超スローボール投げちゃった感じです。山なりのアレ。

●成功条件
 ビアガーの一定数以上の捕獲

●重要な備考
 このシナリオで「20歳以下(アバター外見年齢)」が海で泳ごうとするとシステム上弾かれます(マスタリング対象です)。

●ビアガー×20はくだらない(戦意低減で撤退あり)
 ガー的な姿をし、なんらかの方法で水をエールに変えてしまう魚。群生しており、個々の能力も結構高い。
 水中戦を挑むとなると高い機動力と嘴のような口吻部分による【防無】【移】の刺突が飛んできますし、この攻撃には機動力ボーナスも乗ってくるので、相当自身がない限りは船上で狙い撃ったほうがなんぼか安全だと思われます。
 なお、船の下とかその辺りに突っ込んできて沈没させにくることもあります。

●ビアニア×10
 ピラニアっぽいアレで、アルコールにつられてきます。
 血の匂いではなくアルコールの匂いの濃い者につられ襲いかかります。
 なんもしないとリプレイ途中で唐突に現れてビアガーを狩り始めます。対処が必要かもしれません。

●戦場
 アクエリア島近海。
 海が全体的にエールに染まっています。
 酒に弱い人が入ると毎ターンくらい「恍惚」判定を向けられたりしますのでかなりの注意が必要です。
 改めて申し上げますが飛び込みとか海の水を飲むとかは年齢制限的サムシングが厳しくなります。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

※重要な備考『デスカウント』
 R.O.Oシナリオにおいては『死亡』判定が容易に行われます。
『死亡』した場合もキャラクターはロストせず、アバターのステータスシートに『デスカウント』が追加される形となります。
 現時点においてアバターではないキャラクターに影響はありません。

  • 海の向こうの“ビアガー”伝完了
  • GM名ふみの
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年09月18日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

リュート(p3x000684)
竜は誓約を違えず
ハルツフィーネ(p3x001701)
闘神
雀青(p3x002007)
屋上の約束
ジオ(p3x002157)
大型
リアナル(p3x002906)
音速の配膳係
エイル・サカヅキ(p3x004400)
???のアバター
タント(p3x006204)
きらめくおねえさん
霧江詠蓮(p3x009844)
エーレン・キリエのアバター

リプレイ


「いやさ? アクエリアビアガでテンアゲパーリー、あざまる水産よいちょまるの想定よ……なのにさー! どゆこと!?」
「『ビアガーデンでテンション高く飲み放題を催してこんな簡単なクエストを用意して有難うと祈りを捧げる』までがワンセットの想定……だったと? 足で探せばよかったじゃないか、街の方で……」
 『???のアバター』エイル・サカヅキ(p3x004400)の心の叫びに対し、『闇役者』黒鶫(p3y000119)は知ったことかと顔をしかめた。ギャル語を噛み砕いて説明し直す辺り、微妙に嫌味ったらしい。
「広場でシャウトで黒ぴーの仕事はブラックでーすって叫ぶかんね黒ぴーだけにwうぇっw」
「エイルさんはテンションがおかしいですね。二日酔いなのでしょうか?」
「アー……エイルは……大変だな! 応援してるぞ! たぶん」
 『何を言ってるんだこいつは』という呆れ顔を浮かべた黒鶫と、テンション振り切ったエイルの姿を、『魔法人形使い』ハルツフィーネ(p3x001701)と『調査の一歩』リアナル(p3x002906)はどこか遠いものを見るような目で見ていた。両者ともにエイルの「真実」を知っているので、その所業に思うところはあるし、それを見られているエイルも気が気ではない。というか絶望的な気持ちですらあった。
「ほぇー……凄いところッス! リュートも飲んでみたいッス!」
「だめよ、こんなところに君みたいな子が飛び込んだら! 大人に任せなさい!」
 他方、海に身を乗り出して今にも飛んでいきそうな『神の仔竜』リュート(p3x000684)を『大型』ジオ(p3x002157)が羽交い締めに……文字通り翼を締め上げる形で止めている。年齢こそ分からぬまでも、竜の子なのだから海に放り出すわけにもいかない。苦渋の選択であった。
「よっぽど自信が無ければ船上からの方がいい、って言われたけれど。大丈夫、体力と守りは万全、回避もそこそこ。これがわたくしの自満の身体よぉ。どうぞご覧あれ!」
「タントは相変わらず眩しいな……海中で光れば良い目印になりそうだ」
「褒めても何も出ませんわよぉ雀青様! でももっと輝いてみせるわぁ!」
 『きらめくおねえさん』タント(p3x006204)が海を行くビアガー達に向けて己をアピールする決意を固める姿を、『ガジェッティア』雀青(p3x002007)は感心したように眺めていた。姿かたちこそ違えど、飾らないその姿は他者にとって非常に心強いものでもある。……このような理解に苦しむ場面では特に。
「混沌の天地は複雑怪奇とはまさにこのことだな……なんなんだ体に海水を通すと酒に変わる魚って」
「酒の味はわからないが匂いは……わからないけどこの匂いが安酒なのはわかる」
「というか、周りの魚類も酔っ払ってないかこれ?」
 『エーレン・キリエのアバター』霧江詠蓮(p3x009844)の非常にごもっともなツッコミには、「なんでそうなのか」は敢えて触れないようにしてリアナルと雀青も同意する。これはネクストでの出来事だけど、混沌でも同じことは起きるんだろうなあ、きっと。
「……いや、この海ほんとに海なの?」
 リアナルは衛生状態の心配も併せてしていたわけだが、そもそもジオの言う通り、海として認識するのは正直とても難しい。だって一面酒だもんな。データのバグで海水にビールのレイヤーが間違って挿入されてるんだよ、と言われたほうが幾らか理解ができるというものだ。
「……あとエイルは大丈夫か。若干笑顔に悲壮感が見えるぞ。誰かに弱みを握られでもしたか」
「いや鮮度ぴちぴちギャルだし? 回復も厚いし? タンタンが一緒にダイブしてくれるなら安心でしょフルダイブゲームだけに! あーし面白いこと言ったんじゃない? クリティカル上げててよかったなー! っかー!」
「……ギャル語の領分を超えているが大丈夫か?」
 全然まったく、ちっとも大丈夫じゃないエイルの様子に、気にかけようとした詠蓮もちょっとかわいそうな気持ちになった。
「いえいいえい、エイル様かんぱーい!」
「はいタンタンかんぱーい!これつまり事前付与天才~」
 タントは雰囲気を盛り上げるために、なぜか船に積んであったお高いお酒をあけて乾杯の音頭を取る。エイルも合わせるがやけくそ気味に見えなくもない。
「なあ、エイルとタント大丈夫だろうか?」
「クマさんがついているので、大丈夫です。タント様がいるので大丈夫って、クマさんも言ってます」
「そっかぁ」
 雀青も正直、船の上で飲み始めた2人が心配になったのだが、そうはいっても事情を知っていそうなハルツフィーネが大丈夫というのだ。大丈夫ということでいいのだろう。……いいのか?
「2人が飛び込む前にどーんっと景気よくいくっすよー!」
 リュートは飛び込むことを諦め、海上を数度旋回してからブレスを放つ。次々と着弾する爆発音は、次の瞬間水面へとぷかぷか浮かぶビアガー達を顕にする。混沌で、もしくはネクストでどうかはわからないが、よいこは真似してはいけないタイプの漁である。……多分すぐに復帰するしな。
「クマさんは飲んだりしないのでセーフです。そして華麗なクマさんは、水中でもお魚には負けません」
「にばん、エイル・サカヅキいっきまーす!」
「わたくしを見て……いっぱい感じて頂戴」
 ハルツフィーネ(のクマさん)、エイル、タントは次々と水中へと飛び込み、各々の手段でいまだ元気なビアガー達へとアピールしていく。浮いて動けないビアガーは詠蓮がタモ網ですくい上げる。リアナルは船にあった網を垂らして飛ぶと、あちらこちらへフラフラと移動してビアガーたちを巻き込んでいく。これはスピード勝負だ。目覚めた者達はきっと、網を破りに来るので。
「しかし、この匂いにはめまいがしそうだな。船酔いと合わせると耐えれなくなりそうだ……」
 仲間達がひきつけたビアガー達に音の塊を叩き込みつつ、口元に手をやり雀青はぼやく。いや、酒は好きなんだが。なんならつまみが欲しいところなのだが。きっと今は在っても困るのかなあなどと、思った。


「クマさんは川でなくても魚獲りのプロ、ということです」
「くまさん。すごいわねぇ……大量大量♪ これが全部ビア樽になるなんて素敵ね」
 ある程度の傷を負ったビアガー達は、クマさんの爪に吹っ飛ばされて水上に跳ね上げられる。すかさず伸ばされた網に捕まる者もいれば、たくみに跳ねて水中に戻る者もいる。器用だなあ。ジオは回収されたビアガー達を正常なほうの海水もろともにビア樽に詰めて回る。今から想像できる酒池肉林に、彼女も胸が躍るのだろう。
「エール! ジョッキアタック! 塩水つまみで一生飲めるヤバ!」
「オーッホッホッホッ! エイル様も飲んでるかしらぁ!」
「ガンガンいってるからタンタンも呑んで呑んでー!」
「お魚重いッス! でもみんなが動けなくしてる分暴れなくてたすかるッス!」
 エイルの激しい攻勢(ジョッキ)で跳ね飛ばされたビアガー達は、最初こそ彼女に突っかかって全力で行動していたが、当てれば当てるほど自分達がゲロヤバとみるや若干及び腰になった。でもエイルの方から殴りにくる。やばい。その傍らですくいあげては船に戻るリュートは、楽しそうにビアガーを抱えて船と海とを往復する。無邪気だから酒気に強いのか、それとも強いから無邪気でいられるのか……。
「エイルの様子がもうヤバそうだな。体力が減ってるんだか酒でヤバいのか区別がつかん……」
「海に流てる血がすぐにエールに変わってるの軽いホラーですわよね???」
 リアナルとタントは、エイルのハイな状態を見つつ、しかし絶対命賭けてるよなって勢いの姿を見てちょっとヒいていた。ネクストだから死んでも大丈夫だが、体力の減るペースが度外れている。2人がかりで回復して、さらにタント自身とクマさんもだ。……総数は順調に減ってるから大丈夫そうなのに、やっぱりエイルだけ襲われてる数が多い気がする。それもそのはず……。
「おかわりでーす!頑張っ……あれ、エイルさん噛まれてない?」
「「あ」」
 追加で回復にまわったジオは、その秘密を看破する。そう、ビアニアだ。奴等が血中アルコール濃度が別格のエイルに噛み付いているのだ。
「エイルの方に船を近づける! 本当にヤバそうなら彼女を引っ張り上げるし、大丈夫なら全員でビアニアを優先して倒そう! アレほっといたらロクなことにならないぞ!」
「全く、潜らなくても酒に溺れそうだぞ。冗談じゃない」
 詠蓮は操舵に集中しつつ、仲間達に指示を飛ばす。彼自身は戦闘に参加しない分、ビアガー達の突進から船を精一杯守っている。そのうえで、仲間の危機とあらばすかさず思考をそちらに振り向ける柔軟さを併せ持つ。
 雀青は口元に手を当てながらエイルにとりついたビアニアを叩き落としていくが、まあいかんせんしぶとい。剥がされてもすかさず飛びつく反応の速さは、絶対こいつだけ強さ違うだろってアレだ。
「ビアニアはビアガー狩るより激マブ女子狩れやオラッ! 気分はMK5!」
 自分に貼り付いたビアニアを、足を振り上げて器用に払い落とすエイル。次々と水面に浮いていくそれらを、詠蓮はタモ網ですくうことを忘れない。食べられるかもしれないし。
「……こいつらの生態どうなってんの? よくわかんないけどビアニアの方って蒸したら酒蒸しにならない? わりといけそうじゃない?」
「イケそう……いける? 取り敢えずちゃんとしたビアガーデンに持ち込めば調理してくれるんじゃない?」
 リアナルの言葉に同意を返すジオは、こころなしか興奮気味だ。ここまでいい感じにビアガーが回収できているのだ、クエストはほぼ失敗の線は消えた……はずだ。
「魚ごときが、天地統べる竜に逆らうとは舐められたものだ」
 リュートは残り少なくなったビアガーとビアニアに向け、威圧がてら声を放つ。動きが止まった魚たちに改めて光弾を叩き込む……のは、全然大丈夫なのだが衝撃がその、海上に……。
「あ」
「あ、あー……生きてる! ヨシ!」
 逆らって無くても死んだり死んでなかったりするので、素直に諦めるしかなかったのかもしれない。
(人選間違いま……いや、間違ったかな)
 なお、この完璧過ぎる流れにガッツリ取り残された言い出しっぺの黒鶫、流石に相手を選ぼうと改めて思ったり思わなかったりした。


 なんとか漁を終えた一同は、航海の一角にあるビアガーデンに河岸を変え、今度ばかりは良質なエールやツマミに舌鼓を打っていた。なお、一部ビアガーとビアニアは持ち帰られ、調理済みだ。
「やって、しまいました……。このクマさんの臭い、洗濯で取れるんでしょうか。その道のプロ、エイルさん。対処法を教えて下さい……」
「えっあーし? そうね、そーだよね! まあ大丈夫じゃない? データ的なアレとかで」
 ハルツフィーネが愕然とした顔でクマさんをつまんで持ち上げる様子に、エイルは問題ないっしょとのんきなものだ。多分、大丈夫だと思う。大丈夫じゃないかな? エイルだってさっき死んだけどしれっと宴会にリスポーンしてるし。
「……ところで、どうやってエールが出来るッス?」
「それはもう水を飲み込んで体で……体で? どうなってんだろうな?」
 リュートは改めて、素朴な疑問を口にする。排泄物がエールになっているのかとも思ったがそうでもないみたいだし、さばいている様子を見たリアナルも、良くわからない感じだった。探求対象としては気になるところだが……。
「ほらほらジャンジャン食べて食べて!」
「ま、いいや! おなか減ったッス!」
 ジオはといえば、細かい話は脇においておくタイプなのか次々とバーベキューグリルに素材を載せては引き上げ、バーベキューを堪能している。詠蓮が配膳を担当し、リュートを始めとした「食べる担当」が舌鼓をうつ。
「酒池肉林よぉー! まだまだ呑んで食べて騒ぐわよぉ!」
「さっきまであんなに呑んでたのに元気だな……」
 エイルもだが、タントも海中にいたのになんら気にせずビアガーデンで盛り上がっているあたりが本当に……バーチャルの話とはいえすごい。先程酔いそうになっていた自分はなんだったのかと、雀青は不思議な顔になった。
「そういえば、エイル」
「はい」
 ふと、リアナルがエイルに向けて出し抜けに話しかける。エイルはビクリと体を震わせると、おずおずと相手を見た。
「そろそろ『幻想』はナントカってワインが美味しい時期だったな」
「はい……リアちんにはちゃんと奢りますんで……」
「……うん? エイル様、何をお話されているの?」
「なんでもないから気に……気にすんなし……うっうっ……」
 リアナルの『それとない』話題にエイルは顔を青ざめながら首を縦に振る。その様子を不思議に思ったタントであったが、しかし口に出すのは憚られる。
 一同がいい感じに酒池肉林してる裏で、エイルのリアルの方の財布も酒池肉林カマしそうな勢いであったことは言うまでもない。まあ後ろでハルツフィーネが聞いてるんですけれどね。

成否

成功

MVP

エイル・サカヅキ(p3x004400)
???のアバター

状態異常

ハルツフィーネ(p3x001701)[死亡]
闘神
エイル・サカヅキ(p3x004400)[死亡]
???のアバター
タント(p3x006204)[死亡]
きらめくおねえさん

あとがき

 財布もその身も爆発四散。

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