シナリオ詳細
<NF決戦>のじゃれ! アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド!
オープニング
●NOJAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!
天穿ち叢雲の巻く幻想辺境村『わんぱくのじゃりランド』!
メカニカル子ロリババアとふれあえる優しい牧場であったこの土地は今や、悪の組織によって悪意と混沌に塗りつぶされていた!
黒光りする鋼のボディ!
左右と尻からはえた四つの頭!
前脚部に装着されたロリバ砲!
赤いエラーメッセージによって偽りの笑顔を浮かべる鋼のロバことアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドが、四つの顔で一斉に振り返る!
「ヨクキタNOJA! イッショニ、アソボウネ! NOJA!」
お子様に優しく語りかけるような口調で言うと、アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドは疾駆! 爆走! 大激突!
「奴はアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド。
人工知能ロバ型ロボットアルティメットメカニカル子ロリババアが悪の秘密結社ネオフォボスによってハッキングされた、悪のロボットってやつだ。
はやり何か企んでいやがったなネオフォボス!
フン! メカニカル子ロリババアはぶっ潰グワーーーーー!?」
なんか幼い日にメカニカル子ロリババアの大群に襲われたと供述するゴリラ獣種の青年がカードキーをギャッてやろうとした瞬間いきなり撥ねられて回転しながら飛んでいく。おいおいいいのか今のキャラちょっと重要そうだったけどもう白目剥いて柵にひっかかってるぞ。
「ミンナ、ダイスキ! NOJA!」
張り付いたデジタル笑顔でノジャ砲を乱射するアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド。
それだけではない。
メカ子ロリバふれあい広場では人々が柱に括り付けられ人口舌にペロペロされつづける拷問をうけ、乗メカ子ロリバ体験ロードでは足が溶接された人々が乱暴に走り回るメカニカル子ロリババアに振り回されながら乱れた悲鳴をあげていた!
「NOJAJAJAJAJA!」
そんな光景を眺め、笑うアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド。
そこへ!!!!!
「あ、あれは!」
グレーのスーツを着たサラリーマン風の男が指をさして顔を上げた。
「「NOJAJA!」」
ジェット噴射で飛ぶように走ってきた無数のロバロボット。もといハイパーメカニカル子ロリババア!
「練達技術によって作られた期待の次世代ロバロボット!
敵を抹殺するビームランチャーと耳やしっぽが七色に光るステキなギミックによって愛される予定の……!」
が、それだけではない!
「「NOJAJA!」」
複数のハイパーメカニカル子ロリババアが跳躍! いっぺんバラバラに分解するとなんか超磁力てきなもので合体し、一体のアルティメットメカニカル子ロリババアへと進化した!
「NOJAーーーーーーーーー!!!!」
虹色のビームを発射するアルティメットメカニカル子ロリババア!
暗黒のビームで迎撃するアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド!
「地獄じゃあ……ここはメカ子ロリババアでメカ子ロリババアを洗う地獄じゃあ……!」
たまたま居合わせた何の関係もないババアの叫びが、わんぱくのじゃりランドにこだまする……!
●ノジャれ! アルティメットに子ロリバ地獄!
「と、いうことなのです!」
「わかった!?」
犬耳つけた『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)とロク(p3p005176)が同時にぶわっと振り返った。
画面の前のみんな、わかった?
中にはわかんない人もいるよね。実際この話を聞いていたイレギュラーズのみんなも半分くらいが『おまえ何言ってんの』『頭打った?』『はやくないないしようね』といった反応であった。
ノジャーと叫び話を続けるロク。
「いい? ハイパーメカニカル子ロリババアは練達が作り出したメカニカル子ロリババアの発展機でレーザーやミサイル発射機能を備えた平和なロバロボットなんだけど三機合体することで生まれるアルティメットメカニカル子ロリババアはその完全上位互換というべき最強のメカ子ロリババアとして将来が期待されていたんだよでもバックドアの存在が秘密結社ネオフォボスに知られてしまった上に開発者が抹殺されたことで彼らの人間への奉仕という目的は人類抹殺に書き換えられアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドとなってしまたんだわかる!?」
わかんねえよ。
飛び上がりメカ子ロリババアにじゃこーんと跨がるロク。そしてユリーカ。
「これまで存在(もとい住所)はなんとなくわかっていたネオフォボスのアジトへ総攻撃をしかける依頼が王から布告されたのです!
この機に手を出すことの出来なかった周辺支配地域への襲撃も、同時に行なわれるのです!
『わんぱくのじゃりランド』はそのひとつ! アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドによって地獄と化してしまったロボット牧場型アミューズメントパークを、取り戻すのです!」
さあいけ! いざゆけ! イレギュラーズ!
アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドを倒すのだ!
- <NF決戦>のじゃれ! アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド!完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年10月22日 22時50分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●筆者はスピード子ロリバラーニングを使用しています
のじゃあ。
りぷれいなのじゃ。
りぷれいを、かくのじゃ。
の、の……の……アッ(小さい『ゃ』が書けない)
の、のじゃああ……のじゃああああ……!(書けないのが悔しくて泣く)
あとはまかせるのじゃ。
おわり。
●やあよい子のみんな、特撮専門スペシャルGM黄緑森林おねえさんだよ☆ シンリーって呼んでね☆
「アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド……これは聞いたことがあります。
たしか管理者パスワードを123456にしたがために秘密結社ネオフォボスにハッキングされ悪に落ちてしまった悲しみのロバロボット。
本来なら人々を笑顔にすることが使命だったのに人類滅亡の命令を受け……ハッ! もしかしてこのお話はゼロワ――」
ぴってマイクのミュートボタンを押す『二輪』アルプス・ローダー(p3p000034)のアバターさん。
おやおや? 喋っちゃいけないことでも喋ろうとしたのかな?
アバターさんはやれやれって首をふると、わんぱくのじゃりランドのメカ子ロリバふれあい広場を振り返った。
「ノジャー」
壺を頭に被ってよったよったしている『大いなるロリババア』デイジー・リトルリトル・クラーク(p3p000370)。
「のじゃあああああん! のじゃああああああああああん!」
地面をごろごろ転がりながら身体を雑草まみれにしていく『公ロリババア』主人=公(p3p000578)。
「のじゃ~♪ のっじゃ♪ のっじゃ♪ のっじゃ♪」
四つん這いでスキップ(?)しながらそれを追っかける『老ロリババア』ムスティスラーフ・バイルシュタイン(p3p001619)。
「のっじゃぁっ☆ の~~~~~っじゃぁっ☆」
目をぐるぐるさせながらリーゼントを上下にぶるんぶるんさせながら四つん這いで走る『タコロリババア』プラック・クラケーン(p3p006804)。
鳴り響くエレクトリカルロリババアパレードミュージック。
「俺はオクトパスヤンキーイルカロリババアのじゃキュウだぜ、ゴラ!! ゴラッキュウ!」
「のじゃあああああ!? リーゼントでお腹のとこぐりぐりするのやめてのじゃああああ!」
仰向けでうねうねする『森コロリババア』フラン・ヴィラネル(p3p006816)。
どの辺が森かって、格好が森ガールなところだよ。
都内でも見かけるらしいけどこんな子都内にいたら即刻通報モンだよ。どこに通報するかって……知ってるだろ?
そんな二人をとめるべく頭からゴッていく『博士ロリババア』Dr マツリカ(p3p007547)。
「ノジャア! ノジャアアアアアアアアアア!」
やってる間に闘争本能に火が付いたのか激しくノジャリはじめた。
「オラノジャゴラッキュウ!」
「ノジャアアアアアアア!」
「んのじゃ~☆」
頭をゴンゴンぶつけあいながら喧嘩をはじめるプラックとマツリカ。
喧嘩はだめだよーと言いながら割り込もうとするフラン。
そんな彼らを見下ろす小高い場所から。
「ノオォォォォォォォォォォォォォォォォォジャアアアアアアアアアアアアア!!!!」
高らかにノジャった『犬コロリババア』ロク(p3p005176)。
「「ノジャッ!?」」
ハッとして顔を上げるコロリババア(?)たち。
ロクはコヨーテの威厳を保ちながらバッと跳躍すると、芝生のうえに着地した。
群れを統率するリーダーの貫禄を放つロク。さすがコヨーテ。誰だよ犬つったやつは彼女のクイーン感を見せてやりたいよほら何か言ってやりなさ――。
「のじゃあん! のっじゃのっじゃ! のじゃあああん!」
ロクはお腹をだしてうねうねするとそのままびったんびったんころが利始めた。
だめだこれロリババアだ。もしくは犬だ。
「のじゃ?」
「のっじゃ♪」
「ノジャー」
「ノジャ~」
「ノッジャッキュウ!」
「のじゃ~」
「のじゃああああ」
「ノジャアアアアアア!!!!」
「ノジャ!」
七人のロリババアは何をどう話し合ってどう着地したのかわかんないけど一緒に池の水をペロペロ飲もうよってことになったらしく皆して池に顔を突っ込んでいた。そしてやめどころがわかんなくってむせかえりノジャアノジャアいいながら水を吹いていた。
「………………」
その様子を、ホーンをふぁふぁーんて鳴らしながら眺めるアルプスローダー。
……の、様子をじっと観察するアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドとハックされたダークメカニカルコロリババアたち。
これはロバなの? 人なの? バイクなの? って会話をどうやらしているらしく時折顔を合わせてNOJANOJAチカチカしていた。
自分だけがこの世界から置いていかれたことに気づき、サッとハンドルを返すアルプスローダー(マイクミュート中)。
「ファファーン!(バイクホーンの音)」
なんでこんな地獄みたいな状況になったのか、読者諸兄には最初っから説明せねばなるまい。
「大体分かった」
『特異運命座標』Dr マツリカ(p3p007547)は資料をパタンと閉じると、馬車に置いてあったヘッドギア式スピード子ロリバラーニングを装着した。
「とにかくこのヘッドギアを被ってあのメカニカル子ロリババアとやらを破壊すれば良いのだろう!
ふっふっふ、この私の学習能力を甘く見るなよ……! 若い脳はスポンジのように新しい知識を吸収し、凡才共よりも短い時間でより多くを知り成ノジャアアアアアアアアア!!!!」
いきなり発狂したマツリカが馬車の中だっつーのにシートや地面を転がり出し『公ロリババア』主人=公(p3p000578)の脇の下の臭いを執拗にかぎはじめた。
「こ、これは……実はかれこれ半年以上前から地味に挿入され続けていたというメカコロリババアの異常習性行動!」
馬車の横をドルドル走っていたアルプスローダーが集中線つきで叫んだ。
「それってどういうことなのじゃ?」
チョコスティックを小刻みにサクサク食べていた『大いなる者』デイジー・リトルリトル・クラーク(p3p000370)が馬車の窓から顔を出す。
「それは僕が説明するよ。この資料によるとメカコロリババアには随分前からネオフォボスによるハッキングの疑いがあったんだ。
メカコロリババアが執拗にイレギュラーズの脇の下の臭いをかぎ続けることで個体の記憶と位置情報の送信を行なっていて、どっかみんなの手が空いたら各個撃破でイレギュラーズを壊滅させようねって計画があったらしんだよ」
「えっ、なんすかその効果的な割に後回しにされてる計画」
ヘッドギアをつけるのにリーゼントが邪魔だなと思ってぎゅうぎゅう押し込んでいた『幸運と勇気』プラック・クラケーン(p3p006804)が振り返った。
「ってか、イレギュラーズかどうかなんでどうやって判別してるんスか? ネオフォボスってそんな技術まで獲得していたとか?」
「みんな、どうやら分かってないみたいだね。僕たちに共通する特徴ってやつをさ」
『赤ん坊の守護者』ムスティスラーフ・バイルシュタイン(p3p001619)が神妙な顔でこっくりと頷いた。
「例えばね……パンツを通貨にする。ゴールドを闇市につぎ込む。世界中にゲートをつかってぽんぽん旅行する。レイガルテ公の髭に性的に興奮する」
「まって最後のあたし関係ない」
ごくごく冷静な顔をして手を上げる『繋ぐ命』フラン・ヴィラネル(p3p006816)。
「ごめんね間違えた。『レイガルテ公の黄金パンツになりたい』だったね」
「更に離れたなあ」
僕は本気だけど? と急に恐い目をするムスティスラーフをあえてスルーし、フランは強く咳払いをした。
「とにかく、メカコロリババアはずっと前から危ない状態にあったんだよね。
それがわんぱくのじゃりランドでのAI暴走事件って形で表面化した……可哀想な話だよね。幻想の子供たちの定番遠足スポットだったり、カップルがちょっと遠出して初めてのお泊りデートに選んで後に家族で来てほのぼのするスポットだったりって雑誌に載ってるような場所なのに」
フランは王都で発売されているたび雑誌『のじゃらん』を翳して首を振った。
『クソ犬』ロク(p3p005176)は毅然とした雰囲気で資料を握りしめた。
「ゆるせないね。メカ子ロリバシリーズに関わった者として、わんぱくのじゃりランドは絶対に助け――」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」
ヘッドギアを装着したプラックが激しくけいれんした。
PONという音と共にヘッドギアが外れ、目のハイライトを消したプラックが笑顔で『のじゃあ☆』とかいって笑みを浮かべる。
「まって、これ学習って言うかもう洗脳じゃない? これやめたほうが良――」
「のじゃあ☆」
公が言いかけてる途中で、プラックがヘッドギアをドン。
「ノジャァあああア嗚呼あ!!」
「ノジャァあああア嗚呼あ!!」
叫ぶ公に反応して窓から突っ込んでくる邪ロリババア。名前はジャミバ。
「「ノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャノジャ!!」」
狭い馬車の中で暴れ始める二頭。
「やめてやめて! やるなら外でやって! あたしちゃんとした依頼参加するのネオフォボスとの戦いが初めてだったんだよ!? いわば初陣なんだよ!? その決着をいまつけようっていうのにこんなの……の……の……ノジャアアアアアアアアア!!」
なんかの弾みでヘッドギアがドーンされ目の光りが消えるフラン。
デイジーはそんな様子を一通り確認すると、ゾンビ映画で囲まれた人が自分のこめかみに銃つきつける時みたいな顔をしてスポンとヘッドギアをはめた。
あの時、自分は運転中だからヘッドギアの装着は危険ですとか言っていなければこんなことにはならなかったのかもしれない。
ノジャノジャいいながらメカコロリババアとたわむれるノジャギュラーズたちを眺めながらアルプスローダーは思った。
「ぶろろーん(エンジンを吹かす音)」
「ノジャ!?」
「NOJAJA!」
いい加減にしてくださいっていうアルプスローダーの呼びかけにノジャギュラーズたちが立ち上がり、それまでわちゃわちゃたわむれていたダークメカコロリバアたちも我に返った。
そう、今自分たちは戦場にいるのだ。
互いを潰し尽くすまで終わらない地獄の戦争がもう始まっているのだ。
殺せ! という魂から響く声にアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドがNOJAAと電子音を響かせた。
それに伴って殺意の目(?)を向けるダークメカコロリババアたち。
対抗するようにアルティメットメカニカル子ロリババアがNOJAAと号令の電子音を響かせる。
ノジャギュラーズたちもぴんと四足で立ち上がりにらみ返し、一斉に大地を蹴った。
そして……!
「「ノジャアアアアアアアアア!」」
「「NOJAAAAAAAAA!」」
両者が全速力でぶつかり合う!
具体的には時速5キロ!
歩行器をつけた老人の全速力くらいの速度でお互いもちゃああって激突するとそのままノジャギュラーズは相手の顔面をぺろっぺろ舐めダークコロリババアたちは執拗に相手の頬をぺっちんぺっちん耳んとこで叩き付けつづけた。
「…………」
その光景を見ていたアルプスローダーは思い出した。
アルティメットメカニカル子ロリババアに搭載されたビームやミサイルは恐ろしい対人兵器だが、それを取っ払ったらもうこいつらただの子ロリババアだということを。
強いて言えば軍馬相当の働きはしてくれそうだけど素の攻撃力とか皆無だということを。
ノージャジャノジャジャノジャー。
ノージャジャノジャジャノージャジャー。
「ごきげんよう。ロリババアラジオでございます。今日のゲストはデイジーさんですよろしくおねがいします」
「こんにちはなノジャー」
「今日は世紀の対決と言うこともあり格好にも気合いが入ってますね!」
「うむ、見るが良い。今日のために特別に作らせた妾謹製、子ロリババアきぐるみ! これを着ることによって妾のプリチーさに子ロリババア力(ぢから)が加わって更に魅力が倍率ドンッなノジャ」
「なるほど。では聞いて頂きましょうデイジーさんで『ロリババア酒場旅人情』」
「――ハッ! 私は一体何を! マイクをミュートされたせいでいたずらな想像にとらわれていたようです」
アルプスローダーはぶんぶんとハンドルを振ると今まさにアルティメットメカニカル子ロリババアとアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドの間だけで行なわれている激戦へと振り返った。
「ここにいるのはロリババアだけではありませんよ。あえてスピード子ロリババアラーニングを施さなかった私がいます! 具体的には反応499の私が行きます!」
ぶおーんとエンジンを鳴らし走り出すアルプスローダー。
アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドの脇腹にめぎょっとめり込むアルプスローダーの車体。
事故の瞬間を確認するかのごとくスロー再生された風景をきって、アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドはNOJAAAAといいながら吹き飛んでいった。
「ハッ――ノジャァあああア嗚呼あ!!」
がちの戦闘が始まったことに気づいてボクもボクもと飛びかかっていく公。そして邪ロリババア。
「のじゃ~!」
ムスティスラーフはぴょいーんとジャンプしアルティメットメカニカル子ロリババアに覆い被さると目をカッと見開いた。
「「ノジャアアアアアアアア!!」」
アルティメットメカニカル子ロリババアとムスティスラーフが同時に口を開き謎のビームを放射。
「俺はオクトパスヤンキーイルカロリババアのじゃキュウだぜ、ゴラ!! ゴラッキュウ!」
「ノジャアアアアアアアアア!」
同時にプラックとフランが全く同じフォームでジャンプし全く同じ回転をかけ全く同じのじゃりでアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドにユニゾンドロップキックを叩き込んだ。初号機と弐号機のやつ、わかる?
「NOJA! NOJAAAAAAAAAAA!」
その一方ではマツリカが手にしたヘッドギア式スピード子ロリバラーニングを被害に遭った来場者たちにがっしょんがっしょんかぶせまくり地獄……じゃなかったロリババアになれるしあわせを増やしながらダークメカニカル子ロリババアたちの攻撃対象外にしていった。とんでもない行動に見えるけどよく考えたらこの場における最適解である。すごいなこいつ。
「ノジャー」
デイジーは最後にニヤッと笑い『不思議な力で死ぬことになる』というテロップを出した。
「NOJAA!?」
どういう理屈か分かんないけど本当に中身の大事なパーツが破裂してよろめくアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイド。
ロクは助走をつけてバッとジャンプすると、魂に刻まれたっていうか幼少から狼おかあさんにすり込まれ続けたロバ飼育知識の全てが脳内で連結。その場にいるメカ子ロリババアたちへと呼びかけた。
「ノジャアアアアアアアアアアア!!」
「「NOJAAAAAAA!」」
変形しとびあがる無数のメカ子ロリババア。
謎の超電磁力的なやつがはしりロクはHMKLB-PM、ロリババア、邪ロリババア、メカ子ロリババア、そしてアルティメットメカニカル子ロリババアと超ロバ合体をはたした。
なんとびっくり六神合体である! 具体的には縦に積んだだけだけど!
「あれは――ゴッドロリババアⅥ(ロク)!」
「ノジャアアアアアアアアア!」
なぞの勢いをもってアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドに突進するゴッドロリババアⅥ。
対抗する暗黒ビームを打ち払い、アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドを粉砕した。
……こうして、わんぱくのじゃりランドに平和がもどった。
「のじゃー」
「のじゃのじゃー」
「のーじゃっ☆」
「のっじゃのっじゃのっじゃ」
「「のじゃじゃじゃー」」
イレギュラーズ含め来場者全員ロリババア化するという地獄と共に。
ガッとハンドルをきって振り返るアルプスローダー。
「ファファーン!!(めでたしめでたし!)」
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
のじゃ! のじゃっじゃのじゃ! のっじゃーーー!!
GMコメント
やあ皆、メカ子ロリババアのお兄さんだよ!
きょうは『わんぱくのじゃりランド』に来てくれてありがとう!
早速依頼の説明をするね。
■依頼内容と成功条件
アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドを倒すこと
アルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドはとってもつよいモンスターです。
そのうえ周囲のハイパーメカニカル子ロリババアを無線で操ってしまう恐ろしさでまったく手がつけられません。
しかし!
そんなアルティメットメカニカル子ロリババア・ダークサイドに打ち勝つ方法があるのです!
説明しよう!
その方法とは!
――おまえが子ロリババアになることだよ!
■子ロリババアになれ!
ハイパーメカニカル子ロリババアは子ロリババアと共存することを目的としていたため子ロリババアと戦うことに対して非常に消極的です。
情報書き換えによって無理矢理戦うように仕向けられてはいますが、それでも超滅亡ロバキャノンや人間性崩壊ビームなど凶悪な装備がロックされてしまうようです。
その弱点を利用し、子ロリババアになりきって戦うことで格段に戦闘を有利にはこぶことが可能となるでしょう。
えーでも私子ロリババアになってなったことないよーという方でも安心。
いまから現地到着までの間に受けられるヘッドギア式スピード子ロリバラーニングを使えばあなたもいつの間にか『ノジャー』とか言いながらハイライトの消えた目をして四足歩行で戦うことが可能となっていることでしょう!
■みんなの仲間! アルティメットメカニカル子ロリババア!
戦場には既にアルティメットメカニカル子ロリババアが到着し、ダークサイドとの戦闘を繰り広げています。
アルティメットメカニカル子ロリババアを有効に使い、そして協力することでより効果的にダークサイドを倒すことができるはずです!
できるはずです!
(困ったらアドリブに任せてみましょう。すんごいことになるから)
■アドリブ度(アルティメットメカニカル子ロリババア)
このシナリオはアルティメットメカニカル子ロリババアシナリオです。
皆さんは大体ヘッドギアの短期学習によって疑似子ロリババアと化しているのでキャラ崩壊どころの話ではありません。
でも宗教的な理由でどうしても子ロリババアになれない方や子ロリババアアレルギーをお持ちの方はプレイングに『子ロリババアなしで』とお書きください。そっとさけます。
ですが俺は子ロリババアの産湯で育ったんだぜという剛の者は『子ロリババア歓迎』『のじゃり上等』『俺は子ロリババアだ。お前も子ロリババアだ』という妄言を書き付けてください。かかってこい!
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