シナリオ詳細
【紅月の誘惑】
オープニング
●魅惑の紅
真っ赤な満月が見下ろす摩天楼。その一等高いビルの屋上で、二人の男女が距離をとって向かい合っていた。
女は着物風の出で立ちに、銀の刀身に満月を写す長剣を。男はテンガロンハットを被ったカウボーイのような恰好に、無骨で装飾の一つもない黒い銃を構えている。二者は吹きつける風をものともせず、お互い動かない。
「その間合いで俺に立ち向かうか。面白い」
「私の剣は斬るだけに非ず。ご要望とあらば――ご覧に入れよう!」
長剣を振るう女は一歩身を引き、勢いをつけて地を蹴り男に攻め込む! 当然距離がある以上、一見銃の方が有利に見える――しかし銃を構えながら男は考えた。此処まで言うには、何か策があるのだろうと。近づけさせないことは勿論、斬るだけではないという女の言を信じれば……打撃か衝撃だ。
「たぁああああッッ!!」
身を低くて突っ込んでくる女は、咆哮をあげ剣を振り上げる! ぎらりと光ったそれは男にはまだまだ届かない。しかし刀身が床にめり込むと共に、そこを中心として地割れのように床にヒビが入り、見えない衝撃波が音より早く男を襲うッ!
なるほどこういうことか、と男は転がりながら衝撃波を避け、銃の撃鉄に手を掛ける。即、ばんばんっと女に向けて二連射。遠近両用の剣なんて、ちょっと卑怯じゃないのかいなんて嗤いながら、流石『此処に導かれただけのことはある』と想った。
粉塵を立てる衝撃波は隠れ蓑にもなる。煙る屋上で女は床に刺した剣を素早く引き抜き再び男目掛けて詰め寄った。此処はビルの屋上、遮蔽物など給水タンクや室外機、大きなアンテナくらいしかない。見逃さない、女は銃弾が飛んでくる方向から男の位置を予想し、走り出す!
ガチンッと剣が鳴った。男の撃った弾丸は女の剣に当たり、煌めく刀身が円を描いていた満月を歪ませる。男も女も、同時に舌打ちした。「剣さえなければどてっ腹に風穴を開けられた」、「量産型風情の銃が私の剣に傷をつけたな」。
両者譲らぬ攻防、先に仕掛けたのは女の方。であれば引っ込んでばかりもいられないと、男は煙が晴れた頃を見計らって銃を乱射! 女に当たれば儲けもの、当たらずとも先程の技はタメが必要とみた。ならばその隙を作らせない! 女は迫りくる弾丸を神速の刃で以って切り裂き、じわりじわりと一歩ずつであるが姿を現した男に近づく。
「弾の軌道など読めるぞ、銃使い」
「おうおう。美人が台無しだぜお嬢さん。もっと楽しもうぜ?」
別段年若くも無いのに『お嬢さん』などと侮られたのが気に食わなかったのか、女剣士は改めて剣を構え、男に突っ込んでいく。ここまで近づけば――近距離ならば負ける道理はない! がちぃんと剣を受け止めたのは、先程量産型と罵った黒い銃だった。剣といえど何でも切れるわけではない。そんなものは妖刀だ。
女の繰り出した衝撃波はあくまで己の技。剣の効果ではない。今はただの鉄の塊同士が鍔迫り合う!
「いい加減、決着をつけよう。このあと私は予定があってね」
「それなのに此処に来たとは、お嬢さんも物好きだ」
「剣の道、極上の勝負を肴程すすむ酒はない」
「飲み屋か。俺も連れて行ってくれよ」
「ふ、私に勝てたらなッ!!」
命の取り合いでそんなことを言っている場合ではないのだろうが……二人は逆に笑った。この勝負、負けられない! こと命を奪っては面倒だ、だがこれほどの猛者と戦える機会が次にいつ訪れようというのか。此処は全身全霊を以って戦うことこそ相手への最大の礼儀!
――二人に面識はない。因縁も、宿命も、共通の友人も。二人を此処に引き寄せたのは、丸くて大きな紅い月。かの月は人心を惑わし、闘争心を膨らませ……裡に秘めた衝動を解放し引き合わせる。この二人もまた、妖を秘めた紅の満月の被害者なのだ。だが、そこに後悔も、忌避感もない。あるのはただ、『強者と戦いたい!』という衝動だけ!
いくら男女差があるとはいえ、常日頃から重い剣を振るう女の力は強い。段々と圧し負ける男は、一気に力を抜いてその場から逃げた。そうして次の一撃をお見舞いしてやろうと室外機の影にしゃがみ込んで隠れ、予備のマガジンをセット。
「させるか」
「……」
物陰に引いたはずだったが、女剣士は男の行動を予測し追いかけた。狙いは当たり。マガジンは未だ手の中だ。首筋に当てられた刀身が冷たい。これより一歩でも動けば命はあるまい。――嗚呼、こんないい女とやりあえたってンなら、命拾いくらいしとくかねぇなんて思いながら……男は銃を捨て両腕を頭の横にあげた。
女も男から敵意が無くなったのを感じ取り、剣を収める。
「この勝負、私が頂いた」
「仕方ねぇ。遠距離戦で負けるなんざ悔しいが……お嬢さんの強さに降参だよ」
「そのお嬢さんと言うのをやめろ」
「ははは、それは飲みの席で話そうや」
いつの間にか女の飲みに同席する流れに持ち込んだ男は、満足そうに天の満月を眺める。ありがとよ、今夜は酒が美味そうだ。どうせなら、他の連中の死合いも立ち会ってみたかったが……今夜は我慢しておくぜ。
女は男の腕をぐいと引いて立ち上がらせ、とても先程まで死闘を繰り広げたとは思えない程晴れやかな表情で、ビルの屋上を去っていった。屹度、明日屋上に来たビルの社員が「なんじゃこりゃあ!」と言うのを思い浮かべて、少し可笑しかったとかなんとか――。
●君のなかにも眠ってる?
「紅色の満月が、人々の持つ『強者と戦いたい!』って心に火を付けるらしいよ」
そう語るのは同じ紅の瞳を持つ境界案内人カストル・ジェミニ。語った本の舞台は摩天楼と呼ばれる高層建築が立ち並ぶ都心部。何でも、紅色の満月に影響された人は惹かれ合い、建築物の屋上で本気の勝負を繰り広げる事になるらしい。命は取らずとも、本気の勝負に両者が満足すれば、満月の魅了からは解き放たれて日常へ戻れるそうだ。
「此の世界では剣や刀といった刃物から、重火器や人体改造まで、割と何でもアリみたいだね。この物語の登場人物たちも、お互いの姿や獲物、それを持ち歩いてる事に特段驚いていなかったし」
それでね、とカストルは続ける。ここを見て、と開いた本の最後の頁には、続きがあった。それは紅の満月の独白。
『嗚呼、もっと闘争を! 死闘を! 血沸き肉躍るような戦いを! 誰でも良い、私の下へ集って――!』
「満月は人を求めてる。だからさ、皆には満月を満足させに行って欲しいんだ」
場所は先も言った通り高層建築物の屋上になるだろう。遮蔽物はさほどなく、照らされた月光で視界も良好。真っ向勝負の戦いにはうってつけの場所だろう。
「あくまで勝負であって命の取り合いじゃないよ。決着がついたら、ちゃんとこちらに戻れるから安心して」
そう言ってカストルはいってらっしゃいと笑顔でイレギュラースを見送った。
- 【紅月の誘惑】完了
- NM名まなづる牡丹
- 種別ライブノベル
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年10月17日 22時01分
- 参加人数4/4人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 4 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(4人)
リプレイ
●Fight with brave!
「はっはっはっ、参加者全員でバトルロイヤルか。よーしパパ頑張っちゃうぞ! ……なんてなるかよ!」
そんなめんどい事やってられるか! 俺は図書館に帰る! とは言うものの、来てしまった以上決着がつかなければどうにもならない。『貧乏籤』回言 世界(p3p007315)は仕方なく、しかしわざと負けるのも興を削ぐこと甚だしい故ある程度真面目にやろうかと身構える。
一方、この世界を歓迎する者もいた。特に『ラド・バウD級闘士』溝隠 瑠璃(p3p009137)はこの戦いを楽しみにしている事を隠しもせず、成程成程と納得しながら飛び跳ねている。
「誰が一番強いか競い合う! 何とも大好物なルール内容! 殺しは駄目なのはちょっとやりにくいけど……そんなのどうでもいいくらい血沸き肉躍る!」
「戦いを求める世界というのも、面白い話だね。……気に入ったという意味だよ?」
だって、大体の場合に於いて「争いを止めてほしい」と言われるものだから、と『デイウォーカー』シルヴェストル=ロラン(p3p008123)も同意を示した。
それを一歩引いた感情で見ていた『気は心、優しさは風』風巻・威降(p3p004719)は、天で紅色に大きく輝く満月を見上げる。
「人を闘争に駆り立てる紅い月か……怖い怖い」
でも人死には出さない辺りは優しいし、折角だから今の力を試してみるのも悪くないかと肩を鳴らす。さて、誰が勝ち残るか。今回集まった面子は戦い方が全然違うものばかりで結果が読みにくい。威降も簡単に負ける気はないが……。
「ふふ、楽しみですね」
先手必勝、威降はまず全力で全員から距離をとる。離れた場所から他三人を視野に収め、最も傷ついている者に狙いを決めて攻撃する算段だ。その為にはまずは誰かが誰かに攻撃を仕掛ける必要がある。今はまだ動く時じゃないと、時を待つ。
――誰が言い出したか、『俺より強い奴に会いに行く』。そういう思考は生憎必要ないと、世界は並行心でその思想を取り除く。わざわざ用意された舞台でルールに抗うのは悪いが、世界の心は世界だけのモノだ。
「俺は自分の意思で動かせてもらうぞ」
さて、戦場はそう広くない上に見通しも悪くない。戦いやすくはあるが、逆に言えば隠れ難いので真っ向勝負に向かない世界にとっては不利な局面と言える。給水タンクの背に隠れ、他の者が弱ったところを漁夫の利……と行きたいところだが、時間が長引いては不利になることは間違いない。隙を見て精霊爆弾を仕込んだ罠を設置する。例え見え見えだろうが、警戒心くらいは引き出せるだろう。
選手のうち二人から距離を取られ、瑠璃が真っ先に狙ったのはシルヴェストルだった。正々堂々奇襲を仕掛け、相手の虚をつくタイプの瑠璃は、素早く駆け寄ると大きな声で名乗りをあげる!
「我が名は『瑠璃蝶』溝隠瑠璃! それではよろしくお願します!」
まずは相手に敬意を持って挨拶……からの、直後に特製薬品を投擲による目潰しッ!! そちらに気を取られている隙に近づいて、スニーク&ヘルで死角からの奇襲を仕掛ける!
「ひゃー」
眼鏡が無かったら危なかった。薬品はシルヴェストルの眼鏡にかかったものの、直接瞳への損傷を防いでくれた。だからこそ気付けた、瑠璃の奇襲! シルヴェストルには安定性も耐久力も無い、乱戦のごたごたに紛れて戦おうと思っていたが、まさか自分がその対象に選ばれるとは。戦法としては魔術使い、ノーモーションでショウ・ザ・インパクトを放ち、瑠璃を吹き飛ばす!
「わぉ! 結構痛いゾ!」
吹っ飛んだといっても瑠璃は並外れた戦闘熟練者。ズザザザっと床を擦りながら踏ん張る。再び距離のあいた四者、隠れる場所は少しでも少ない方が良いと、シルヴェストルはチェインライトニングで給水機に攻撃を加えると、困ったことに真下には世界。
「げっ!」
世界は上から降り注ぐ水に濡れる。幸いにして罠に水は掛かっていないようだが、これでは足跡でこちらの動きは丸見えだ。大体、動きにくくなったし足跡も水跡でバレるだろう。壊れた給水タンクは傾き、いつ倒れるかも分からない。此処に居ては危険だと判断した世界は、否応なしに姿を現した。
そこに目をつけた威降は世界に向かって走り寄り颶風穿を繰り出す! 至近距離、無拍子で放たれる神速の突きは、如何なる防御も撃ち抜く!
「……っ痛ぇなぁ」
「痛いですね……」
颶風穿は世界の腕に当たり、確かに貫いた。しかし世界もまたタダでやられるわけもなく、纏っていた茨の鎧で相手に地味だが着実なダメージを与える。お互い傷ついた――どちらも弱っているが、踏み込んだのは威降の方。周辺には罠が各所に設置されている。一歩退けばカチリ。ドォンッ!! 精霊爆弾が起動し、周囲に立ち込める土煙。
――本当はもっとちゃんとした攻撃をしたかったんだが、仮にも仲間相手にそうそうエグイ攻撃なんかできないよなぁ。ん? 爆弾? ナンノコトカナ。視線を逸らして口笛でも吹きそうになる世界に向けて、今度は鋭い剣閃が飛んでくる!
「わぉっ!」
「この程度ではまだまだ」
相手の体力をじわじわと吸収しながら、粘り強く戦う威降。削られる上に治癒までされていったのではたまったものじゃないと、煙りに紛れながら世界は罠を縫って室外機の裏に隠れ、ミリアドハーモニクスにより回復を行う。世界は力は無いし、打たれ強くも無い。技を扱う技量も無いと、誇れるものなど無い人間だと自分では思っているが……しぶとさだけは程々にある心算だ。もう少しばかり悪あがきをさせてもらうぜと、じっと回復に専念する。
隠れたのなら探すまで。威降は超聴力を頼りに慎重に世界を追う。
その攻防をシルヴェストルも瑠璃もただ見つめていたわけではない。土煙の中、ひとつ佇むシルエット。あの爆風を喰らっておいてタダでは済むまいと、一瞬二人、視線を交わし……連なる雷撃とキャタラクトBSが同時に威降へ襲い掛かる!!
「ぐっ!?」
いくら世界の体力を吸い取って幾らか回復したとはいえ、まだ傷がある中での遠距離と死角からの攻撃ッ! ぐらりとよろめく。瑠璃はトドメの一撃をと、加えてもあえてその場から離脱せず、威降の股間を思い切り蹴りあげた!!
「!!!!!!」
「わぁー」
声にならない叫びをあげて倒れる威降。それを見てぶるりと震えるシルヴェストル。今のは絶対痛い、特に男にとっては、心臓を抉られるより痛いかもしれない。そんな事は素知らぬ振りをして、今度こそ瑠璃は煙が消え去る前に罠原から離脱した。
――卑怯? 戦い方がひどい? 否ッ! 勝利の為にどんな事でもやる……それが戦いに身を置く者の務め!! 勝てばよかろうー! の精神なのだゾ! と、瑠璃は胸を張る。
流石の威降もこれ以上は戦えないと、若干内股になりながらビルの床から跳躍し、今にも横倒しになりそうな給水タンクの上に身を置く。
「使い物にならなくなったらどうしてくれるんですか、全く……」
負けたことを特別気にはしないが、最後のアレは響いた。あとはじっくり残りの面子がどう動くかを、文字通り高みの見物と洒落込む。
残りは三人。一人は隠れていて……といっても給水タンク周辺は危険となれば、あとは室外機の傍くらいしか隠れる場所がないのは分かっている。恐らく其処にいるだろう。そして目に見えているのが二人。片方は眼鏡が濡れて視界が悪い。もう片方は若干消耗しているもののほぼ無傷。
体力を回復しながら、世界は考える。どうすればあの二人に勝てるか。威嚇術では威力が低すぎる、怯んでもその先の手札がない。ブラックアウトも同様だ。片方に加担して一方を協力して倒し、最後に裏切るのも手だが……。
悩んでいる間にも状況は変化する。瑠璃が着地した段階でシルヴェストルは再びチェインライトニングを放ち、感電を狙う。しかし瑠璃の反応速度は生半可なものではない、即座に其処から動き術者であるシルヴェストルに向かい突進! 先程の攻撃で眼鏡は未だ若干の曇りがある。蛇行しながら走れば追いつけるものではない。かといって眼鏡を外しては余計に(視力的な意味で)見えなくなる。
「もらったゾ!」
つま先を踏んで逃げられなくしてから、瑠璃は今度こそシルヴェストルに頭からルージュ・エ・ノワールをぶっかけた! 猛毒が全身に回り、視界が歪む。
「まいった!」
引き際というか、「これ以上はまずいかな」というラインは確りと見極めている。命のやり取りにまで至らないとはいえ、流石のシルヴェストルも味方相手に大怪我させたくないしさせられるのも御免。素直に降参する。瑠璃もまた、本体は相手の殺害も視野に入れて行動しているが、今回はルール的に駄目なので降参を受け入れた。
そして十分に回復した世界と、瑠璃がその場に残される。ほぼ勝負はあったようなもの。世界の接近戦における手段はほぼない、そして相手は戦闘狂ときた。痛い目はみたくない……わざと負けるのではない。自分だって十分頑張った、そう感情を噛み砕いて、両手をあげ室外機の陰から姿を現す。
「俺の負けで」
「戦わずして負けを認めるのか!?」
「痛いの嫌だし。あと俺今別に闘争心とかないし」
「むー」
いまいち納得していない様子だったが、勝ちは勝ち。瑠璃はちょいちょい、と世界を手招きして自分の元へ来させた。そして「ぺちっ」と頭に優しく(瑠璃比)チョップを入れて、勝敗は決した。
――勝者、溝隠 瑠璃!
「やったーー! これからも頑張るんだゾ!」
勝利に舞って喜ぶ瑠璃。
「おめでとうございます」
拍手を送る威降。
「はー、もう絶対やらねぇ」
溜息を吐く世界。
「そこそこ楽しめましたね」
ほくそ笑むシルヴェストル。
其の戦いを見て満足したのか。紅月はいつの間にか、普段と変わらぬ銀色に輝いていた――。
成否
成功
状態異常
なし
NMコメント
【マスコメ】
オープニングをご覧いただきありがとうございます。まなづる牡丹です。
前作との温度差で死にそうです。
●やれること
参加者様同士の戦い。
一対一でも、組になって分れても、全員同時に最後まで立っていた者を勝者とするでも、何でも良いです。武器も当然何を用いても結構です。但し、あまりにも世界観を逸脱したものはそこの箇所の採用を見送ることがございます。
特に記入がない場合は、プレイングによりまなづる牡丹が勝者を決定します。(あらかじめお客様の方で勝者を決めていただいても、もちろん構いません。その場合はプレイングに記載をお願いします)
戦場はオープニングにあるような、高層ビルの屋上です。広さは50m四方程度、給水タンクや空調の室外機、場合によっては転落防止のフェンスもあるでしょう。破損などは気にせず、どのように利用しても大丈夫です。
●その他、注意点。
本の中の世界での出来事になりますが、対戦相手の命を奪う行為は避けて下さい。欠損に関しては欠損される本人がプレイングにはっきりと明記した場合のみ採用する可能性があります。(しない場合もあります)
一般人はいません。巻き込むことも避けて下さい。
また、戦闘を題材としたシナリオという都合上、時間経過で治る負傷が発生する場合があります。ライブノベルなのでシステム的に重症になったりはしませんが、フレーバーとしてお考え下さい。
以上、皆様のご参加をお待ちしております!
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