シナリオ詳細
イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight vol.13
完了
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オープニング
●湿気すごい
「ぴん、ぽん、ぱんぽーん!深夜■■時をお知らせします!
今夜も始まりました、イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight!!
6月ですって、6月。
実は6月って私の誕生日なんですよね。
いや、今言うことに他意はないんですけどね。
うん、でも私の誕生日なのよ。
うん、『6月生まれだからこんなじめっぽい性格なんだー』って眼をやめろスタッフ。
私以外の6月生まれに謝れよ。
はい、スタッフの謝罪も頂いたところでね。
まーあれよ。いい年になるとなかなか他人に誕生日祝ってもらうことないから寂しいよね。とか。
まったくそんなことは思ってないってことになってるんでお便り読んでいきますね。
RN『氷山まるごとかき氷』さんからー。
いいわねー。一回やってみたいよね、でっけぇかき氷。
絶対途中で後悔するたぐいの夢だけど。
『イ=ルーナクさんこんばんは』
はいこんばんは。
『早速なんですけど、私には一つの夢があるのです。
とてもとても大きな夢です』
ほほう、この世知辛い世の中夢を持ち続けるのも大変だからねー。
一体どんな夢かしら。
『どんな夢かと言えば……』
いえば?
『そう、それはとても一言では言い表せず』
壮大な夢なのね。
『ちょっと緊張してきたのでお水飲んできていいですか?』
はよ言えや!!!!
水くらいちゃっちゃと飲んできなさいよ。
そしてお便りにわざわざこれ書く意味よね。
しばらく行稼ぎが続いてるから飛ばさせてもらうわ。
で、えーと。
『というわけで私の夢は「山みたいに大きなアンパンを食べたい」でした!応援してくださいね!!』
しょっぺぇ!
いや、甘い夢だけどね。
この夢言うためだけにめちゃくちゃ引き伸ばしてくれたわね。つーかかき氷じゃないんかい。
うん、正直ちょっと面白かったです。
というわけで程々にその夢応援しておきますね」
●境界図書館にて
『ご自由にどうぞ』
境界案内人、カストルがいつもいる場所にはそんな書き置きと、何本かのペン、便箋だけが置かれていた。まあ、いつも同じ場所にいると疲れるものね。
イレギュラーズがそんなふうに自分を納得させながらペンを手に取りお便りを認めることでしょう。
- イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight vol.13完了
- NM名小柄井枷木
- 種別ラリー(LN)
- 難易度-
- 冒険終了日時2021年06月26日 21時30分
- 章数2章
- 総採用数9人
- 参加費50RC
第2章
第2章 第1節
「はぁい、というわけで次のコーナー、『乾燥な間奏の感想を聞きたい』でーす。
やけくそ感がひどい。
まぁ梅雨ですよ。雨がザーザー気が滅入るってね。まぁ私は雨そんなに嫌いじゃないんですけど。
それはさておき、こんな時期ならではのエピソード、あると思います。
雨のせいで予定が潰れたー、とか。急な雨のおかげで気になるあの人と相合い傘できた!とかね。
そういうのを聞かせてもらって心の栄養にしたいってお話なんですねぇ。
というわけで、お便り読ませていただきますねぇ」
第2章 第2節
「まずはこのお便りから。
RNは『こけこけ』さん。
『イ=ルーナクさん、こんばんは。
今住んでるところは、いつも乾燥してるなぁと思ってるくらいなので、過ごしやすい最近です』
あら、いいわねー。
不快指数て気温より湿度のほうが重要らしいからね。カビも生えるし。
『個人的には湿度は100%くらい欲しい』
熱帯雨林かな?
そこまで行くと楽しそうだけど人が住むのには適してないよ多分。
『自分が雨で濡れるのは、全然気にならないです。服が張り付くのだけちょっと嫌だなってくらい。
なので、雨が降ってきても、ただの散歩とか、帰るだけなら、傘とかいりません。土砂降りの中で歩くのも、陸で泳ぐようで楽しいですよ』
あら詩的。いいね、陸を泳ぐって表現。今度使わせてもらいますわ。
私もねー、ちっちゃい頃は濡れるのがなんかテンション上がっちゃって傘ささずに駆け回ったもんだわ。
んで高確率で体調崩すのよね。今はもうできないわ。
『でもこないだ、雨の日に買い物して、帰って袋を開けたら、買ったものが湿気てたんですよね…。せっかく焼きたてのパンを買ったのに!流石に失敗したなぁと反省しました』
あらぁ、それは悲しい。
まぁ、あるあるよね。いや、パンを濡らしたことじゃなく、いつもやってることだけど付加要素で失敗になっちゃうこと。
次からは買い物のときは傘を持っていこうね。
『トーストしてチーズ乗せて食べました』
そんでパンは美味しく食べられたようで何より」
成否
成功
第2章 第3節
「では次のお便り。
RN『透明しっぽの人魚姫』さんからです。
『雨…そんなに、わるいことでしょうか?』
まー、気が滅入るって人は多いんじゃないですかねー。
『冬の、つめたい雨ならともかく、この季節の雨は、うたれても、体が冷えたりなんて、しませんの
むしろ、むしあつかったのが、気持ちよくなるくらい…』
ふむ、気持ちはわかるわ。
ジメジメしてる上に日が照ってるともりゃもう不快指数限界突破だもの。
いっそ雨が降ったほうが気分がいいってのは私も思うわ。
『たしかに、じめじめしていると、かびが生えるのが、嫌ですの』
まぁそれはね。
『でも…逆にかんがえれば、困るのは、それくらい』
ふむ?
『でしたら…かびだって、嫌われるために生まれてきたわけでは、ないわけですから、』
うん。
『かびを、愛してあげるのは、いかがでしょうか?』
ハードル高いなぁ。
『きのうは指先くらいの広さだったのが、きょうは、こぶしくらいになっているわくわく感』
それでワクワクするのはペニシリン作ってる人とかだけじゃない?知らないけど。
『そういうのを、大切にしてみれば…世のなかと、雨への見かたが、すこしばかり、変わるのではないでしょうか!』
心意気は素晴らしいと思うわ。
世の中嫌いなものより好きなもの増やしたほうがいいものね、うん。
というわけで人魚姫さんにその心をずっと大事にしてもらいたいなって思いつつ。
そういや防カビ剤がなくなってたので仕事帰りに買いに行きます」
成否
成功
第2章 第4節
「ほいじゃあ次ねー。
RN『水匂う青田の並ぶ旅景色』さんからです。
爽やかな情景ね。ちょっと涼しくなりそう。
『故郷はこの時期は雨がちになる季節でして、じとっとしていてあまり好きではありませんでしたが
この時期に雨が降らなかったために田畑に水が足りなくなったことがあってからは
気軽に雨など振るなとは願えなくなりました。なにしろ1年分の食事がかかっていますから』
あぁ、うん。切実よね。それは。
私みたいなシティ生まれシティ育ちだと天気にのんきに文句言っちゃうけどねぇ。
やっぱり農作物相手にしてる人たちからすれば無責任なこと言うなってなるのかなー。
『今暮らしている場所は故郷とはいささか気候が違い、からっとしたもので大変過ごしやすいです。
けれど、農地を見かけるたびに本当に水は足りているのかと気になることも多くて、
なかなかちょうどよい閑居というのは難しいものです』
こういうのも職業病っていうのかねー。
なんか違う?まあいいか。
まぁ気候自体が乾燥してるんなら田畑もそれに合わせた育て方してるんだろうし、あんまり気にしなくてもいいんじゃないかな。
いや、全然専門家でもなんでもないので無責任なこと言ってるけども。
けど私のお婆ちゃんちは結構大きい田んぼやっててねー。
遊びに行ったときに光反射してキラキラしてる水田の景色って結構好きだから、乾いてる畑を見て物足りない気持ちになるのもちょっとわかる気がするわ」
成否
成功
第2章 第5節
「では次よ。
RN『マッチョ☆プリン』さんから。
かたそう。
『初めまして。こうして手紙を書くという事は初めての経験故、執事☆マッチョに手伝って貰いながら書いています。正しく書けていますでしょうか』
問題はないけどあなたの近辺にはマッチョしか居ないのかしらってことが気になるわね。
『私は梅雨に詳しくはありませんが、食べ物が腐りやすい時期だとは聞き及んでおり、実際に被害にも合いかけました。
私はプリンが大好きです。お気に入りの物は余分に取っておくのですが、大事に取っておいたプリンにカビが生えていたのです』
あら悲しい。
テンション下がるわよねー。気をつけてるつもりでもね、油断してとっておきのお菓子とか駄目にしちゃったりね。
『このままでは蝿にプリンを横取りされてしまうと思い、急いでプリンを食べました』
待て待て待て待て。
食べたの?食べちゃったのカビが生えたの。
横取り以前だから。その時点で食物って範疇からドロップアウトしちゃったプリンだから。
『腐っていてもやはりプリン。いつもと変わった味わいを楽しむ事ができました』
特殊な舌と胃袋をお持ちの方かな?
発酵と腐敗は根本的には一緒だけどちゃんと分けたある理由があるんだからね?
『イ=ルーナクさんも1度試してみてはどうでしょう』
うん、私は遠慮しておきます」
成否
成功
第2章 第6節
「さて、名残惜しいけれど今夜もお別れの時間となってしまいました。
梅雨時ジメジメ気分が滅入るこの季節。
私のトークで少しでも気を紛らわせることができてたら幸いです。
ちなみに本格的に湿気に参ってきたら除湿機買いましょうね。
そんなこんな、次回もまたお会いできることを楽しみにしています。
今夜もお相手は、私イ=ルーナクが務めさせていただきました。それでは、バイバイ!」
NMコメント
皆さんこんばんは、自分でもよく続くなと思う、イ=ルーナクさんのラジオ系ラリーシナリオ、今回で13回目です。
・いつもの説明
このシナリオの舞台である世界は、一つの大きな屋敷と、その中の各部屋に据え付けられたラジオ、そしてお便りを入れるためのポストだけが存在する小さな世界です。
住人らしき人は見当たりませんが、屋敷は常に清潔に保たれ、ラジオからは常に誰かの声が流れています。ポストに入れたお便りはラジオの番組宛てに送られたものとされ、番組の中で読み上げられたりします。
このラジオがこの世界で唯一動きのあるものであるため、お便りを出すことで世界の活性化、ひいては滅亡からの救済となるという理屈はつけられますが要するにラジオにお便りを出して楽しもう、という趣旨のシナリオになります。
章ごとに違うお題が設定されていますので、それに沿った内容のお便りを送ってください。
プレイングという形で皆様のキャラが出したお便りをラジオパーソナリティのNPCが読み上げる、という形のシナリオになりますので、キャラの描写自体はかなり少なくなります。ご留意ください。
・プレイングについて
お便りとしてNPCに読み上げてほしい部分を『』で囲んで書いてください。
それ以外の、キャラクターがこういう心情でこのお便りを書いている、などの読み上げてほしくはない部分は『』の外に書いてください。
RN(ラジオネーム)をつけたい場合は併記してください。書かれていない場合はキャラクター名での読み上げになります。
また、イ=ルーナクさんが認識している世界は現代日本に近いものです。ゲームの舞台となる無垢なる混沌の知識は持ち合わせていません。お便りを書く際の参考までに。
・今回のお題について
・第1章
『教えて!イ=ルーナクさん』
いつものやつ。皆様のキャラクターが抱えるちょっとしたお悩みや疑問をイ=ルーナクさんがズバッと解決、できたら良かったのにね。ってコーナーです。無茶振り歓迎。
・第2章
『乾燥な間奏の感想を聞きたい』
タイトルに意味はねぇです。6月になって雨も多く、じめっぽい日が多くなりましたね。というわけで、湿気やら雨やらに関するエピソードをお聞きしたいなってコーナーです。最近あったことだけじゃなく昔のエピソードでもなんでもオーケー。あるいはこんな湿気対策してるとかしてないとかそういうお話でも歓迎です。
そんな感じです。
それでは皆さんのお便りお待ちしております。
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