シナリオ詳細
どうみてもカニカマ!
オープニング
●恐怖の帝王がやってくる
囲炉裏ではじける炎の色が、かこむ四人の男達を照らしていた。
いずれも老いた彼らは農夫のようで、頭に土のついた頭巾を被って顔は日に焼けている。
ひとりが火箸を手に灰をかくと、再びぱちりと火のはねる音がした。
誰もが口を強くひきむすび、炎だけをじっと見つめている。
そのまま火だけが語る夜が過ぎていくのか。否、そうはならない。
「もう、おわりだぁ」
田舎訛りの口調で、男のひとりがため息とともにつぶやいた。
誰もがそう述べたかったのだろう。
男達は一様にびくりと肩をふるわせ、そしてこらえきれずに唸った。
肩を落とし、火箸を投げ出す男。
「カニカマさまが――来る!」
●カニカマってしってる? 蟹だよ。嘘だよ。
「皆さん、かにかまなのですっ!」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)がかにかまだった。
ごめんね日本語がおかしかったね。
「かにっ! かまっ! なのですっ!」
巨大なカニカマ型着ぐるみにすっぽり収まって顔だけ出したユリーカがくにょんくにょんって左右に腰をふりながら皆の前に立っていた。
対して、ここ幻想王都ギルド・ローレット酒場の雰囲気はひどく落ち込んでいた。
もとい。
「カニカマさまが……」
「奴の封印が、ついに解けてしまったのか」
「私にもその着ぐるみを頂戴! 早く!」
恐怖、混乱、そして戦慄。
これよりきたる『カニカマさま』への恐怖に震えだし膝をつく者。
かつての『カニカマさま』のあのかまぼこともちがうふにゅってした食か――じゃない感触を思い出し恐怖に叫ぶ者。
『カニカマさま』をせめて沈めようと行われた古代の儀式『カニカマサンバ』をさっきの着ぐるみきて一心不乱に踊り続ける者。
そう、皆もしってる恐怖の帝王……カニカマさまが永き封印を解き幻想王国へとやってくるのだ!
「兵士のみなさんは震え上がり隣のおばさんも恐怖のあまりカニカマサンバがとまりません。
早くもローレットにはカニカマさまを撃ち倒し街の平和を取り戻すという依頼が舞い込んでいます……が……」
集まるローレット・イレギュラーズを見回すユリーカ。
そのなかでふと、あなたへ目がとまった。
恐怖、混乱、そして魚肉。
ユリーカがゆっくりと頷き。
そしてあなたも、ゆっくりと頷いた。
これは運命。
恐怖の帝王カニカマさまに立ち向かう、運命なのだ。
- どうみてもカニカマ!完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年04月29日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●
「旅人の私でも、かの伝説については聞いたことがあります。
なんという事でしょう……ついに目覚めてしまうというのですか、あのカニカマ様が……」
真剣な顔をした『勇往邁進』リディア・T・レオンハート(p3p008325)のこめかみに、ひとすじの汗がながれる。
なぜか。
さっきから1時間くらい大型フライヤーの前でエビを揚げているからである。
「リディアさんそこ揚がってますよ。焦げます焦げます」
「ハッ!」
『ジョーンシトロンの一閃』橋場・ステラ(p3p008617)にゆびをさされ、あせったリディアはトングでエビフライを弾いてしまいアツアツの油が――。
「あづあああああああああ!?」
「リディアさーーーーーーん!」
崩れ落ちたリディア。
よくお祭りとかにでてる屋台フレームの内側で、ステラはリディアを抱え起こした。
「私はローレットの一員であると共に、騎士の誓いを立てし者。
皆さんの盾となり、剣となるのが責務であると理解しているつもりです。
ですが……ですが、今回ばかりは! 皆さんのお力も、どうかお貸し下さいませ!」「急にどうしました!? エビフライをちょっと揚げすぎただけじゃないですか!」
「そこじゃなくて」
真顔になるリディアに、ステラはゆっくりと首を振った。
この段階であえて言うけど、二人は『エビフライ』て書いてあるハチマキとハッピを着て『えびふらい』て書いてある屋台を開いていた。
「かにかまさまの話です」
「え? あ、ああ……アレですよね、ローレット百物語に出てくるカニカマ様ですよね!
そうですか、カニカマ様が……わー、たいへんなことになりましたね!」
とかやってると、エビを一匹一匹むきむきしてはトレーに並べる『言葉責めの天災』墨生・雪(p3p009173)が作業をよどみなく続けながらつぶやいた。
「カニカマさま、遠く豊穣にもその名前は轟いておりました。
昔から『禍爾鎌』…もといカニカマ様が降臨なされた際の儀式については耳にしておりましたためまさかこの幻想で遭遇することになるとは私も思っておりませんでした」
ボウルに卵をパッカパッカ割り入れ、卵黄と卵白をわけながら。
「サンバの心得は……あります。神鎮の儀、しかと特異運命座標が承りましょう」
「カニカマさま……なんと恐ろしい存在でしょう。
ですがボク達が力を合わせればきっとカニカマさまに勝てます」
がんばりましょう!
と、ガッツポーズで叫んだ『極楽鳥』カンティロ・ナフーミ(p3p009657)は七色の羽根みたいなやつ背負ってキラキラした服を着ていた。
あと『サンバ』『アミーゴ』て書かれたサングラスをかけていた。
「なに、かにかま?
カニカマ様とはなんなんだ?忙しい現代人が虚無の残業時間に見た幻かなんかか?
一体我々は何と戦っているんだ?」
『珪素生物』イ型 8號(p3p008874)が背景を宇宙にしてあたまをぐにゃーってさせている一方、『陽気な歌が世界を回す』ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)が肩を叩く。
両腕にゲーミングキーボードみたいな色合いのフワフワした袖いっぱいつけて腰から輝く布をさげたヤツェクが。
あと胸に『サンバ師匠』て書かれていた。
「……サンバに挟まれた!」
「カニカマ様。銀河辺境のガキ共が夜に思い出しては失禁し、荒くれ者たちも船を引っ込めるってあのカニカマ様か? まさか混沌に存在したとは。もしかしたらこれがオリジナルのカニカマ様なのかもしれんな。今まで封印されていたのが奇跡のようだ。なにせ、カニカマ様は増える。具体的には縦に割ける。これほど恐ろしいことはない!」
「なんて?」
「まさかカニカマさまと一緒に踊れる日が来るなんて……。
夢にも思わなかったわ。ええ、私も一人の踊り手として全力で躍らせてもらおうかしら!」
カーニバルな衣装で全身金色にした『剣靴のプリマ』ヴィリス(p3p009671)が、ゲーミング孔雀みたいな羽を背負って現れた。
何気ないオーレで振り返る。
「さあ、ご一緒に!」
『どうしよう全然自信ないよ! 俺サンバなんて踊ったことないし……絶対カニカマさまに鼻で笑われるやつじゃん……マジ無理。急だったから格好いい白馬も金ピカの着物も用意出来なかったし最悪だよ……!』
『二人一役』Tricky・Stars(p3p004734)が両手にマラカスを振りながらあのサンバするときにだけかぶる謎の宝石と羽根だらけの帽子あるじゃんあれをかぶっていた。ちなみにあれカベッサっていうらしいよ。
そんな、彼らを見て。
「ツッコミがいない……」
稔が心の中で頭を抱えていた。
ツッコミ不在のフルスロットルカニカマバトルが……始まるぜ!!
●カニカマさま
でんどんでんどんでんどんでんどん。
宇宙から怪獣がくるみたいなBGMと共に、空から巨大なカニカマが降臨した。
「みんな、準備はいいな!」
稔からむしったという羽根でできたサンバ帽子をかぶり孔雀みたいな羽を背負った虚が、おびえる一般市民たちへと振り返る。
「カニカマさま……奴は透明で丈夫なバリアで自分の体を守っていると聞く。間違ってそのまま攻撃したり熱を加えると大変なことになるとも言われている。やはりサンバが有効だ! そして……」
虚はビッと二本指を額にたてる。
「Tricky Starsの、エビフライのソースはタルタル派のほうこと俺が! サンバの基本を教えてやるぜ!」
よく見てな! といいながら腰をリズミカルに左右に振りながら『RRRRRRRRRRHAY!』とサンバでしか聞いたことないようなかけ声をあげた。
あと稔はずっと心の中で突っ込みをいれたかったが、男性のほうは羽根つける必要がない。むしられ損である。
呼び出した古ロリババアが必死に首を左右に振りながら『のじゃあ! のじゃあああん!』と叫ぶ中、リングインした雪とヴィリスへと指パッチンで指をさす。
ダンスを、ないしは注目をパスする動きだ。
パスを受けた雪はあのメキシコ人がかぶってそうな帽子(ソンブレロっていうよ)をかぶり両手にマラカスを振りながらカニカマとエビフライの歌を歌い、民衆の中をリズミカルに練り歩いていく。
今この時点でサンバとメキシコ関係なくない? て思ったら負けである。カニカマとエビフライの関係性と大差ないだろ! なんかラテン音楽とサンバって似たようなあれだろ! ボサノヴァだけど!
「皆さん、今からする話をよく聞いてください! カニカマさまにおびえる生活はもう終わるのです。私達が――」
ヤツェクが奏でるギターの『ジャジャッ、ジャジャジャン!』のリズムに合わせてマラカスを揃え、シュアッと真面目な顔で振り向いた。
雪がたぶん今世紀一度もしてこなかった動きだと思う。
「このサンバでカニカマさまを倒します!」
「なぁにぃ!? 本当か!!」
褌一丁で餅をついていたスキンヘッドの男が濃い顔と動きで振り返る。
ヴィリスは片足の膝をついっとあげる動きで、それに答える。
「今から仲間が揚げたてのエビフライを配るわ。熱いと思うけど、それを素手で掴んで振りかざす準備をしておいて。ただし配布するソースな二度付け厳禁。仲間がハリセンではたき落とすから覚悟していてね」
とかいいながらヴィリスは片足でくるくると回り始め。ピタッととまると同時にマラカスを持った男達が現れた。
「サンバ!」
「サンバ!」
「「uuuuuuuuuuuuuuuuuuuu――」」
「「ハァイッ!」」
雪と共にリズミカルに腰を振って歩き、彼女の両肩に手を置く形で続く男、その後ろもそのまた後ろも同じように連結し、一糸乱れぬ足運びで路上にゆっくりと円を作っていく。
音楽の要所要所で一斉に振り向いて『ハァイ!』てするのも忘れない。
そんな彼らの動きに、降臨したばかりのカニカマさまは警戒したかのようにプルプルと震え始めた。
「大切なのは、一体感です。さぁ街の皆さん、一緒に戦いましょう」
リディアがハチマキを締め直して立ち上がり、屋台ですげー真剣な顔してフライヤーを見つめるステラへ振り返った。
「ステラさん……いいえ親方! エビフライのほうは!」
「待ってください。客にあわせて上げ具合を整える技はエビフライ職人の見せ所。オートフライヤーよりも手間をかけスーパーのお惣菜よりも高い理由は、あるのです。
ひとはこれを……『まごころ』と呼ぶ!」
「親方……!」
揚がったエビフライを網の上に出し、あがる湯気の様子に目をこらす。
粒だった衣の形に、落ちる油の色に。
そして菜箸でやさしくエビフライをつかむと、お皿にのせてリディアへ差し出した。
「持っていってください」
「親方ぁ!」
サンバのリズムでカニカマさまを取り囲んでいる仲間達に併走し、ひとりひとりにエビフライを手渡すリディア。
「あっつ! みなさんあっつ! エビフライをあっつ! ひとり一本ずつあっつう!」
「カニカマ様は混沌の申し子だ。正反対の性質を持つカニとは不倶戴天の敵だが、唯一調和のエビだけには仲が良い、というか弱い。あと陽気な音楽と舞にも弱い」
ギターでサンバのリズムを刻みながら、シリアス顔で語るヤツェク。
なぜカニカマが混沌を司るのか。
なぜエビが調和を司るのか。
そんなことは聞くな。しらないし、しらないほうがいい。人生もっと他に覚えておくべきことあるとおもう。親の誕生日とか。
「おっと、カニかまぼことカニは取り違えないように気を付けねばならん。これを間違えば最悪……終わるぞ」
真剣な顔(かお?)でエビフライを配っていく8號。
銀のボックスになみなみと入ったソースに、サンバのリズムで通り過ぎる人々が『オーレィ!』のかけ声と共にエビフライをくぐらせていく。
何いってんのかよくわかんないと思うし急にこれを絵にしろって言われたら大体の人は困るとおもうけど。
「見てください、カニカマさまがサンバのリズムに抵抗を始めています!」
カンティロが指をさすと、カニカマさまがプルプルしながらもすこしずつ上半身(?)を振り回し、暴れ出す準備をしているように見えた。
「しばらく時間を稼ぎます! 皆さんはサンバ力を高めてください!」
カンティロは『ボクカンティロー!』て言いながらカニカマさまに渾身のショルダータックルを浴びせた。
さっきヤツェックが『名乗り行為上は自分の名前を名乗らないといみがないぞ!』と教えたからである。ちなみにこれは嘘である。
(このエビフライ配り……サーカスのチラシ配りを思い出します。
こうやって皆でひとつのステージを作り上げるのもサーカスのようで、カニカマさまも、もしかしたらこのような祭事を行って崇めていたのかもしれませんね……)
『ボクカンティロー!』て言い続けながらカバディ式にカニカマの行く手を遮るボクカンティロ。思い出がよぎり、回想が……始まりそうで始まらない。なぜならCMに行くからである。
●サンバのリズムで踊るアイキャッチをご想像いただきたい
カニカマさまの暴れっぷりは、もはや集団サンバで抑えきれるレベルを超えていた。
一度目の変形を終え二度目に至り三度目に至り四度目を越え、いまついに五段変形をし凶悪なボディへと変貌していた。
だが……。
「まだ、まだだ! この程度の何気ないオーレではカニカマさまを倒せない! もっとサンバぢからを上げるんだ! 踊れぇ!」
「こうなったら大事なのはもう完璧な振り付けじゃなくてパッション。パッションは全てを解決するわ!」
「見様見真似にはなるでしょうけれど。
えぇ、この場合に必要なのは技術よりもやる気、気合い、根性ですとも、多分!
やるからには全力で驀進ですとも!」
Tricky Stars虚はサンバのリズムで腰を振りながら燃える拳でカニカマさまへと殴りかかる。
そこへバク転をかけたヴィリスがレッグブレードを大上段から振り落とし、カニカマさまにとっての弱点と言われる縦裂けを狙った蹴りを繰り出した。
一方のステラは援護にかかるべくサンバのリズムで回り込みショットガンをバババッてやりつづける。
三人がかりでもまだ抑えきれないカニカマさま。
「しっかりとカニカマさまには眠りについてもらわなければ。
でもサンバはとても楽しいです。
ありがとうカニカマさま……。
フォーエバーカニカマさま……!」
サンバダンスを一般市民の皆さんと一緒に続けていたカンティロは、サンバの中で人とのつながりを、言葉を越えた絆を、パッションから伝わる親愛を感じ思わず涙しそうになっていた。
しまいにゃカニカマさまに感謝の心をみせる始末。しかしそれでよいのだ。それがよいのだ。
それこそがサンバの力。サンバぢから。
8號も両手に持ったマラカスを高速で振りながらひたすら『サンバァ!』とリズミカルに叫んでいた。
いつの間にか演奏もヤツェクのギターだけでなくあの足の間に挟んでぽこぽこうつヘピニキを8號が打ち鳴らしアゴゴをがおんがおんうちタンボリンどかちゃかやり始めた。そして咥えたアピートと腕のガンザを鳴らしながら足でクイーカを――ってなんだよその楽器名聞いたことないよ! この行にある楽器でわかるのギターだけだよ!
「おっと気をつけろ。伝説じゃそれぞれ違う色の仮面を被ったカニカマの使途が存在するという。カニカマの使途がこの中に混じっているかもしれん!」
「カニカマの使途……聞いたことがあります!」
サンバぢからがたまりきろうとしたその時、ヤツェクの声に雪がキリッと振り返った。
「禍爾鎌様が蟹と不倶戴天の敵であることやエビフライのことなどは豊穣には伝わっていない伝承でありました。禍爾鎌様が絶望の青を渡ったとは考えられません。ということは、文化そのものが伝来したのか、それとも……ハッ!」
何かに気付いた雪は、サンバのリズムでアゴゴを鳴らす仮面の男をつかまえた。
仮面はなんと、カニカマを断面から見たときのあのなんともいえねー柄をしていた。
「この人です! この人がカニカマの使途に違いありません!」
「クッ! なんでわかった! 俺がバグ召喚によって豊穣に飛ばされたカニカマの使途であり近年やっと故郷に帰りカニカマ様の再降臨に成功したとなぁぁぁぜわかった!」
「えっ」
「えっ?」
たがいを探り合うような視線が交わされるも一秒。すぐにヤツェクたちがサンバの羽根で鼻とかわきとかくすぐって動きを止めると、サンバを仕切っていたリディアが皆をまとめ始めた。
「いけない! 皆さん、一緒にカニカマサンバを!
まだです……エビフライの力がまだ……!
なっ、このままでは衣がもたない……!?
ですが後少し――分裂した! 今です!」
サンバのリズムに対抗すべく肉体を分裂させた、その瞬間。
リディアの仕切りによって心をひとつにしていた市民たちそして仲間達があっつあつのエビフライを一斉に掲げた。
「「オーレ!」」
街に、エビフライの光が走った。
光はカニカマさまをつつみこみ天高く突き抜け、そして、カニカマさまと共に消えた。
脅威は、去ったのだ。
皆は喜びのあまりハイタッチをし、みんな一斉にエビフライをザクゥって噛みちぎった。
溢れた油に舌を焼けどしまくったのは、言うまでもない。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
夢にエビフライが出てきてサンバのリズムで踊ってたんですがあなたのせいですねそうですね!?
GMコメント
ここまで読んだ皆さんは『え? ん?』てなってると思う。
『カニカマさまって何? 知らないの私だけ? 誰かのファン会員になれば見れるの?』て思ったかもしれない。
だが安心してほしい。
私も知らない。
●オーダー
依頼内容は『カニカマさま』を撃退し街に平和を取り戻すことである。
って言われてもまだピンとこないと思うので、今回の趣旨を説明しよう!!
・カニカマさまをつくろう
皆さんはプレイングを組み合わせて『カニカマさまってこんな奴』というカニカマさま像を作り上げてください。
ぶっつけ本番でやると矛盾で爆発すると思うので、相談時点で「俺は知っている……カニカマさまはこういう奴だった」「こういう伝説がある」「私知ってるわ! こんな攻撃で犠牲者が……!」みたいなノリで会話を楽しみカニカマ像をみんなのなかですりあわせて行きましょう。
今分かっているのは、カニカマさまって名前なのと封印されていたこととカニカマサンバがあるってことくらいです。
・カニカマさまを倒そう
幻想の街に現れるカニカマさまを皆さんで力を合わせて倒しましょう。
ちからをあわせてたおしましょう!!!!!!!!
●情報精度
このシナリオの情報精度はカニカマです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、カニカマ一本には大豆10個分のタンパク質が含まれています。
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