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シナリオ詳細

再現性東京2010:希望ヶ浜学園『日常』体験記

完了

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


 ――再現性東京(アデプト・トーキョー)。

 それは、練達に存在する『理不尽な召喚に適応できなかった者』たちが造りし、偽りの故郷。
 その街のひとつ、2010街『希望ヶ浜』に『希望ヶ浜学園』は設立された。
 表向きは、このほかの学校と同じく、子どもたちの教育が目的だが。
 真の目的は、練達国内の様々な怪奇現象に対応するための、人材育成機関として機能すること。
 ならばと、子どもたちの手本や規範となるべく招かれたのが、ギルドローレットのイレギュラーズだった。


 ある日の、2010街『希望ヶ浜』にて。
 『希望ヶ浜学園』のすぐそばにある『カフェ・ローレット』に、イレギュラーズが集まっていた。
 頃合いをみて、受付嬢兼アルバイターの黒髪少女が声をあげる。
「特異運命座標(イレギュラーズ)のみなさん、『希望ヶ浜』へようこそ。
 私は、希望ヶ浜学園高等部所属の音呂木(おとろぎ)・ひよのです」
 黒髪少女はそう名乗り、場に集まったイレギュラーズの顔を見渡した。
 ≪東京≫での、一般的な女子学生を思わせる姿。
 しかし謎めいた表情からは、その本心をうかがい知ることは難しい。
「――さて。本来であれば、ここで夜妖<ヨル>の討伐をお願いするところですが……。
 入学・編入したばかりのみなさんは、『ここ』がどんな世界か、理解しきれていない方も居るのではないかと思います。
 学園のパンフレットには目を通しましたか? あちらにも色々と詳細が記載されていますが、『習うより慣れろ』とも言いますしね。
 ここで実際に『日常』を体験していただく方が理解が進むのではと、今回の催しを企画しました」
 簡単に言うと。
 ――『希望ヶ浜学園』で、一日を過ごしてくるように。
 ということらしい。

「特に気をつけたいただきたい注意点が、ひとつだけあります。それは、この街の『日常』を壊さないこと、です」
 ここは、混沌世界を受け入れることのできなかった者たちが築いた『彼らの故郷』。
 彼らにとって、『怪異』は認めざる存在で。
 比較的理解のある学園内であっても、常人離れした行動や、魔術。極端に高い運動性能――そして、人型ではない『人外の姿』は、この街では酷く恐れられるものなのだ。
「まあ、その辺りも、ひとまずは実際に体験してみるのが良いと思います。何かあった時は、私たちもできる限りのフォローをしますから。
 それから。みなさんは、『入学/編入』あるいは『教員を含む職員』として在籍する手はずが済んでいます。
 学校施設や寮などは自由に利用できますので、遠慮なく活用してください」
 ひよのはそう告げると、柔らかな笑顔を浮かべて、言った。
「明日は一日、晴れの天気が続くようです。朝の通学から、希望ヶ浜学園の『日常』を体験してくださいね」

GMコメント

こんにちは、西方稔(にしかた・みのる)です。

本シナリオは、ラリーシナリオ形式にてご案内いたします。
ラリーシナリオの仕様説明は、こちらをご確認ください。
https://rev1.reversion.jp/page/scenariorule#menu13

無理なく書ける範囲での、まったり執筆を予定しております。
全採用のお約束はできませんが、お好きなタイミングで、気軽にご参加いただければ嬉しいです。


●シナリオの目的
 『練達(探求都市国家アデプト)』にて。
 【再現性東京】にある『希望ヶ浜学園』で一日を過ごすシナリオです。
 『希望ヶ浜学園』についての詳細説明は、こちらをご確認ください。
 https://rev1.reversion.jp/page/kibougahama

 第1章は、「学園へ通学する朝」のシーンから始まります。
 当日は「晴れ」。
 リプレイ全体の描写時刻は、朝~夜まで。
 「通学、午前の授業、昼休み、午後の授業、放課後、帰宅」等を、時系列順に描写していく予定です。
 ※どこで章を区切るかは、参加人数やプレイングを見て検討します。

●各章プレイングに記載してほしいこと
 (1)学園での肩書き:「生徒(学年)」「教師・職員」「その他」
 (2)各章で指定された時間帯に、「どこ」で「何を」しているのか
 (3)心情・セリフなど
  ※通常シナリオに比べ描写量が限られます。行動内容は1つに絞るのをお勧めします。

●注意事項
 ・「学園内で一日を過ごす」シナリオのため、通学路以外の「学外」の出来事は描写しません。
 ・敵や戦闘は発生しません。よって、戦闘系スキルは使用不可。
 ・非戦闘スキル、ギフトは、『日常』を壊さないと判断したものに限り使用可。


■単独行動が良い方は、その旨お書き添えください。
 (なにも記載がない場合は、ほかの参加者と会話等を行う場合があります)

■グループ参加を希望する方へ
 2~4人程度まで。5人以上は採用率が低くなります。
 プレイング冒頭に「グループ名」「人数」を記載してください。
 会話相手が居る場合は、必ず「相手のフルネーム(ID)」と「呼び名」も記載をお願いします。
 プレイングから同行者と判断し難い場合は、グループ全員を不採用とします。


それでは、どうぞ穏やかな『日常』を。

  • 再現性東京2010:希望ヶ浜学園『日常』体験記完了
  • GM名西方稔
  • 種別ラリー
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2020年10月09日 21時01分
  • 章数2章
  • 総採用数21人
  • 参加費50RC

第2章

第2章 第1節


 通学ラッシュがひと段落し、ホームルームがおわったなら。
 ここからは、学生の本分ともいえる授業の時間だ。

 あなたの【午前中の授業】の様子は、どんなものだろうか。
 そして、あなたの【昼休み】の情景は、一体、どんなものとなるだろうか。

※時系列順に執筆していきます。
 2章は【午前中の授業】【昼休み】の2つの内容を扱う予定です。


第2章 第2節

 こうして一日が始まった。
 希望ヶ浜の学生達は、今日も勉学や部活、遊びにも勤しむのだ。

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