シナリオ詳細
芋を掘る! 手伝い求む!
オープニング
●恐るべき芋
「それはそれは、恐ろしい芋なんじゃ」
「まさか、そんな芋があろうとは……」
女騎士は、村の古老からその芋の恐ろしさを聞き、戦慄していた。
それはただの芋ではない。
深緑の生態系は、いまだ謎に満ちている。
「あるんじゃ、その蔓は蛇のごとく動き、毒まで揃えておる。近づく者を仕留め、養分に変えるという」
「た、たしかに芋には毒があるものがあると聞く。……しかし、本当に、それは芋なのか?」
「ああ、間違いなく芋じゃ。蛇牙芋(スネークファングポテト)という」
大真面目に古老は言う。
女騎士は非道なオークの虜囚となってから間もないというのに、またそのような冒険に挑もうというのだ。
彼女が挑むのは、この古老も語ったように蛇牙芋というバケモノ芋である。
彼女には、どうしてもその芋を収穫せねばならない事情がある。事情は、今も胸に伏して誰にも語っていない。
「森林迷宮の中に、蛇牙芋の自生地があるらしいのじゃ。危険を犯す価値があるほどにホクホクで甘味も強く、美味という……」
「そうか、やはり美味いのだな? ならば、いかねばならない」
女騎士は決意していた。
必ず、蛇牙芋を収穫して帰らねばなるまいと。
●求む、芋掘りの手伝い
「というわけで、女騎士様の依頼なのです。お芋を掘るんだそうです」
『新米情報屋』ユーリカ・ユリカ(p3n000003)からの依頼は、芋掘りのお手伝いだ。
なんでも、依頼人はさる女騎士で、遠征してでもこの芋を掘らねばならない事情があるらしい。
ただの芋ではない、蛇牙芋という怪物芋である。
蔓は蛇のように動き、その牙は毒を持つというのだ。
「物騒なお芋もあったものなのです。女騎士様も同行しますので、護衛も兼ねてのお仕事です。でも、気をつけてほしいのです。お芋が相手だからといって、油断はできませんからね」
深緑の森林迷宮まで足を運び、芋からの攻撃を防ぎ、芋を倒し、芋を掘り、芋を収穫し、芋を運ぶ――。
それが今回の依頼なのだ。
- 芋を掘る! 手伝い求む!完了
- GM名解谷アキラ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年02月22日 22時45分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●芋を掘りに行こう!
「というわけで、これから森林迷宮に蛇牙芋を掘りにいきたいと思う!」
集まったローレットイレギュラーズたちに向かって、女騎士が宣言した。
芋を掘ると言ったら「冒険かそれ?」と思うかもしれないが、芋は芋でも蛇牙芋(スネークファングポテト)である。
聞いただけで禍々しい植物に思える。
ともかく、女騎士と一行は蛇牙芋を求めて森林迷宮に分け入っていく。
そして、歩きがてらあれこれと話す。
「女騎士が芋掘り……?」
「そうだ、何か問題があろうか?」
「いや、違和感しかないキーワードの組み合わせだなって」
「かもしれんな。騎士だのと偉ぶってみても、土に塗れることを厭い、野良仕事ひとつできんのだ」
『特異運命座標』羽住・利一(p3p007934)が言うと、女騎士も少し自嘲するように言った。
「ああ、いや。他意はないんだけど」
「いいんだ。私も似合わない真似をしている自覚はある」
それでも、女騎士は蛇牙芋掘りに挑んだのである。
何かしらの理由と、強い意志が感じられるのであった。
「蛇牙芋……これまた不思議な生物も居たものですね」
『蒼剣の弟子』ドラマ・ゲツク(p3p000172)である。
その肩には、スコップを担いでいた。
芋堀り用の道具も万全で、麻袋に手押し車と完全な収穫スタイル。
漲るやる気が感じられる。
「うむ、生物なのか植物なのかも判明しないのだ。爬虫類に分類はされないようだが」
芋なら植物だが、蔓の部分は蛇のように動くという。
女騎士も、この蔓には警戒している。
触手とかそういう系の攻撃を食らったら、溜まったものではない。
「蛇牙芋……話を聞く限り、危険な芋であるのは間違いないと思うのですが」
『おとめのひみつ』シズカ・ポルミーシャ・スヴェトリャカ(p3p000996)は、この蛇牙芋に興味津々であった。
魔物の生態を研究しつつ、美味であるなら食してみたいところである。
聞けば、キタアカリという種の味に似ているという。
混沌では気描かない品種だが、さいわいにして崩れないバベルのおかげでどんなお味なのかもニュアンスが伝わる。
ほくほくしつつ、甘みの強い味らしい。
地域によっては、蛇牙芋はご禁制に指定されるほどで、“蛇牙芋警察”なるものが存在すら許さない勢いで取り締まっているという。
閑話休題――。
「あの時オークに捕まっていた女騎士さん、あんな事があったのに逞しいわねぇ」
「君は、あのときの……!?」
『Righteous Blade』アルテミア・フィルティス(p3p001981) とこの女騎士には、面識があった。
女騎士はオークの虜囚となり、危機を迎えたのだがアルテミアたちに助けられたのである。
アルテミアも球種のためにあえて捕まり、首輪をつけられたりと大変な目に遭っている。
それはそれでバツが悪いのであった。
「その、あのときは世話になったな……」
「まぁ、塞ぎ込んでいる様子は無いからそれはそれで良いのだけれどね」
「うむ、いやな記憶だ。私も首輪のことは忘れる。だから、その、な?」
何か念を押すように言う女騎士であった。
「女騎士様も、お元気そうで何よりです」
「そちらも、無事でよかった」
『魅惑のダンサー』津久見・弥恵(p3p005208)も、女騎士と面識があった。
アルテミアと同じく、彼女も救出におもむいたメンバーのひとりなのだ。
「……そうですね、二度目ですし改めて自己紹介させてくださいませ。津久見・弥恵と申します」
「こちらこそ、よろしくお願いする」
「女騎士様、よろしければお名前を教えていただけませんか」
「そちらが名乗られた以上、私も名乗らぬのは礼を欠くことだな。私は、騎士レディーナだ」
女騎士レディーナ、それが彼女の名だ。
オークの虜囚となったが、恥じることはなくその名を名乗る。
「……えっとレディーナさん。あ、僕はウィリアムだよ」
『魔風の主』ウィリアム・ハーヴェイ・ウォルターズ(p3p006562) も名乗る。
「……ええっと、そう。他所からはるばるやってきたくらいだから、やはり美味しいんだろうね。特に、揚げるといいって話は聞いた事があるね」
「そうか、やはり揚げ物か……」
ウィリアムの話を聞いて、女騎士レディーナも頷いている。
芋は揚げると美味い、重要な情報だ。
「うーん、気になる。僕もちょっと分けて貰えないかな?」
「もちろんだ。そのためには、大量に収穫しないとな」
そう、だからこその人手を集めての芋掘り依頼なのだ。
女騎士レディーナには、大量に芋を必要とする事情がある。
「……もしかして、森林迷宮って結構珍味の宝庫だったりするのかしら」
緑の中を歩きながら、『かつての隠者』アルメリア・イーグルトン(p3p006810)はふと思う。
実際、この迷宮の中で育まれた生態系はまったくもって人智の及ぶ範囲ではない。
今まで食したこともない食材が豊富にある……かもしれない。
「それにしても女騎士様はこんなところまでよく芋なんて掘りに来るわねぇ」
「美味しい芋で、収穫も期待できる。となれば、遠征する勝ちはあろう」
「……そういえば、女騎士さんがこの芋を求める理由は何かしら? やっぱり美味しい物に目がないとかかしら?」
「仕えている人が美食家とか、美味しいものを食べないといけない病気とか……?」
「そうです、危険を冒してまで採りに行く理由も聞いてみたいですね」
「レディーナさんには、一体どのような意図があってローレットに依頼したのでしょう?」
アルテミアと利一、シズカ、ドラマもこの話題に加わった。
何故、女騎士ともあろうものが芋掘りに遠征するのか?
しかも、かなり危険な芋が相手だ。
まず、食べたいからという理由真っ先に浮かぶ。
実際、そんなに美味しい芋なら食べたいものだ。
「食べるの? まぁ食べるわよね。おいしいって話だからね」
そう、蛇牙芋は美味しいと評判だ。
アルメリアをはじめ、イレギュラーズはその食べ肩を想像する。
たとえば、塩茹でした熱々の芋の上に、バターを乗っけてがぶりといってみる。
明太子や塩辛でもいいかもれない。
そりゃあ美味いに決まっている、気合も入ろうというものだ。
「オーホッホッホ! 女騎士様の依頼とあれば騎士見習いの私としては参加しない訳にはいきませんもの!」
森林に、『「姫騎士」を目指す者』ルリム・スカリー・キルナイト(p3p008142)の清々しい高笑いが響く。
「だって騎士様がなさる仕事ですよ? この蛇牙芋の収穫にも崇高な使命がある筈ですわ!」
「崇高かどうかは知らないが、確かに理由がある」
女騎士レディーナは答えた。
彼女が蛇牙芋を求めるのは、ただ美味しいからだけではない。
「ゴブリンやオークの襲撃によって農作物が荒らされる例が多い。困窮した農民たちも、やむなくオークたちの言いなりになる、なんてこともある。しかし、蛇牙芋は荒れ地でも育ち、保存が効くという。品種改良して凶暴な蔓をどうにかすれば、農民たちの助けになるかも思ってな」
案外、真面目な理由であった。
つまり、民のために救荒作物として確保することが彼女の目的である。
ルリムの言ったことは、わりと当たっていたかもしれない。
「素晴らしいですわ! そのお手伝いが出来るのです、張り切るしかないじゃないですか!」
「せっかく育てるのだから、美味しい芋でなくてはな!」
「ええ、そうですわね。……憧れの「姫騎士」の偉大な先輩と仕事出来るなんて……感無量です!」
きらっきらっしたルリムの視線が、アルテミアにも向いた。
やはり、オークの虜囚となりながらも屈辱に耐え忍び、勝利した姫騎士たちは尊敬せざるを得ない。
●収穫の戦い
「さて、古老の話だとそろそろなのだが……」
森林迷宮の開けたところまでやってきた一行である。
芋が育つには、よさそうな環境だ。
蛇牙芋の原産地は山地で、寒冷地帯でもたくましく育つという。
分類すれば、蛇牙芋もナス科のはずだ。爬虫類の可能性も若干ながらあるが。
「はっ……!?」
何かを直感的に察知したのは、アルテミアだった。
下張りの草陰を、何かが高速で這い回っている。
「キシャアアアアアアアアアアッ!!」
緑色の植物の蔓、その先端部分に蛇の頭部がくっついている。
食虫植物よろしく、大きく口を開けて噛みつくつもりだ。
「蛇牙芋ですっ!!」
モンスター知識を持つシズカが即座に判断した。
これを合図に、いくつもの蛇牙芋の蔓が鎌首をもたげる。
「さすがと言いますか……お芋さんも逞しいのですね」
牙を剥き、蛇牙芋は弥恵にも襲いかかった。
それを、シャドウステップの幻惑によってなんとか躱していく。
「ジャスティスソード! さあ、こっちですわ蛇牙芋」
ジャスティスソード! を構えたルリムが芋の蔓を引きつける。
すると、蔓がするすると足元から這い回ってきた。
「……って、うひゃあ!? ど、どこを触ってるのですか!? ……ッ! た、たとえ、この身を穢されようとも私は負けませんわ!」
毒に対してもルリムは耐性を持っている。
剥き出しになった肌の部分を噛まれ、妙にこそばゆくても耐えるのだ。
「ルリムさんッ!!」
ベテランとして、アルテミアは姫騎士見習いを助けなければならない。
鞘走って鳴月の鍔鳴りで蛇牙芋の蔓を引き寄せる。
巻き付こうとする蔓を、素早く身をかわしながら斬り払っていく。
青き炎をまとわせた剣によって、根元から一気に断つ。
どさどさと蔓が落ち、のたうち燃えて消し炭になった。
しかし、数は多い。
それだけ収穫が期待できるということでもある。
「敵に囲まれないように注意しながら一匹づつ倒していけば……」
弥恵の衣装がきらめきとともに変わる。プリズムライフによって美脚のダンサーは最高の舞台に立つのだ。
絡みつこうとする蔓と相まって、声もしぐさもへっちな雰囲気となる。
「そういう趣味もないですので。無いんですってば……!」
何かを虚空に向かって言いながら、弥恵は大胆に両脚を振り乱して蔓を刈り取っていく。
「射ち穿て、マジックミサイル!」
中衛の距離から、シズカのマジックミサイルが放たれる。
蔓の先端部分、牙つきの頭が爆ぜた。
「恐らく塊茎をエネルギータンクにする類の魔物なので、機動力自体はそれほどでもないかと……」
芋の養分は、地下にある塊茎にデンプンとして貯められている。
よって、地下茎の部分から蔓が離れることはない、シズカはそう判断すた。
「わかった。芋まで吹き飛ばさないよう十分気を付けるね」
ウィリアムがパイロキネシスによって蔓を焼き払う。
芋まで傷めないよう、細心の注意で炎を操った。
「女騎士様は……よほどのことがない限り大丈夫そうね。よし!」
アルメリアは、絡みつかれたルリムを助けようと蛇のようにうねる雷撃を放つ。
蔓と雷が絡み、もつれ合っているうちにルリムは脱出した。
そこからはもう、立て続けに雷撃を撃ち尽くす。
「無茶しないでね。まだニュービーなんだから」
「た、助かりましたわ。アルメリア様……」
毒を無効とする耐性と、ルリム本人が気づかないうちに敵を引き寄せてしまうことによって、ちょいちょいピンチに陥ってしまう。
しかし、跡は前衛で盾役のアルテミアが引き受けるはずだ。
「そら、マジックロープ!」
その間にも、利一がオーラの縄を放って、蛇のようにうごめく蔓をまとめて縛り上げる。
これを、蒼魔剣を構えたドラマが薙ぎ払った。
「嵐の王よ!」
防風を司る嵐の王が、ドラマの召喚に応じた。
薙ぎ払った蔓を巻き起こった竜巻が散らばらせた。
「私、絡まったときに思ったんですけど、一番太い蔓をたどった先に親玉が埋まっているんではないかと」
絡まれながらも、ルリムは蛇牙芋の分析をしていた。
転んでもただでは起きない、姫騎士たるものいかなる時も諦めずに耐え忍び、起死回生の時を待つ者なのだ。
「では、真ん中の芋を掘り起こしてしまいましょう! 無数の毒蛇や触手が相手のつもりで! 油断しないでくださいね!」
シズカが仲間たちに指示を伝える。
これを聞いて実行に移すのは、アルテミアと弥恵のふたりであった。
「私が払います! 弥恵さんは親芋を!」
「お任せください」
アルテミアが青い炎で蔓を斬り開くと、弥恵はその美脚を落首山茶花の構えで地中にそのつま先を深々と突き入れた。
そののち、ぐわっと土ごと掘り返すように蹴り上げる。
するとテコの原理で、子供ほどもあろうかという巨大芋が掘り起こされた。
「えいっ」
その芋に向かってドラマが念じると、握撃によってひしゃげる。
さらにウィリアムが操った炎が、その芋を炙ってこんがりと焼いた。
●さあ、掘ろう!
「よし、これでもう安心だ――」
女騎士レディーナが言った。
叩き斬ってしまえば、蛇牙芋の蔓も脅威とはならない。
親芋は危険だったので、ウィリアムの炎で焼かれたものと、アルメリアの雷撃によるレンチン効果で蒸されている。
「じゃあ、掘るわよー」
アルメリアの合図で、芋掘り開始である。
さっそくシズカが掘った。服が汚れるのも気にせずに、もりもり掘る。
そうすると、鈴なりの芋ががっつり収穫できた。
「すごいな……」
レディーナも感心するほど実っている。
この調子で掘っていけば、十分すぎるほど持ち帰れる。
「地下茎を傷付けないよう土を掘り起こしませんとね」
「そうだね。収穫する時は、芋を割らないように手彫りで、優しくですよ」
アルテミナがスコップで掘り、シャベルを持ったウィリアムがさらに細かく掘る。汚れてもいい野良着に着替えているから、最後の収穫は手彫りだ。それをドラマが麻袋に詰めていく。
見事な流れ作業だ。
「軽く調理して味見などいかがでしょう?」
「そうですね。もしお許しいただけるなら、芋を分けて頂いて、蒸かして食べてみたいところですね!」
「それはもちろん構わない。戦った君たちにはその権利があろう。幸いにして豊作のようだからな」
料理ができるシズカの提案で、いくつか転がっている芋をさっそく蒸してみることにした。
「こんなこともあろうかと、道具もバターもあるよ」
利一が道具を取り出してくてる。
芋が蒸し上がったところで、切込みを入れてバターを乗せる。
蛇牙バターのできあがりだ。
ごくごく簡単な料理だが、シズカの手際をレディーナは興味深く見守っていた。
「見事な手さばきだな……」
「簡単ですよ。さっ、食べましょう」
皆に、シズカの作った蛇牙バターが振る舞われる。
頬張ると、ほろっと口の中で崩れて甘みが広がっていった。
濃厚なバターの風味と淡白な芋の味はベストマッチで、シンプルで抜群に美味しい。
「私も3、4個もらって言っていいかしら。家に持ち帰って食べたいわ」
いくつか見繕って、アルメリアが芋を持ち帰り用に詰める。
「あの、騎士キャラの皆さん、私にどうかサインを……」
ルリムが控えめに色紙を差し出した。
「サイン、か。せっかくだ」
女騎士レディーナは、蛇牙芋をぽんと半分に割り、芋判をサインとした。
これで依頼終了という意味もあろう。
かくして、蛇牙芋を大量に収穫し、手押し車で運搬して帰路につく。
「さて、次はこの芋を料理しなければ。やはり、揚げてみるか」
女騎士レディーナは、蛇牙芋を片手にぼそりと呟くのだった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
あとがき
芋、掘れました!
採れたての蛇牙バターはきっと美味いはずです。
この蛇牙芋が人々の困窮を救うでしょう。女騎士が芋を掘るのには理由があったのです。
というわけで、見事芋を収穫しました!
GMコメント
■このシナリオについて
皆様こんちは、解谷アキラと申します。
今回は、蛇牙芋という植物系モンスターをハントする依頼となります。
舞台は、緑あふれる深緑の森林迷宮です。
・蛇牙芋(スネークファング)
芋のモンスターです。
芋ですが、地上に生えだしている蔓は蛇のように動き、毒液を含む牙を持っている危険なモンスターです。
で、こいつらは群れでいます。それを収穫に向かいます。
詳しい生態はわかっていません。
芋の部分は通常の芋と同じく地下茎で、食用に使え、我々の世界で言うキタアカリ並みのお味です。
煮崩れしやすいところも似ています。
・女騎士
とある目的で、蛇牙芋を収穫したい依頼人です。
武装して同行します。
戦力としては想定していませんが、十分な自衛はできます。
特に守らなくても大丈夫です。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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