PandoraPartyProject

シナリオ詳細

クソザコ美少女とイキナリフィッシング

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●ザ・ダイナミックフィッシングライフ!
 ミラーコートサングラスとキャップを被った男が、クルーザーのデッキで腕を組む。
 竿を一本選ぶと、大いなる海へと振り返った。
「釣りはいい。心を癒やし、活力を与える。こんな天気のいい日には、海に向けて竿を振りたくなるのも、仕方の無いことなのかも知れないな」
 とかいって、フゥンつって丸太みてーな竿を海めがけて振り込んだ。
「ぴゃああああああああああああああああああああ!?」
 腰をぐるんぐるんにロープで縛られた『クソザコ美少女』ビューティフル・ビューティー(p3n000015)が、竿にひっぱられる形で放物線を描き海へと落ちていく。
 どぼーんと海に沈んでいくビューティーの水柱。
 男はサングラスを光らせると。
「釣りはいい」
 とかダンディズムを垂れ流した。

 ここは幻想南部の港ツレマッカ。
 毎年多くの釣り人が海釣りのロマンを求めて船を出す大釣人時代に突入したとかしないとかいう名スポットである。
「ダイナミックなフィッシングロマンを、追い求めたくはないかァ?」
 そんなスポットでダンディ垂れ流してる男がいた。
 地元じゃ有名な大物専門釣り師、ジャイアント竹達である。
 彼は狙った獲物は逃がさないが釣り上げるのに人手が居ると評判で、この前つり上げたクラーケンは山中や続く烏賊焼きパーティーに発展したという。
「今回俺はァ、超新星マグロを釣り上げるつもりだ」
 超新星マグロ……聞いたことがある!
 このツレマッカ港よりさらに南の海域に生息するという伝説のマグロ。その巨大さたるや人間の下半身くらいは一口でパクッといける程だという。
 また超新星マグロを求めてダイブしたディープシーがボコボコにされ海から垂直発射されたという噂も有名だ。
「奴はマグロタックルやマグロソードダンス、マグロビームにマグロボンバー、マグロビッグバンなどの多彩な技を繰り出しこちらを翻弄するだろう。
 だが恐れるな。俺たちにガッツがある限り。そしてロマンと餌がいるかぎり無敵だ」
 なんか今しれっと『餌』って言ったが。
 その証拠か実例でも示すかのように、丸太みてーなぶっとい釣り竿の先端に気絶したビューティーが巻き付けられていた。
「さあ、ダンディしようぜ!」
 俺たちのフィッシングロマンが、始まろうとしている!(餌担当を犠牲にしながら!)

GMコメント

■オーダー
 釣り餌をつかって超新星マグロをゲットしよう!

■マグロのつりかた
 ビューティーがお手本を見せたように、釣り餌担当をロープかなんかで結んで海に放り込むと超新星マグロがスゲー勢いでやってきます。
 多少かじられたり持って行かれそうになったりすると思いますが、それを泳いで追いかけたり釣り竿を『フゥン!』することで制御して超新星マグロを手に入れるのです。

 すげえ一緒にやろうぜって顔してた有名釣り師ジャイアント竹達さんは当日になってイキナリ腰をやったせいで不参加となっています。
 皆さんは釣り竿とその振り方を教わって船を出すことになりました。

 超新星マグロは一匹だけではないので、餌担当を3人くらいに増やして何度もトライするのもお勧めです。
 沢山とれたらあとでマグロ料理をタダでいただけます。お料理担当も歓迎。

■ビューティフルビューティー
 https://rev1.reversion.jp/character/detail/p3n000015
 この依頼にはビューティーがふつうに同行しています。
 一緒にきぐるみをきて一緒に果物の気持ちになりましょう。
 今回はたんに掛け合いをお楽しみいただくために投入されております。

【クソザコ美少女成長記録】
※クソザコ美少女は依頼での出来事をもとにこっそり成長します。これまでの成長で得たスペックは以下の通り
ステータス:低ファンブル、高防技、高HP
戦闘スキル:遠距離、味方支援型
非戦スキル:料理(悪)、騎乗、食材適正
アイテム:応援団長のタスキ、クソザコ神クリアファイル、ダンボルガーZ変身セット、借金、身に覚えの無い婚姻届、未来ファッション
職業適性(見習い):掃除、鍛冶、嬢、ウェイトレス
自宅がキャノン:住んでるアパートから時折発射されます。
クソザコ神Z:おだてられるとなんでもやる子になりました。
囮・砲弾適正:いろんなものが顔面に飛んできますし、自分もよく飛びます。
ビューティードリル:皆に投げられることで回転しながら飛んでいきます。相手はきっと死ぬ。

■■■アドリブ度■■■
 ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
 プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用ください。

  • クソザコ美少女とイキナリフィッシング完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2020年09月18日 22時10分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧 (8人)

ベーク・シー・ドリーム(p3p000209)
泳げベーク君
巡理 リイン(p3p000831)
円環の導手
咲々宮 幻介(p3p001387)
血道は決意とありて
スノウ・ドロップ(p3p006277)
嗤うしかばね
リディア・T・レオンハート(p3p008325)
勇往邁進
しにゃこ(p3p008456)
可愛いもの好き
オニキス・ハート(p3p008639)
八十八式重火砲型機動魔法少女
ビスコ(p3p008926)
軽快なネイキッド

リプレイ

●チャンネル登録ヨロシクネ!

 \躍進!ビスコちゃんねる!!/
(7分12秒ほどビスコがマンキーダンスするアニメをご覧になってお待ちください)

「はい、全国の『強い子』こんにちは! 今日は釣りにやってきました。巨大マグロを釣るぞー! おー!! ここで参加した皆さんに意気込みを聞きたいと思います!」
 バッチリ水着をきこんだ『アデプト・ニューアイドル!』ビスコ(p3p008926)が横ピースで自撮りをしていた。
「今の気分はどうですかー!?」
 といいながらカメラを向けると。
「下ろしてくださいましーーーーーーー!!」
 ロープでぐるぐるまきにして逆さに吊された『クソザコ美少女』ビューティフル・ビューティー(p3n000015)がいた。
「まぁ、適正のあるビューティー殿は『こう』するしかないで御座るよな?」
 両手をあわせておがんでいた『咲々宮一刀流』咲々宮 幻介(p3p001387)が、よいしょとビューティーをかつぎ、振り子方式で反動をつけ始めた。
 そして。
「行ってこいで御座る!」
 海めがけてぶん投げた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――!」
 そう、ここは幻想の港町ツレマッカ沖。
 船の手すりに安全フックをあけた『八十八式重火砲型機動魔法少女』オニキス・ハート(p3p008639)は腰の後ろに開いた接続部からパワードアームを装着すると、マジカルアハトアハトフィッシングカスタムをじゃこじゃこと伸ばし、ワイヤーリールを高速で巻き始めた。
「ん、ミッション受領。マグロ一本釣り。
 トロ。赤身。カマ。ほほ肉。中落。テール。サイズが大きければその分希少部位もたくさん……。
 がんばる。じゅるり」
 ロボロボしい無表情のまま、口元を手の甲でぬぐうオニキスである。
 その横では、ぶっとい釣り座ををヨイショと持ち上げて振り込む準備をする『円環の導手』巡理 リイン(p3p000831)がいた。
「便利屋稼業とは言えど、仕事で本格的な釣りをする事になるなんて。
 それも獲物は超のつく大きさだし、自分達が釣り餌になれって破茶滅茶……!
 でもだからこそ、挑みたくなる何かがあるよねっ!!」
 ねっ! ていいながら振り返ると、身体にぐるんぐるんロープをまきつけた『嗤うしかばね』スノウ・ドロップ(p3p006277)が見返した。
 念入りにフックを脇腹んところにざくっと差し込むと、これでよしといいながら身体に念入りに鰹節とか振りかけていた。
「釣りをするゾンビ、新しいですね。
 まぁ餌役なので海の飛び込むだけですが。
 水死体になりそうです。
 もう死んでますが。あははウケる」
「しかも竿を振るのは死神ですって」
「ウケる」
「ちょっとよっと、夏の終わりの海回だっていうのに水着が少なすぎやしませんか!?」
 『可愛いもの好き』しにゃこ(p3p008456)がストライプのビキニでセクシーポーズをとっていた。
「はいカワイイ。超絶美少女の名に恥じないように水着を着て視聴者サービスしていきましょうね! ふっはっは、ばいんばいんですよー!」
「あははウケる。これでいつでも餌になれますね?」
「なりませんからね!? しにゃこはそーゆーギャグキャラじゃないんで! そーゆーのはこの人に任せてるんで!」
 っていいながら後ろでカニカマ食ってた『逆襲のたい焼き』ベーク・シー・ドリーム(p3p000209)を指さした。
「えっ」

「皆さん、マグロ漁ですよ!しかもあの!超新星マグロです!いやぁ、ちょっとワクワクしますね。
 数々の噂話が聞こえるような、それはもう怪魚と呼んで差し支えない連中ですから。
 いやぁ、どんな味なんでしょうねぇ。ビューティーさんには申し訳ありませんが、ここはひとつ釣りを楽しみましょう!」
 さっきの会話を軽くなかったことにしながらガッツポーズをとるベーク。
「ジャイアント竹達さん……貴方の尊い犠牲(腰)は無駄にしません……!
 超新星マグロ――必ず釣り上げ、その味を確かめさせて頂きますとも!」
 『勇往邁進』リディア・T・レオンハート(p3p008325)は電柱みてーな釣り竿を肩に担ぎ、ベークめがけてカウボーイめいた縄をぐるんぐるん頭上で回した。
「えっ」

●餌ァ!
「知ってた」
 鯛焼きフォームになったベークが、尻尾んとこにロープをまかれて宙をまっていた。
 いいぐあいに反動をつけ、うみめがけて飛んでいく。
「ええまあそうでしょうとも! 僕が適任でしょうとも!! 客観視しなくてもわかりま――」
 じゃっぽんと海にもぐったベーク。
 まわりをきょろきょろと見てみると、こっちめがけて突っ込んでくるでっかい魚影が見えた。
 両目がギョワーンと輝く、超新星マグロである。
「えっ」
 ベークはいきなりかじりつかれ、ものすごい勢いでかっ攫われた。

「おああっ!?」
 いきなりのヒットに船は大きく揺れた。
 手すりにつかまり水面をみやるしにゃこ。
「海老で鯛を釣るならぬ鯛でマグロを釣る! 進化してる! 気がする!
 貸してくださいリディアさん、全力で引きます! ってか重っ!」
 しにゃこはリールをまきながら竿を引いて抵抗するが、船ごと揺すられるもんだから思わず海に落ちそうになった。
 手すりに足を突っ張ってこらえる。
「早く誰か助けてください!! このままだとしにゃも餌になるううう!!!」
「あ、こっちもヒットきましたね」
 ハートはビューティーにくいついたであろう超新星マグロと格闘しながら、しゃにこの方をちらりと見た。
「気をそらす対象が必要かも知れません」
「えっ、それってつまり?」
 オニキスはパンチンググローブを装着すると、しゃにこの背中を思い切り殴り飛ばした。
 手すりごと吹き飛んでいくしゃにこ。
「ぴやあああああああああ!?」
 転落していくしゃにこを確認すると、よしよしと頷いてから振り返った。
「他に餌になるひとはいませんか」
「はいはーい! 私! 私です! 今時身体はれないとアイドルはやっていけないのです!」
 自分の胴体にぐるぐるロープを巻き付けたビスコが手を振った。
「同志!! 準備はいいか!! アトハヨロシクぅ!!」
 助走をつけて綺麗に飛び込んでいくビスコ。
 それを追って落ちていくロープ……の先端。
「あっ」
「ああああああああああああ泳げないいいいいいいいいい!! 練達市民プールで練習してくればよがっだああああああああああああ!!! がぼがぼ!!!!」
 ビスコはそのままちぎれたロープと一緒に流れていった。
 普通に水難事故である。
「これがアイドル……」
 ちゃぽんと水面から顔をだし、しゃにこはブルリと震えた。
 でもってマグロに食いつかれてもっていかれた。

 ぬわーっていいながらしゃにこやビューティーたちが振り回される一方、リインはマイペースに釣りを楽しんでいた。
「色んな釣りを経験してきたけど、人間を使った泳がせ釣りなんて初めて。
 まずは餌……、じゃなくてパートナー選びは重要だよね。
 私は職業柄アンデッドの扱いに慣れてるし、スノウさんと組めたら相性抜群かも!」
「任せてください。今日のためになんと食材適正を取得してきたんですよ。
 死体がこんな物持っててもフナムシやらグソクムシやらのスカベンジャーばっか集まってきそうですが」
 ゾン肉ですよゾン肉っていいながらぺたぺた助走をつけて海へジャンプ。
 マイ墓石を抱っこして沈んだおかげですんごい速さで沈んでいくが、途中で別の超新星マグロに食いつかれた。食いつかれたっていうかカジキ的な角でぶっさされた。
「あははこれ以上穴増やしてどうするんですか。ウケる」
「わわわっ……けど私の見込んだ人ならちょっとやそっとじゃ傷付かないし、多少手荒でも食べられるよりは大丈夫大丈夫っ!」
 リインは筋肉でえいやってするとマグロを反対方向にぐいんってやった。
 その一方でこちらは幻介&リディア。
「じゃあああああああああああああん!」
「けええええええええええええええん!」
 今から魂でも取り合うのかなってくらいの勢いでこぶしを振り上げていた。
 遡るは一分前。
 どちらが餌になるかをかけてじゃんけん勝負を挑んでいたのだった。
 負けたほうが餌。あいこなら両方餌。
 しかして結果は――
「「ホイ!!」」
 両者グー。
 握ったものは離さない性格が、そうさせた。
「「…………」」
 両者のグーをじっとみつめ、顔をしかめつつゆーっくりと顔を顔をあげる幻介。
 同じく真顔で見返すリディア。片眉をあげると、顎で小さくくいくいと海側を指した。
 小さく首を振る幻介。
 もう一度くいっと顎で海を示すリディア。
 幻介は限界まで顔をくしゃあってしてから……。

「嫌で御座る、嫌で御座る!
 餌になりたくないで御座るー!
 拙者、か弱い浪人で御座る故に餌になったら死んじゃうで御座るよー!!
 あっ、待って何その構え……ま、まさかレオンハートストラ――ああああああああああああああああ!?」
 豪快な一本足打法(レオンハートストライク打法)で飛んでいくゲンスケ。
 リディアはかのリヴァイアサンより剥がれ落ちた鱗よりきたえし『輝剣リーヴァテイン』をさわやかーに振り切っていた。
 たぶんこれかの聖剣騎士団が初めて鱗を破壊した時の栄えある戦利品だと思うんだけど、仲間をスマッシュブラザーズするために使われようとはかのリヴァっちも思うまい。
「ご安心ください。こうみえて私、漁業スキルをもっていますから!」
 伝説のホームランバッターみたいな爽やかな汗を拭い、ついでに『R』字のついたベースボールキャップを被ったリディアが笑顔で言った。どうみても漁業のフォームじゃなかった。

●フィーッシュ!
「いやーアイドルとしては完璧ですよ、完璧。誰かを応援する、それがアイドルの正しい姿なのです。同志の皆さん、見てますか! みんなのアイドル、ビスコちゃんでーす!!」
 海から頭と片腕だけだして振ってるビスコ……が、もんのすごい速さで移動していた。
 水中カメラから見た映像をどうぞ。
「マグルォ゛!!」
 ビスコの下半身をがっちりかじった超新星マグロがビスコをぶんぶん振り回しながら高速で泳いでいた。
 行き先は、船。
 ビスコはそれを二度見すると、さっきまで出したことない声をだした。
「え、ちょ、ぶつか――あああああああああああああああ!?」
 激しい音と共に傾く船。オニキスのパンチで飛んでいったしゃにこが回転しながら宙を舞い、マグロは一旦ビスコをペッてしてからしゃにこへとかじりついた。
「ウオオッ! 食われてたまるかぁー!」
 傘をつっかえ棒にしてこらえるしゃにこ。
 彼女にひっかかる形で振り回されるベーク。同じく引っかかって海面をジェットスキー感覚で引きずられるビスコ。
「ひいいったすったすけてたいやきのひと!」
「鯛なんですけどね!」
 ベークは海面からぴょいーんとジャンプすると鯛焼きオーラを燃え上がらせた。
「マグロより鯛の方が強いということを、今証明しましょう!」
 目をカッと光らせると、ベークは謎のジェット噴射によってマグロへとタックル。
 これまで受けたダメージのおかえしとばかりに頭部に直撃させると、超新星マグロをぷかぁっと浮かばせた。
「IMADESU!」
「オニキス了解」
 足のキャタピラ逆回転。ワイヤーリールを巻き取りながら、マジカルアハトアハトフィッシングカスタムを大胆に引っ張った。
 空に飛び上がり陽光を乱反射させるマグロ。七割食われてるしゃにこ。頭に刺さったベーク。ロープが首にひっかかってるビスコ。
「……なんだろうこれは」
 釣り上げた地獄の縮図みたいな物体を、オニキスは銃口でぼよんとつついてみた。

「ふははは、拙者が釣り役になるターンで御座るな!
 さぁさぁ、覚悟を決めて……大物を獲ってくるで御座るよ!」
「待ってくださいもう交替ですか!?」
 海から咲々宮ジャンプ(煉瓦ブロックをたたき壊し亀を踏み1upすると噂のジャンプ)で戻ってきた幻介が華麗に甲板に着地すると、ぎゅっと漁師っぽいハチマキを装着した。
 野球帽を脱いだリディアは、謎の早き替えでストライプの水着にチェンジした。
「いいでしょう。今の私は漁師スキルに加え水中行動をも備えたサブマリナー! 日本語で言うと水商売の人です!」
「その翻訳間違えてるで御座るよ」
「さあどこからでも……」
 かかってきなさいと腕組みしたリディアを、よいしょといってジャイアントスイング姿勢をとる幻介。
「えっ」
「咲々宮一刀流――『技名簿集中』!」
 リディアを刀にみたてた幻介はその場で高速回転するとヴァーって叫びながら投擲。ハンマー投げの容量でとんでいったリディアは何回か海面を撥ねると海へおち――る前に飛び出した超新星マグロに足からくいつかれた。
「すいませんコレ無理です助けて無理無理あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
 発注ミスの末にできあがったコレジャナイマーメイドみたいな有様になったリディアが海からでたり入ったりを繰り返す。
 ゲンスケがフィーッシュしてる間、スノウは海中でそれはもうぶるんぶるん振り回されていた。
 痛みの耐性はあるけどよく考えたら呼吸は必要だったらしいスノウが『まじウケる』とかいいながらごぼごぼ空気を吐いていると……。
「そこです……!」
 リインの背景に謎に巨大マングースの幻影が出現。
 勢いよく引っ張ると、スノウと一緒に超新星マグロが海面を飛び出して宙を躍った。
 とう! と叫びながら跳躍し、鎌による必殺『還鮪葬裁』を繰り出した。
 鮪を刈り取る横薙ぎと、魚市場へ葬る斬り上げのコンビネーション。 良い寿司に生まれ変わってねっ!
 名前とフレーバーとコピペしました。嘘です。
 甲板にどべーっと倒れるマグロ。吐き出されたスノウが水を飲み過ぎておなかを大きくしていた。
 ぴゅーと口から水を拭いて噴水みたいに虹をかけるスノウ。
「それもまたいとウケる」

●鮪三昧!
 そこには元気に包丁をトントンするリインのすがたが。
 ……とか再現VTR風にいってみたがリインはここぞとばかりに鮪をさばきまくり、その横ではベークとビューティー(途中から本当に食われてた)が取り出した魚肉を運ぶ役目をおっていた。
「かなりの強敵だった……せめておいしくいただくね。じゅるり」
 オニキスは運ばれてきた巨大な鮪ブロックを剣に刺し、ゆっくりぐーるぐーると火の上で炙っていた。豚丸焼き器のあれである。
 その後ろではびっしょびしょのビスコが頭にこんぶひっかけながら『超新星鮪の前でソーラン節を踊ってみた』の動画を撮影していた。
「この番組はローレット、その他のスポンサーの提供でお送りしました! チャンネル登録よろしくおねがいしまーす☆」

「まぁ、色々あったで御座るが……無事に獲れたで御座るし、結果良しで御座る。
 料理は嗜んでおらぬが、捌くだけなら得意中の得意で御座る、お任せ下され」
「煮て良し、焼いて良し、捌いてそのまま生でも、多分ヨシ!
 私も色々用意してみました。皆で美味しく頂きましょう!」
 でもってこちらはお互いを餌にしあいながらも鮪をゲットした幻介とリディア。
 サイズがサイズなだけに大量に得られた可食部を様々な方法で調理しては、港にやってきた見物人たちにホイホイ配っていた。
「たっぷり食い返しておきましょう。吸われた美少女力を回収せねば」
 フォークにでっけー鮪ステーキをさし、あーむと一口でいくしゃにこ。
「正直味とかはわからないんですが。まぁ雰囲気だけでも楽しいものです」
 スノウもマネしてあーむと一口でいくと、二人でしばらくもっくもっくしていた。
 たまにはこういう依頼もアリかもしれない。なんてことを思いつつ。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 ――依頼達成!
 ――残った鮪は港の皆さんが美味しく頂きました。

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