PandoraPartyProject

シナリオ詳細

「ヒャッハー! 新鮮な男よー!」

完了

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

 あなた方はとある依頼の帰りだった。
 小さな村で魔物の討伐をこなしたあなた方は、帰路に就こうとしていた。
「あらあら、せめてお礼をさせてくださいな」
 この村の長老だという老婆が皺皺の温かい手で一人の特異運命座標の手を包む。

「そうよ、こんな遅くに帰るなんて危ないわぁ! 泊っていってちょうだいな」
 ディアンドルの衣装に身を包んだ女性が潤んだ瞳で乞うてくる。
 白玉のように輝く肌と谷間に思わず目線が行ってしまい、ばっと目を逸らした。

「そうだよー、なんならご馳走も用意するしぃ」
 ミニスカートから覗く小麦色の太ももをちらつかせ、巻いた金髪をくるくると指で弄ぶ派手目の女性。
 ここまで言われてはせっかくの善意を無碍にするといのも気が引ける。
 では、一晩だけ……とあなた方が頷いたのを見てさっそく長老は近くに控えていた女性に指示を出しあなた方を屋敷へと案内した。

 それぞれ四つの個室が割り当てられ、部屋の隅にはお香が焚いてあった。
 ベッドはふかふかとして負担がかかりづらいが些か大きいような気もする。
 その他棚に調度品、大きな机に椅子などかなり豪華なつくりとなっていた。

「いかんせん、来客が少ない村なものですから。せめて来てくださった方にはできる限りのおもてなしをさせていただきたいのですよ……」
 にこりと微笑む老婆の気づかいに感謝しながらあなた達は荷物を降ろした。
 荷物を降ろすと同時にコンコンとドアがノックされる。

「お待たせしました、お夕飯の準備ができたわよぉ」
 おっとりした口調の女性に呼ばれ、あなた方は食堂へ向かった。
 かぼちゃのスープに、ミートパイ、今朝採れたばかりという新鮮なフルーツに焼き魚――。
 予想以上のご馳走がずらりと並んだ光景にごくりと喉がなる。
「さぁ、おかわりもあるからたんと召し上がれ」
 そういえば魔物を討伐してから何も食べていなかった。いただきますと手を合わせ食事に齧り付く。
 食事の後は疲労回復の効能があるという風呂をいただき、そしてベッドへと。

 やがて、すうすうと規則正しい寝息(あるいはいびき)が聞こえてきたことを派手めな女性が確認するとすぐさま長老のところへ。
「ちょーろー、全員寝たっぽいんだけど」
「そうかそうか」

 では、ありがたぁくいただくとするかのぉ……。
 なにやら長老が呪いを唱えだす。すると皺だらけの肌が嘘のように美しくなり、白髪はつややかな黒髪へ。黒曜石の瞳に真っ赤なルージュ。
 どこからどう見ても経国の美女に変貌したではないか。
「さぁ、お前たちわかっているね」
 口調も何故か変わった長老に周りの女子はこくんと頷いた。

「さぁ、我ら『肉食女子』新鮮な男どもをいただくよ!!」
 おおーっ! とこぶしが高く突き上げられた。
「あ、万が一女の子や各省が取れない奴が混ざってたら手ぇ出すんじゃないよ」
 おおーっ! と小さく声が上がった。


 やけに帰りがおそい特異座標点を朧は待っていた。
 今回のオーダーはシンプルな魔物の討伐であったはずだ。彼らの実力からしても時間がかかりすぎている。
「んー……なんかあったかねぇ」
 寄り道しているだけなら良いのだがと朧はぱらぱらと呼んでいた本の頁を捲った。
 するとちょうどあの魔物を討伐に向かわせた村の頁であった。どれどれと呼んでいると
『女体村』
『その名の通り女性しか生まれない村である、故に彼女たちは時折村を訪れた旅人の男性を襲ったり他の村から男性を攫ってきて子を為している』

「……もしかして、もしかしてな?」
 だらりと朧の頬を冷や汗が伝った。
 

 


 

NMコメント

 初めましての方は初めまして。そうでない方もよろしくお願いします。白です。
 何書いてるんだろう私も思いました、思ったけど書き上げてしまったのだから仕方ない。
 
★Attention!!★
 このシナリオはPPPの倫理ルールに反しない限りで性的な描写が入る可能性があります。
 恋人さんがいるうえでの参加は自己責任でお願いします。
 万が一女性参加者のみもしくは不明となった際はすっごい平和なシナリオになります。
 簡単に言うとお茶会です。ほのぼのしてます、が一人でも男性がいるとその男性のところに男に飢えた肉食女子が襲い掛かります、(グロテスクではないのでそこだけはご安心ください)

●目的
・朝まで肉食女子の襲撃に耐え抜く。
 タワーディフェンスです。部屋にある物、非戦、スキル、ギフト、アイデア何でも構いません。
 駆使して男性として大事な何かを守り抜きましょう。
 朝になれば朧が強制的に帰還させてくれます。それまで耐えてください。

・敵
 長老(警告の美女の姿)
 長い黒髪にむちむちボディのたまらん体つきのお姉さんになっています(自称若かりし頃)
 実際は御年……以上のおばあさまです。
 性的魅力、誘惑を強化している上にどんな屈強な男性も組み敷けるようにかなりの筋力を持っています。

・肉食女子メンバー
 この村の住民たちです。様々なタイプの女性に己を見せかける術を持っています。
 おっとりお姉さん? 派手めなギャル? 清楚さん? OK、任せろ。
 長老ほどではないですが自慢の身体を使った色技や忍者かお前らというような気配遮断の術などに優れています。

●場所
 一人一部屋割り当てられた個室です。外からは鍵がかけられております。壁は薄いです。
 ドアの反対側には窓があります。が、外には逃がすまいと肉食女子が張り込んでいます。

 プレイングには目の前に現れてほしい女性の外観、性格、シチュなどを記載ください。
 できる範囲で叶えます。

●サンプルプレイング
・おっとりしたナースさんが触診に来る(ボブでむちっとした体形)
 そんな恐ろしい村だったなんて……!! うおおお、ちょっと悩むが俺は生き残るぜ!
 ……って病院? なんで?
「○○さぁん、回診のお時間ですよぉ」
 こ、これはなんてむっちりボディのナース=サン!!!
 いかんいかん、心痛むがショウ・ザ・インパクトで壁にぶつけて気絶させるぜ!!!

・お茶会ver
 お泊りさせてくれただけじゃなくてこんなお菓子もたくさんくれるなんて!
 よし、自慢のお茶の腕を披露しちゃうわ!

 こんな感じです、それではいってらっしゃい  

  • 「ヒャッハー! 新鮮な男よー!」完了
  • NM名
  • 種別ライブノベル
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2020年09月18日 22時10分
  • 参加人数4/4人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(4人)

寒櫻院・史之(p3p002233)
冬結
小刀祢・剣斗(p3p007699)
新時代の鬼
二下廻・逃夜(p3p008431)
ビビり魂
如月 追儺(p3p008982)
はんなり山師

リプレイ

 草木も眠る丑三つ時。
 妙な寝苦しさを感じ『浮草』秋宮・史之(p3p002233)は目を開けた。
 視界に何かが映り込んでいる。そういえば何か腹の上に重さを感じるような。
 ああ、誰かが俺の上に乗っかっているのか。
 ……乗っかって?
 服の下に手を差し入れたことで、ようやく史之は異変に気付いた。
「まてまてまてストップストップどこ触ってんだよ!」
「私の夜這いに気が付くなんて……貴様、やるな」
 突き飛ばされた女が立ち上がる。
 白雪のような肌ににボンッと出てキュッと締まってバンッと出た迫力満点の大柄ダイナマイトボディ――。

「……失礼を承知で尋ねるけど」
「うむ」
「おいくつですか」
「十九だ」
「惜しい! もっと年上だったら俺の好みドンピシャだった! キレ―なオネーサンにゴホーシするのはウェルカムだけど年下は論外! 論外ですよ!チェンジで!」
「すまぬがチェンジは承っておらんのでな、覚悟せよ」
 吠える史之に動揺することもなく女が拳を構える。

 ――こいつ、出来る。
 油断したら(社会的な意味で)死ぬ。
 場を緊張感が包み込んだ。

「それ以上近づくなら本気で斬る!」
「良い! こちらも本気で奪い取るまで!」
 女の繰り出した手刀。大抵の男なら何が起きたかすら理解できず昏倒していたであろう。
 が、己が防御を力へ変えた史之は迎え撃つ。
 相手の勢いを利用し、そのまま雷撃へと変え女へと叩き込む。

「俺の忠節は海洋の女王陛下へ捧げてるんだ。他人あまつさえ年下にくれてやる分はないよ」
 想うは海洋に君臨する麗しき女王陛下唯一人、その身も心も彼女に全て捧げると決めているのだ。
「じゃあ、私が年上なら良かったの?」
 先ほどの雄々しい口調とは打って変わり、年相応の口調になった相手に思わず史之はそちらをみやる。はらはらと涙が頬を伝い落ちていた。
「あっ泣くなよ……こっちが悪者になった気がするだろ……」
 罪悪感から史之がハンカチを差し出そうとポケットに手を突っ込んだ瞬間に、今度は上段蹴りが史之の眼前に迫った。辛うじて受け止めたがあと少し反応が遅れていれば直撃は免れていなかったであろう。

「だまし打ちか……やりやがる……燃えてきたぜ!」
「涙は女の武器……というであろう?」
「確かに!」
 互いの力量を認め合い、血と汗が飛び散り脳汁が溢れ出す。

「素晴らしい力量よ! 私の目に狂いはなかった! 力ずくで奪い取る!」
「俺とは正反対の考え方だね。俺はあの方が幸福ならそれで嬉しい、そこに俺が絡まなくとも。あなたは?」
「心は後からついてくるモノよ。寧ろ惚れさせてみせるとも」
「……あはは、あなた面白いね」
「ふっ、貴様もな」
 女は拳を、史之は刀を降ろした。そして互いに固い握手を交わす。
「良かったら朝まで語り明かさない? 飲み物も出すよ。何が好き?」
「うむ、ではいちごオレを」
 好みは可愛いなと軽い冗談を飛ばしつつ、史之は女と朝まで互いに語り合っていた。

 騒々しさと何かの気配。『愛と勇気が世界を救う』小刀祢・剣斗(p3p007699)はふと目を覚ました。
 女が自分を見下ろしている。殺気は感じない。
「ふむ……騒がしいと思ったが……これはどういう事だ、女?」
「貴方様を夜這いに参りました。」
 澄んだ声が部屋に響く。
 あまりにも堂々と告げられた真実に剣斗は豪快に笑った。
「クハハハ! まさか俺に対して夜這いを仕掛ける者達が居るとは! 面白い!」
 女共が強く泊まっていけと言ったのはこの為かと剣斗は理解した。
 ではなぜ夜這いを? 剣斗は女に問う。
「女、もっと事情をよく聞かせろ……場合によっては相手をするのも吝かではない」
 問われた女は淡々と告げる。

「この村は女しか生まれぬのです」
 だから村を訪れた旅人や、他の村から男を攫い子を為していると。
 村を存続させる為には必要なのだと、女は言う。
 剣斗はさらに女に問いかけた。
「村の存続の為にな……一つだけ聞く。その手段で為した子を貴様等はちゃんと「愛」し幸福にしているのか……? 俺が協力するかはそれの返答如何だ」
 生まれた子を道具として扱うならば剣斗はこの場で女を気絶させるつもりであった。

「もちろんです、子は宝。何にも代えて守り通す宝です」
 数分の沈黙。その言葉が嘘かどうか剣斗は見極める。
――嘘は、ついていない。

「クハハハ!!! 結構! 子は宝だ! ちゃんと愛し幸福にしているなら俺は全力で協力してやろう!」
「ありがとうございます」
「何より子種を得る為に何でもするという「略奪」に近いその精神が気に入った! 我が祖国に通じるその精神……まさしく俺の好みだ! 女、名前はなんという」
「千代と申します」
 剣斗は千代の細い腰を引き寄せた。
「千夜、お前を俺の女にしてやろう。泣き喚こうが許さん。俺の子を産んでもらわねばいけないからな」

 甘やかな囁きが千代の鼓膜を揺らした。思わず息を詰まらせた千代の髪を優しく梳いてやる。
「安心しろ、体力には自信がある。子が出来るまで相手してやるとも」
 滑らかな肌に手を這わせ、甘美な嬌声に雄としての本能が刺激されてゆく。
 帰ったならば境界案内人に偶にここに来るように言わねばなるまい。
 俺の女と子達だ……ちゃんと愛さねば。

 規則正しい寝息とあどけない寝顔――。
「びゃあ!?な、なに!?なに!? なにがお゛ごっ゛でる゛の゛ぉ゛!?」
 を一瞬で泣き顔に変えて飛び起きた『ビビり魂』二下廻・逃夜(p3p008431)。
 この部屋に徐々に近づく獲物を追い詰める飢えた獣のような激しい欲求の感情。
「せっかく怖いの我慢して何とか魔物退治をしたのに、その魔物より酷い感情をがん゛じる゛ん゛だげどぉ゛!?」
 こんなことなら帰っておけばよかったと後悔しても後の祭りである。

「いやあああ!? 助けてみんなぁあ!?」
『皆、寝静まっているであろう。助けなど来ぬ。愉快愉快』
 宙に浮く瞳のついた黒手袋が逃夜を嘲笑う。
「わ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!」
『仕方あるまい、我に考えがある』
「……え?」

 黒手袋に言われるがまま扉の前に簡易的なバリケードを作る。
 簡単に突破されてしまいそうだが、黒手袋は『着替える時間さえ確保できればいい』という。

『では、お・き・が・え――である』
「ほ、ほんとにやらなきゃいけない……?」
『当然。生き残りたくば覚悟決めるべし』

 黒手袋が目配せしたと同時に扉が吹き飛ばされた。
 舞い上がる埃の中ゆらりと二メートルは優に超えるであろう筋骨隆々世紀末系女子二人が姿を現した。なんか作画が濃い気がする。
「この程度の堤防で我らが侵入を拒めるとでも――」
 目の前の光景に絶句した女達は続きの言葉を紡ぐことができなかった。

「い、いらっしゃい……お、お・きゃ・く・さ・ま♡」
 家具を寄せ集めた即席ステージに輝くサイリウム。
 そしてバニースーツを身に纏い泣きそうな顔でくねくねと身を捩らせている逃夜であった。
「わぁ……こんなにお客さまがきてくれて、とーや嬉しい! でもねでもね? やっぱりこんなに多いとちょっと怖いなぁ……」
 前半は棒読みな裏声、後半は本気の怯えた泣き声である。だって本当に怖い、逃げたい。
 目の前の愛玩動物を女達は見守っている。
「誰か、とぉっても強くて、誰からでも守ってくれる人がいたら……とーや一目惚れしちゃうなぁ!」 愛らしい兎のお願い、母性本能と守らねばという使命感に女達は燃え上がった。

「良い! 我が守ってやろうぞ!」
「巫山戯るでないわ! 我こそが伴侶に相応しい!」
「ならば決闘ぞ! 表へ出よ!」
「望むところ!」
 嵐のような勢いで部屋を後にした彼女達の迫力に逃夜はその場にへたり込んだ。

『上手くいったであろう。我の提案、バニー姿で悩殺・身内争い作戦(愉悦成分ましまし)は』
「もう、二度と……あんな事やらないからなバガ手袋ぉ!」
『超面白かった』
「わ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!」
 またもや逃夜の悲鳴が響き渡った。

 追儺は眠ることができずにいた。
 杯を傾け、酒を流し込んでも妙に頭が冴えている。
 今思えばそれは寝てはならぬという本能だったのかもしれない。

 ひたり。ひたり。

 何者かがこちらに近づいてくる音を追儺の耳は捉えた。
 気怠そうに振り返ると襦袢を纏った霊長類最強と呼ばれそうな体格の般若面の女が立っていた。
「オトコ…イイ…オトコ……ヒヒ…イヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「なんでっしゃろ? 見た所随分お強そうなナリしてますなぁ」
 腰に刺した刀に手を添える。
 強敵と相まみえるというのはいつだって最高の味わいであった。
「ひとつ一戦交えてみるのも一興かと」
 女の手が追儺に伸ばされる。柔術の類かと追儺が一歩引こうとした時だった。
 スッパアンと景気よく追儺の着物が開けられた。

「……は?」
 刀を抜くことも忘れ、何度か瞬きを繰り返す。
「オトコ…イイ…オトコ……ヒヒ…イヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「あ、そっちの一戦交えるですか。それは遠慮しときますわ。そういう趣味ではないんで、ええ。」
 女を引き剥がそうとするがびくともしない。
「……おい遠慮する言うてんやろ聞こえてはります??」
「オトコ…イイ…オトコ……ヒヒ…イヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「ええ加減にせんとはっ倒しますえ!!」
 鳴き声のように同じ言葉しか繰り返さない女にとうとう追儺はブチ切れた。
 怒りで筋肉を呼び覚まし激しい捨て身の攻撃で般若女を吹き飛ばす。
 それでもまだ手を伸ばしてくる女に追儺は亡者を使役する。
「しつこいわ!」
 一体、二体と亡者が次々と現れては女に群がっていく。
 動きが鈍ったところで追儺はもう一度拳を握りしめた。

「鬼相手なら手加減なんぞ必要ありまへんわなぁ!!!!」
 ゴッと鈍い音と壁に人型の穴を開けながら女は遠くへと吹き飛ばされていった。

 こうして彼らは見事貞操を肉食女子の魔の手から守り抜いた。
 なお帰還後。彼らは一斉に朧へと詰め寄ったという。

成否

成功

状態異常

なし

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