シナリオ詳細
優雪のタンザナイト
オープニング
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星空のクレッシェンド。
煌めく尾を靡かせて、ゆっくりと目の前を通り過ぎて行く。
ラピスラズリはオーバルに磨かれて金色の台座に乗せられた。
一つとして同じものなんて無い。星空を閉じ込めた宝石の名前。
エル・エ・ルーエ (p3p008216)はタンザナイトの瞳をぱちりと瞬かせる。
アジュール・ブルーの大空が広がる砂の都ネフェルスト。
ファルベライズ遺跡での戦いの余波はラサ全土に波及し、ネフェルストのブラックマーケットにも少なからず空きが見えていた。
それは仕方の無い事なのだろう。
一時的に拠点を幻想国に移した商人達も居ると聞く。
「……」
エルス・ティーネ (p3p007325)は静かなマーケットをゆっくりと歩いていた。
「よお姉ちゃん。無事だったのかい?」
「ええ、お陰様で。あなたも無事で何よりね」
顔見知りの果物屋の店主がエルスにオレンジを手渡し、お礼にゴールドを掌におく。
いつも通りのやり取り。けれど、賑やかすぎる程の活気の声は聞こえてこない。
「……」
「そんなしょげた顔してっと、美人が台無しだぜ。なあに、そんな顔してたのが恥ずかしくなるぐらい、すぐ活気は戻ってくるさ。心配すんなって」
「そうよね。私達がしょげてても、良いことないわよね」
エルスはラピスラズリの瞳を上げて微笑んだ。
「あ、エルスさん。ここにいらっしゃったんですね。こっちに、気になるお店があったのです。すごくキラキラで綺麗で、エルはとっても気になるのです」
エルはエルスの周りを回り出す。ツインテールが揺れて子リスの様だとエルスは頬を緩ませた。
ふわりと砂を含んだ風がマーケットの隙間を通り抜けて行く。セーラー服のスカートがひらりと揺れた。
「何があったの?」
ジェック・アーロン (p3p004755)はこてりと首を傾げ、目を輝かせるエルに視線を向ける。
「エルは、ネフェルストのすみっこで、『美味しい色宝、あります』の看板を、お店に立てている方を、見つけました。これは、発見です」
「美味しい色宝?」
エルの言葉にヨタカ・アストラルノヴァ (p3p000155)は興味を引かれて耳を傾けた。先を歩いていきそうになる武器商人 (p3p001107)の裾を掴んで引き留める。
「おや、小鳥気になるのかぃ?」
「少しだけ……」
「じゃあ、行こう。早速行こう」
百聞は一見にしかず。
わくわくとスキップしながらマーケットの隙間を縫っていくエルを見て居ると此方まで楽しい気持ちになっていく。先ほどまでの沈んだ表情が嘘みたいにエルスの心は温かく広がっていた。
●
アメジスト、ルビー、サファイヤ、エメラルド、アクアマリン。
色とりどりの宝石の色彩がエル達を包み込む。
窓からの光を反射してガラスのプリズムがキラキラと舞っていた。
大粒のアクアマリンを覗き込めば、綺麗な色合いの飴細工だと分かる。
「おぉ……!」
「これは凄いわね」
繊細で美しく、本物の色宝の様に煌めきを帯びたお菓子にジェックとエルスは感嘆の声を上げた。
「ようこそ、いらっしゃい!」
店主が五人を快く迎える。この『ルビーの宝石箱』と呼ばれるお菓子屋の中には色宝を象ったお菓子達が所狭しと詰め込まれていた。
ラウンドカットされたルビー色の砂糖菓子。上部にはスノーパウダーを薄く散りばめて。
「他のお店も見て行ってくれよ。色宝にちなんだ商品が売ってるからさ」
にっこりと笑った店主は向かいのお店へと手を広げる。
武器商人とヨタカの目に止まったのは、二つの色を合わせたペンダントだ。
丸みを帯びた石は左右で色が違う。
紫(アメジスト)と青(サファイア)なんて組み合わせも出来るだろう。
お互いの色を半分ずつ分け合うペンダントは『いつも傍に』という願いが込められている。
他にも美しい色合いの衣装や、アクセサリー、マニキュアや香水が並んでいた。
どれもが色宝を象ったデザインで彩られている。
「この間の大鴉盗賊団の襲撃で、店を失ったり、家を失ったりしたんだよ」
「とても辛いと、エルは思います」
「でも、何時までもくよくよしてちゃぁ、生きて行けないからね。色宝を狙ってあいつらが来ただけでは悪い思いでしか無いだろう? だから、こうして色宝を良い思い出に塗り替えて立ち上がってみせるってな」
誰かの強がりだったのかもしれない。
けれど、窮地に立たされた時に目指すべき目標が出来れば、生きる希望になる。
生活を立て直す資金も調達出来て一石二鳥というわけだ。
「だから、うんと買っていってくれよな!」
「はい! エルはいっぱい、いっぱい買うのです!」
店主の商魂たくましい声に、エルは思わず微笑んだ。
- 優雪のタンザナイト完了
- GM名もみじ
- 種別リクエスト
- 難易度-
- 冒険終了日時2021年04月08日 22時10分
- 参加人数5/5人
- 相談6日
- 参加費300RC
参加者 : 5 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(5人)
リプレイ
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穏やかな日差しがアルパインブルーの大空に降り注ぐ。
靴底に感じる砂の感触と流れる空気の暖かさ。慣れ親しんだ街の空気に『竜首狩り』エルス・ティーネ(p3p007325)は青い瞳を細めた。
「まさか色宝に因んだお店が出来ていたなんて、ね?」
「ふふ、随分と逞しいね」
『ラサコレクションデザイナー』ジェック・アーロン(p3p004755)はエルスの声に頷く。
視線を街に戻せば視界いっぱいに溢れる宝石の色。ルビーにアクアマリン、ラピスラズリにクォーツ。
光に反射する色彩はエルス達の心を擽る。
「良い品ばかりで、大鴉盗賊団のことがなくても財布が軽くなりそうだ」
「本当に。エルさんは素敵なものを探すのが上手」
「えへへ。喜んで貰えて、エルは嬉しいです」
にっこりと顔を綻ばせる『ふゆのこころ』エル・エ・ルーエ(p3p008216)はエルスの言葉にその場でくるりと回ってみせる。
「お店がたくさんあるので、それぞれ自由に見て回って、そのあと皆さんと合流して、買ったものを、みせあいこしたいって、エルは思いました」
「いいわね。そうしましょうか。楽しみね」
「はい! エルは、とっても楽しみ、です!」
雪の結晶光がキラキラとエルのまわりを瞬いた。
「さて……何を探してみようかしら?」
エルスは指を顎に添えて、こてりと小首を傾げる。
色取り取りの色宝はどれも美しい色合いで、目移りしてしまうのだ。
まずはトルマリンの音色を探してみようかと店の中に足を踏み入れる。
其処にはジェックの姿があった。
「あ、エルスさんも何か探しにきたの?」
「えっと、赤色か青色……もしくは、紫色の……アクセサリーを探したいのだけど」
赤と青。ふたつの色を収めたペンダントがあればいいなとエルスは店の中を見て回る。
「私、センスはあまり良くないのよね……ね、見繕ってもらう事って出来る?」
「特別な日のプレゼント?」
首を傾げるジェックにエルスはこくりと頷いた。
「そう。特別な日よ。皆さんにとっては……なんて事ないと思うけれど……好きな人の誕生日がね」
エルスにとって4月8日という日付は特別な日。
――ディルク・レイス・エッフェンベルグの誕生日なのだ。
「ふふ、知ってるけどね」
「な、なんで知って?! い、いえ、この際そんな事はどうでもいいわ。知ってるのなら……その、改めようじゃない……こほん、ディルク様が好きそうなもので……私を見繕ってくれない?」
戸惑っていては欲しいものは手に入らない。此処は何としてもジェックのセンスが必要なのだ。
「うん。えっとね。赤い石はやっぱり燃えるルビーじゃない? 固いから割れにくいんだよ」
高度と柔軟性を備えるコランダムの御守は激しい戦いを強いられる冒険者にとって、何時でも持ち歩ける丈夫さが嬉しい。
「それに対を為すのは、同じコランダムのサファイアだと思う。これとかどうかな?」
ジェックが指し示すのはルビーからサファイアへ美しく変化していくバイカラーの石だ。
勇気と慈愛。情熱と冷静。二つの意味合いを持つ石をネックレスに。
「綺麗ね。これにしましょ。同じものが二つあるし……お、お揃いとかっ」
「お揃い良いんじゃない?」
「そ、そうかしら。大丈夫かしら。ふふ……」
これに合わせるなら青みの強いヴァイオレットカラーのドレスが良いだろうか。次は『オパールの揺らぎ』でドレスを探そうとエルスは頬を緩める。
ジェックはマニキュアの棚をじっと見つめていた。
「ちょっと前にやり方を教えてもらったんだ」
一つ取って光に翳せば、星屑みたいなラメが光輝く。
「あら、素敵ね」
「きらきら綺麗な色も良いし、ちょっと落ち着いた色も……うーん、迷う!」
ジェックは時間を掛けて吟味する。桜色は愛らしいだろう。ワインレッドは大人な感じがする。
けれど、ジェックが棚から選び出すのは。
サンライズ・イエロー。眩い太陽を染みこませた色。
これを指先に塗れば、いつでも恋人の温もりと笑顔を思い出せるから。
恋人の指先にはオパール・グリーンを乗せようか。
重なり合う指先にお互いの色を乗せて、微笑む二人の蜜月に思い馳せる。
「いやはや、商魂たくましいことだね」
くつくつと『闇之雲』武器商人(p3p001107)が笑みを浮かべれば『戦場のヴァイオリニスト』ヨタカ・アストラルノヴァ(p3p000155)が同意するように頷く。
「だがラサならばそうでなくては」
「ふふ、そうだね」
「ヨタカ。ほら、折角ならうんと楽しもう。
きっとここなら、おまえの好きなものもたくさんあるからね」
武器商人はヨタカの頭を優しく撫でた。
「うん。こんなに綺麗な場所があったなんて吃驚だよ。
ふふ、2人でどのお店へ行こうか……悩んじゃうね」
「時間はたっぷりあるんだ。全部を回ってみても良いだろうね」
武器商人は一番近くにあったドアを開く。
其処は『トルマリンの音色』。色彩のアクセサリーが織りなすハーモニーが店内を瞬いた。
「ヴァイス・クローネでは『二人で楽しめる消耗品』を贈りあったけど、次は何を買おうね?」
折角二人で買い物をしているのだ何か記念になるような物がいいだろうかとヨタカは思案する。
「記念に残るもの、かな」
「そうだねぇ。今回は形が残る物にしようか」
武器商人は棚に飾られているアクセサリーを一つ取ってヨタカの耳に翳してみる。
「ふむ、耳飾りもいいがブローチなども胸元が華やかになっていいね」
「紫月……二人お揃いのものが……欲しい、な……」
「……」
頬を染めるヨタカに武器商人は一瞬間を置いた。
「ああ、いいよ。お揃いにしよう」
桃色に染まるヨタカの頬にそっと指先を這わせる。
熱くなった体温と困ったように下げられる眉が愛おしい。
「そうだな。小鳥が好きな時に身につけてほしいから、楽器を奏でたいと思った時も手首を邪魔しないように軽くてシンプルなものがいいだろうか」
「うん……」
二人が選んだのは、アメジストをベゼルセッティングであしらったブレスレット。
ジェックは『オパールの揺らぎ』へと足を踏み入れる。
暖かな照明と光に揺れる衣装。
「マニキュアに合う衣装を探そうか」
露出が多めの衣装は恥ずかしいから買えないけれど。展示されている布地や色の組み合わせは見ているだけで参考になる。
生地に小さな宝石が縫い付けられていて、動くと光を反射する。その煌びやかな光のドレスで回ってみせる笑顔の恋人を思い浮かべ、ジェックは顔を綻ばせた。
「買って帰ったら、あの子は着てくれるかな?」
煌めく色宝が縫い付けられたドレスを撫でるジェック。
窓の外に視線を上げると、エルとエルスが『エメラルドの香り』へ入って行く所が見える。
「えっと……砂漠の冬の香りを、作って頂きたい、です」
幻想や鉄帝で冬風に乗る香りとは違う砂の匂いがラサには吹いているから。
「エルが遺跡で、戦った魔種さんに、エルは冬の匂いがするって、言われました。
それがどんな匂いだったのか、エルは聞くことが、できませんでした。
なので、砂漠の冬を知っている、店主さんに聞いてみたいって、エルは思いました」
「私は。その……あの方が好きな香りって何かしら……あまりきつくならないようにとは思うの」
思い出を紡ぐエルと頬を染めるエルス。
「なるほどねぇ」
エメラルドの香りの店主はエル達の『物語』を聞いて、少し考え込むように瞼を伏せた。
「少し時間が掛かるかもしれないから、先に香水瓶を選んでおくといい」
「はいっ! 楽しみなのです」
「普段使いとか考えると青色の香水瓶が良いのかしら……?」
二人が選び取る香水瓶は、『優雪のタンザナイト』と『静謐のアウィナイト』だ。
雪のような細かい意匠に彩られた香水瓶と、恵みのオアシスを讃えた青い色。
●
「ガスマスクが外れてから沢山美味しいものを食べてきたけど、外で買い食いするものってどうしてこんなに美味しいんだろう?」
ジェックはパイナップルジュースを片手に、もう片方にはクレープを掴んでいた。
ぱくりと一口食めば、クレープのカスタードが口の中を満たす。
甘く蕩けるカスタードにクレープの生地が香ばしい。
視線を上げれば、今度はジェラートのお店が見える。
「エルはおすすめのジュースと、デザートを食べたい、です」
「いいね。これはもう徹底的にどんなデザートが並んでるのか、市場調査しないと。見たことがないものがあったら絶対買っちゃう」
否、目の前に広がるのは未知のデザートだ。
片っ端から食べて行きたい。
「あぁ、夜ご飯入るかな……」
ジェックは晩ご飯の事を考えるのをやめた。
「わいわいがやがや、とっても楽しい場所での、お食事は、エルも楽しくなります」
エルはまだ戦いの爪痕が残る市場を見つめて僅かに瞳を伏せる。
「皆さんの、心や体の傷が治ったら、もっと楽しい場所に戻るって、エルは信じています。
その時は、また皆さんと、楽しくすごしたいって、エルは思いました」
エルの言葉にジェックも「そうだね」と頷いた。
軽食を食べながら、五人はお互いに何を買ったのかを見せあう。
「エルは『ルビーの宝石箱』で、雪のような宝石を見つけました!」
小箱に入れられた雪の結晶を内包する飴。
「甘くて、すうっと薄荷の味がして、エルは大好きです」
「本当だ。美味しいね。追加で欲しくなっちゃった」
エルの飴を一つ貰ったジェックは目を輝かせて味を楽しむ。
「同じ種類でも、一つ一つ、違うものなので、沢山買って、エルがお世話になった方達の、お土産にしたいって、エルは思いました。だから、いっぱいです。ジェックさんは何をかいましたか?」
「マニキュアとか」
「わあ! 綺麗な色だと、エルは思います!」
「へへ。そうかな。あの子と自分のイメージなんだ」
「素敵ですね!」
身を乗り出して微笑むエルにジェックもつられて笑った。
エルはヨタカと武器商人へと視線を向ける。
「お二人は何を買われたんですか?」
「俺達が買ったのは……このブレスレットだよ……」
シンプルなベゼルセッティングでアメジストをあしらったブレスレットが武器商人とヨタカの腕に光っていた。照れくさそうに笑うヨタカにエルは目を細める。
「仲良しは良いことだって、エルは思います!」
「はは、照れるな」
口元を抑えるヨタカの頭を武器商人は愛おしそうに撫でた。
「私はアクセサリーにドレス、香水瓶……いいものを選んで頂いたわ……ふふ」
エルスは彼の前に駆けて行く自分を想像して胸を高鳴らせる。
「とてもエルスさんが嬉しそうなので、エルも楽しくなります!」
「う、嬉しそう? ま、まぁ……いいものに出会えたからかしら!」
「はい! よかったですね」
照れ隠しの言葉にエルは笑顔で応えた。
――――
――
サンセットオレンジが影を伸ばし、空に星が瞬きだす。
数刻もすれば辺りは夜の帳に包まれるのだ。
カランとグラスの氷が溶けて外側を伝う水滴がコースターに染みこむ。
「今日は楽しかった」
「そうだね」
ラサの商人達のたくましさ。
バックにお土産を沢山詰め込んだエルの満面の笑み。
ジェックの両手にもお菓子の袋が抱えられていた。
恋人の為に選んだ大切なマニキュアはきちんとバックにしまってあるらしい。
エルスは少し早めに帰ってしまったがきっと『大切な用事』があるのだろう。
ラサの澄んだ夜空を眺めながら武器商人とヨタカはカクテルを煽った。
夜空は宝石を散りばめたベルベットみたいに二人を包み込む。
指先を絡めれば、先ほど買ったブレスレットが見えた。手を握ったまま夜空に翳せば陽光とは違った色を映し出す。
「ふ、ふ……また、紫月との楽しい思い出ができちゃった……」
桜色に頬を染めるヨタカは武器商人の胸に身を委ねる。ヨタカの心地よい重さに武器商人はしっかりと彼の肩を抱き留めた。
「そうだねぇ……また一緒に来よう。二人で、一緒に」
ヨタカの指を引き寄せて、唇を落とす武器商人。
願わくば。
愛おしい小鳥と。
紫月と。
ずっと、何度でも。
思い出を作る事が出来ますように――
エルスは視界に赤い髪が揺れた気がして青い瞳を上げた。
彼に似た髪色をした女性が目の前を通り過ぎて行く。
落胆と疼く心。似た色を見つけただけでエルスの胸は鼓動を鳴らした。
待ち望んだ逢瀬の予感に胸が高鳴る。
4月8日は貴方の誕生日。
言いたい事はもう決めてある。
あとは、貴方の傍に駆けて行くだけ。
ブルートルマリンの音色に誘われて。
唇に乗せる言葉は――
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。如何だったでしょうか。
色宝に彩られたお話をお送りしました。
GMコメント
もみじです。煌めく宝石の輝きに彩られ。
●目的
買い物を楽しむ
●ロケーション
ラサのネフェルストにある露天やお店。
色宝にちなんだ色とりどりのアクセサリーやお菓子が並んでいます。
●出来る事
全部してもいいですし、ひとつに絞っても構いません。
絞った方が一場面に沢山描写があります。どちらでも大丈夫です。
有りそうなものがあります。
色宝にちなんだものを自分で考えてもいいですね。
ファルベライズ遺跡の一件以降のラサと、復興に立ち向かう人々に思い馳せるのも。
【A】お買い物
メインのお買い物。
色宝にちなんだアクセサリー、お菓子、マニキュアや香水。お洒落な衣装など
『ルビーの宝石箱』:お菓子屋さん。ゼリーや飴細工
『トルマリンの音色』:アクセサリーや雑貨など。二つの色を合わせたペンダントもあります。
『オパールの揺らぎ』:美しい衣装や靴、カバンなどが売っています。
『エメラルドの香り』:宝石の様に色取り取りの瓶に入った香水。自分で香水瓶と香りを選べます。
【B】出店で軽食
小腹が空いたらマーケットで買い食いもありですね。
エールにカクテル、フレッシュなジュースに美味しいお肉。サラダやデザートもあります。
ワイルドなステーキやフライドポテトなど、お酒のおつまみにピッタリのラインナップです。
【C】バーでゆったり
夜が更ければバーでゆったりと過ごすのも良いでしょう。
星が瞬いて夜空を彩っています。
ウィスキーに氷を揺らし、カクテルの甘さを舌の上に転がしてみたり。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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