PandoraPartyProject

シナリオ詳細

ドキドキ☆セクシーアイランド!

完了

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●活気あふれる常夏の島

 照り付ける日差しがまぶしい常夏の島・トロピカ島。
 バカンスに訪れる者たちが多くいるこの島では、波に乗ってサーフィンをしたり、ビーチに横たわって肌を役美女がいる。
 しかし、最近ビーチでは、遊泳中に水着がなくなるという事件が多発している。
 ーーそして、今日も事件が起こった。
 
「キャーッ! 私の水着がぁっ!」
「ちょっ、えっ?! とにかく大事なところを隠すのよぉっ!」
「うわーっ!鮫が走って追いかけてくる!」
「やだ、気持ち悪い! 早く逃げましょう!」
 
 ビーチからは数々の悲鳴が聞こえる。
 原因はこの海に生息する魔物「ミズギザメ」だ。
 ミズギザメたちは人命に危害を与えることはしないが、老若男女問わず水着を中心に衣服をはぎ取ってしまうのだ。
 
 もちろん、ビーチの管理者だって何も対策を考えなかったわけではない。
 はじめはビーチにマネキンを浮かべて囮にしていた。
 しかし、効果はあったものの観光客が水死体と間違えてしまうことが多々あり、結局のところこの対策はすぐに打ち切られることとなった。
 では、水着やシャツだけを海面に漂わせてみた場合はどうか。
 ……残念なことに、どういうわけかミズギザメはそれ単体に対しては興味を示さないらしい。
 
 幸か不幸か、この島は少し特殊で、見えてはいけないところは謎の白い光で隠されるようになっているが、このような事件が続くようであれば、遊泳をはじめとしたビーチの運営もできなくなってしまうだろう。


●羽目を外すために
「ふむ……これは、困ったね。」
 協会案内人カストルは、苦笑いを浮かべている。
「僕もバカンスは嫌いじゃないからよ。ビーチバレーなんかは眺めていて楽しいし、ビーチの夕日も好きだ。けど、そんな羽目を外す場所に、余計な緊張感はいらない。」

 カストルは大きくため息をつき、イレギュラーズに語り掛ける。
「君たちには、問題になっているミズギザメの群れを倒してほしいんだ。せっかく買った水着がダメになるのは、お客さんたちにとっても悲しいことだ。」
 彼は言葉を続ける。
「せっかくだし、この事件が解決したら、バカンスに行ってくるといい。それこそ、浜辺でバーベキューなんていいんじゃないかな。大丈夫だよ。ミズギザメは人間とマネキンを見間違えるようだから、そこまで賢くないようだしね。君たちならきっと解決できるさ。だから、頼んだよ。」

NMコメント

 こんにちは! NMの水野弥生です。
 夏だ! 海だ! バカンスだ!
 おっと、海に怪しい動きがあるようですね?

●世界説明
 ハワイのワイキキビーチを想像してもらえると分かり易いかと思います。
 気温は常に30度を超える常夏の島で、ビーチのいたるところで老若男女問わず水着姿で水遊びをしたり、バーベキューをしたりしています。
 ただし、海にはサメがいます。水着だけ綺麗にはいでいくタイプのサメで、ミズギザメと呼ばれています。
 襲われたとしても生命の危険はないので安心してください。
 また、見えちゃいけないところは、この世界の不思議な力でちゃんと隠されますので、その点もご安心ください。
 
●目標
 常夏の島のビーチで襲い来るミズギザメを倒してください。
 そのあと、バカンスがまっています。

●敵
 今回の敵は、ミズギザメの群れです。
 このエネミーは、ただただ服をはぎ取り取集することを趣味とするエネミーです。
 鮫に手足が生えており、陸に上がると二足歩行になります。
 二足歩行時は、水着やシャツをはぎ取らんと襲い掛かってきますが、走ってくる速度は並の大人より少し遅いです。
 泳ぐときはめちゃくちゃ速いです。
 ミズギザメは「はぎ取ったもの」を収集するのが好きなのであって、水着単体にはどうも興味がないようです。
 ただそこまで知性はなく、例えばマネキンに水着を着せていても人と勘違いし、水着をはぎ取ろうとしてきます。
 
 ちなみに、ミズギザメの鳴き声は「ハグーッ!」です。

●味方
 特にいません。強いて言うならビーチの監視員さんやお客さん、といったところです。
 必要であれば、自由に設定していただいて構いません。

●補足その1
 今回、水着がはぎ取られる描写があるかもしれません。
 見せちゃいけないところはこの島特有の謎の光で隠しますが、その点はご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

●補足その2
 主目的はミズギザメを倒すことですが、倒した後は楽しいバカンスです!
 バカンスの費用は、ビーチの管理者が謝礼として、全額負担してくれるとのことです。
 常夏の島で楽しいバカンスを過ごすために、ぜひ頑張ってください!

  • ドキドキ☆セクシーアイランド!完了
  • NM名水野弥生
  • 種別ライブノベル
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2021年06月14日 22時05分
  • 参加人数4/4人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(4人)

ゲオルグ=レオンハート(p3p001983)
優穏の聲
ソア(p3p007025)
愛しき雷陣
エストレーリャ=セルバ(p3p007114)
賦活
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera

リプレイ


「海でバカンスを楽しむ者からすれば、これほど厄介な相手もいないだろう。」
 『天穹を翔ける銀狼』ゲオルグ=レオンハート(p3p001983)は燦燦と日差しが降り注ぐ中、件のビーチを眺めている。
「折角準備したお気に入りの水着が剥ぎ取られてしまったら、テンションが下がってしまうこと間違い無しだろう。人々が、そして私達がバカンスを楽しむ為に、ミズギザメをしっかり退治するとしよう」
 浜辺でふわもこなフレンズたちとキャッキャウフフするため、彼は囮に使うマネキンの準備を始めるのだった。

「はやく海で遊びたいよぉ!」
 『賦活』エストレーリャ=セルバ(p3p007114)の腕をつかみ、『虎風迅雷』ソア(p3p007025)は真夏の海を前に大はしゃぎしている。
 ソア自身エストレーリャを困らせたいわけではないが、せっかくの水着姿で遊びたくて堪らないようだ。
「うん。一緒に遊びたいし、早くサメ退治。頑張ろうか」
 エストレーリャも、はしゃいでいる可愛らしいソアを見ていると、思わず笑みがこぼれる。
 しかし、彼らがビーチで遊ぶためには、解決せねばならない問題がある。それは沖の方から、歩いてくる。
「え……? これも、サメ?」
 一瞬キョトンとする二人だが、先に我に返ったのはエストレーリャだ。かれはソアに声をかける。
「大変なサメ……サメ? がいるんだね。少し気合を入れ直して、頑張ろう!」
「歩いてるわ。いいわ、先ずは陸の上のやつらからね。」
 二人は顔を見合わせ、うなずくのだった。

「まず、水着については経費で調達した安物を着用しよう。」
 『Meteora Barista』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)は、健康的に焼けた小麦色の肌が個のビーチという景観にピッタリなイケメン女子だ。
 引き締まった身体にまとうのは、経費で落としたTシャツのように見える水着、ラッシュガードだ。
 彼女の体に、それはとてもフィットしている。もっとも、ギフトの効果でその胸にはち切れんばかりの夢を詰め込んでいるので視線は一点に集中してしまうのだが。
「お気に入りの水着を盗られてはかなわんからな。」
 そういうと彼女は羽織っていたパーカーを脱ぎ捨てるのだった。


「なんでもミズギザメは人間とマネキンの区別がつかないそうだ。更に二足歩行時は水中に比べると遅いらしい。」
 ゲオルグは集まった面々に説明しながら、マネキンに水着を着せていく。事前にビーチにいる観光客を退避させたうえで、マネキンを沢山用意して囮にすれば倒しやすくなるという寸法だが、この囮作戦、一つ難点がある。
 ーー砂浜近くまでミズギザメを誘き寄せるためには、イレギュラーズが海に入るしかない。
 
 しかし、流石イレギュラーズ。それでも彼らは海に入っていく。
 
 「ハグーーーー! ……ハグッ?」
 最初にミズギザメに仕掛けたのはモカだ。
 周囲の岩場などの遮蔽物に隠れて幻影を操り彼らをおびき寄せる。サメたちは確かに水着姿の女性の水着を剥ぎ取った!
 ……が、そこに水着はない。戸惑っている隙に、モカ自身が飛び出す。
「残念だったな、それは私の幻だ。……ふふっ、本物に劣らない美人だろう?」
 幻影がサメたちを惑わす。一匹、また一匹とサメの軍勢が陸に打ち上げられていく中、一匹のサメがモカ自身に飛び掛かってきた。「ほう……幻影だって気づいたか。賢いのもいたんだな。」
 そういうとモカは飛び掛かってきたサメの真正面に構える。
「ハグーーーーッ!」
 サメがモカの水着を剥ぎ取る。不思議な光に包まれ一糸まとわぬ姿になっても、彼女は動じない!
「水着を剥がせて! 鮫を狩る!」
 刹那、先程なんかとは比べ物にならないほどの数の残像が、ミズギザメを襲う。
「ハ……ハグー……」
 彼女の胡蜂乱舞脚から残影百手まで目にも止まらぬスピードで攻撃を受けたからか、ミズギザメがまた一匹、目を回して海岸に打ち上げられる。
「ふぅ……ざっとこんなものか。さて、この後はバカンスを楽しむとしようか。」
 悠々と立ち去るその姿は、不思議な光で大事なところが隠されている。しかし、どこか堂々としたその姿は美しく、人々の目を引き付けるのだった。
 
「うぉっ……いかん。見てはいかん。」
 ゲオルグは遠くから見えるモカの身体が危うく視界に入りそうになり、とっさに目を反らす。
 観光客の避難誘導の後、水着を着せたマネキンの設置が終わると、ゲオルグも海へと入っていく。
「ハグッ!ハググゥッ!」
 案の定、ミズギザメの群れが水着を奪い取らんと全力で追いかけてくる。
 ゲオルグも負けじとサメの群れを砂浜へと誘き出す。
 水着が脱がされかけるが、ギリギリのところで砂浜へと上がることができた彼は、猛ダッシュで砂浜のマネキン達に向かって走っていく。ここまでくればこっちのものだ。水着という獲物を見つけたサメたちは、嬉々としてその水着を剥いでいく。
「ハグッ! ハグハグッ! ハーグゥッ!」
 ミズギザメたちは、目の前の獲物に完全に気をとられている。
「手加減や遠慮は一切はしないぞ……!」
 刹那、神聖の光が激しく瞬いたかと思えば、サメたちが脚をバタバタさせながら浜辺に横たわっている。こうして悪は裁かれたのだ。
「にゃー!」
 かわいらしい鳴き声が聞こえる。そこには早くバカンスを楽しみたいといわんばかりの視線をゲオルグに向ける、にゃんたまたちの姿があった。
「……よーしよし、もうすぐだからな。」
 その顔は先ほどのサメ相手とは打って変わって、優しく慈愛に満ちていた。

 ゲオルグやモカから少し離れた場所で、ビーチに駆け出して行ったのはソアだ。「さぁ、剝がしてごらんなさい!」と言わんばかりの表情で悩まし気なポーズを取る。
 サメの感性はよくわからないが、彼女にとっては気分と誇りの問題である。
「ふっふー、おそい、おそい!」
 誘惑に引っかかったサメたちは、片端からソアの爪の餌食となる。やはり虎の反射神経は侮れない。
「ソアが頑張ってる。なら僕も!」
 ソアに続き、陸に上がってきたサメをエメスドライブで迎撃する。水着を来た人型の「ソレ」は、バッタバッタと脚の生えたサメを打倒していく。
 そして、二人は海へと入っていく。問題はここからだ。陸とは訳が違って、ミズギザメは猛スピードで二人を追いかける。
「たとえ海の中でも虎が最強の生きものということを教えてあげる!」
「うん! 海中のサメも、どんどん片付けていこう!」
 でも気を付けてねと、エストレーリャは精霊の力を借りながら、ソアの手を引いて海の中をエスコートする。
 そんな二人を、サメたちは見逃さなかった。
 刹那、海の中で「布で守られているはずの」場所が、水に濡れるのが分かった。
 「あっ……やば! エスト!」
 「ソア……! ……っ?!」
 二人の水着がはがされたのは同時だったようだ。一瞬の間をおいて、ソアはエストレーリャの大事なところを、エストレーリャは精霊に頼んでソアの大事なところを隠す。
 もっとも、この世界では見せちゃいけないところは不思議な光で隠されるのだが。それでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
 「だ、だ、だ、大丈夫だよ、エスト! ボクたちならどうにかできる……多分きっと!」
 ソアは眼をぐるぐるさせながら、サメ退治をしている。
 「ソア、ありがとう。でも、無理はしないでね……!」
 エストレーリャも顔を真っ赤にしているが、水着を取り返さなばならない。
 なんやかんやあって二人はサメを撃退し、水着を取り返したのだが、夕日に照らされた二人は、なんとなく気恥ずかしくてしばらくお互いから目を反らしていたのだった。


「いやー、この度は本当にありがとうございました。これでようやく安心して、ビーチの運営ができそうです。」
 ささやかですが、と、ビーチの管理団体が全額費用を負担し、イレギュラーズたちのちょっとしたバカンスが始まる。
 
 ソアとエストレーリャは、BBQをしながらお互いに「あーん」といいながら肉を食べさせあっている。
 目があったときに海の中であったことを思い出し、時折恥ずかしさで顔を赤らめている。
 ーー二人だけの秘密。
 そういうことにしておいて、BBQの楽しかった記憶で、2人はこのことを上書きすることにしたのだった。
 甘酸っぱいパイナップルアイスを笑いあって頬張りながらーー。
 
 その頃モカはというと、お気に入りの真っ白なビキニに着替え、日除けパラソル付きビーチチェアに寝そべっている。
 サングラスをかけ、ココナッツの実の容器で悠々とドリンクを飲む様は、さながらセレブのようだ。
「ふむ……、これはうちの店でも出していいかもしれないな。期間限定メニューとして昼はノンアルを、夜はお酒を。」
 新メニューを考えながら、ビーチの夕暮れ時をぼんやりと眺める。その表情はどこか楽しげだった。
 
 そして、ゲオルグ。
 ビーチの海の家からビーチボールをいくつか借りてきたと思うと、そのボールを羊のジークやにゃんたま達に差し出す。
 「にゃー!」「めぇー!」という楽し気な鳴き声とともに、ふわもこな小動物たちがビーチバレーを始める。
 ゲオルグはその目を細めて、我が子たちが楽し気なその様子を眺めながらバカンスを楽しむのだった。

 イレギュラーズたちによって守られたこのビーチには、以前のように楽しそうな笑い声が響く。
 それはこれからもずっと続いていくのだろう。

成否

成功

状態異常

なし

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