シナリオ詳細
ある武器商人の日常
オープニング
●某日のこと
『武器商人』レーツェルマン。
灰色の帽子に灰色のコートを纏い、灰色の髭をたくわえた男。
身体からは常に火薬の臭いがし、いつも陰鬱そうな目をしている。
特技は武器を売ることであり趣味は武器を売ること。そして夢は世界平和。
専門は銃火器と爆弾。
そんな彼が、ラサの酒場でビールジョッキをテーブルに置いた。
「今日からよろしく頼む。まずは港町までいって武器の納入をする予定だ。
既に話していると思うが、依頼内容は俺の護衛。現時点から。厳密には今日の朝9時からなんだが……」
ビールジョッキを握ったまま、レーツェルマンは右を見て、そして左を見た。
「今すぐに働けるか?」
懐に手を入れる。
と、後ろのテーブルに座っていた男たちが銃を抜き、右側のテーブルの男たちがナイフを抜き、左側テーブルの男たちが剣を抜いた。
ナイフを抜いた男がレーツェルマンに問いかける。
「死にたくなければ武器を全て寄越――」
銃声。
男の顎から頭にかけて銃弾が抜けていき、レーツェルマンはなんとも苦々しい顔で自らがトリガーをひいた拳銃を見た。
「ああ、一丁中古になってしまった」
周囲の男たちが一斉に動き出す。
右も左も前も後ろも。
酒場の中は敵だらけ。
なぜなら、あなたはこのことを少しばかり予感はしていたのだ。
若干時を遡って説明をしよう。
昨日のこと。
ラサの中でも治安が悪いとされる土地『カラマーノフ』にたどり着いたあなたと仲間のイレギュラーズたちは、依頼人である武器商人レーツェルマンと合流した。
ローレットに届いた依頼書から業務内容は聞いている。目的地までの護衛。敵対するものがあればこれを戦闘によって排除すること。
あなたは仕事の詳細を話し合うために馬や馬車を酒場の外にある馬屋番に預け、酒場へと入っていく。
酒場の雰囲気はお世辞にもいいものではなかった。
無口で無表情なバーテンダー。顔を見るなり奥へ引っ込んでしまう女たち。
酒場には男たちが沢山いたが、彼らはお互いに顔見知りであるようで、あなたと依頼人のレーツェルマンは非常にアウェーな状態にあった。
酒場は非常に広く、たとえばスカイウェザーが翼を広げて飛び回っても壁や天井にぶつからないであろうほど広々とした建物だった。
吹き抜け式の二階建てで、どうやら二階の一部スペースは小さな宿になっているらしい。
ということを、レーツェルマンはビールを注文しながらあなたに説明してくれた。
酒場の雰囲気とアウェー感は時と共に増していった。
ビールがジョッキに注がれて届く頃には酒場が満席になり、あなたと仲間とレーツェルマンのテーブル以外の男たちが互いにあやしい目配せをしあい、何かのタイミングを計っているのが分かった。
ことここに至って、あなたはもしかしたら察するだろう。
もう護衛の仕事は始まっていて、最初の仕事はこの場から抜け出すことであると。
「「殺せ!!!!」」
ターバンを巻いた男がサブマシンガンを乱射し、曲刀を抜いた男がテーブルに飛び乗って叫ぶ。
対して、あなたは――。
- ある武器商人の日常完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年04月28日 22時25分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●銃声から始まる物語
「ああ、一丁中古になってしまった」
静寂一秒。
そのうち二割は驚きに、そのうち三割は武器を抜く時間に、残りはすべて、殺し合いへの移行に使われた。
「「殺せ!!!!」」
テーブルを踏み台にして飛びかかり、サーベルを振りかざすターバンの男に向けて、『学級委員の方』藤野 蛍(p3p003861)は右手のひらを翳していた。
左手は眼鏡に、半分だけ反射した光の奥で、蛍の目は相手を強くにらんだ。
衝撃。
後ろ向きに回転しながら飛び、隣のテーブル上のものをなぎ倒す男。
「銃の値段を気にしてる場合じゃないでしょ! むしろ有用性をアピールする機会――ってそうじゃない!」
テーブルの縁に手をかけると同時に、『特異運命座標』エリザベス=桔梗院=ラブクラフト(p3p001774)が猛烈な勢いでテーブルをひっくり返した。
頑丈なプレートが無数の銃撃を跳ね返すが、完璧ではないのかあちこちの木片が砕けて吹き飛んでいく。
「レーツェルマン様、素晴らしいモテモテっぷりでございますわね。これも普段のビジネスの賜物なのでございましょう。酢昆布たべます?」
懐から酢昆布の箱を取り出すエリザベスに裏突っ込みを入れる蛍。
「そんなことしてる場合じゃないでしょ。一面防御じゃ――」
二丁の拳銃がテーブルの裏側から突きつけられた。
「そんな気はしておりました」
エリザベスは酢昆布の箱を親指の爪で弾くように開くと、銃をつきつけた男たちめがけて放り投げた。
激しい衝撃が爆発し、男が吹き飛んでいく。
「ふう、ここは風がしのげていいな」
二人の間に割り込むようにテーブル裏へ入ってくるレーツェルマン。
「狭いんだけど」
「武器商人と名乗ったり呼ばれたりする方は、濃い方が多いのですが……ひとまずここは退散したほうがごふっ」
同じくテーブル裏に這うように入ってきた『要救護者』桜咲 珠緒(p3p004426)がそのまま地面に吐血した。
「ちょっとホコリっぽいですねここは。あ、ご心配なく、血は桜咲の力の源ですので」
「誰でもそうだが?」
「桜咲の場合はこういう意味なのです」
吐き出した血に手のひらをべちゃりとつけると、そのまま銃撃をうけたらしい自らの傷口に押し当てた。
傷口が埋まり、全身を毛細血管のような呪術の膜が覆っていく。
「まずは周囲の安全を確保しましょう。援護を」
『ファンドマネージャ』新田 寛治(p3p005073)は持っていた傘の持ち手を操作すると引き金が現われ、立ち上がって右から左へ凪ぐように内臓ライフルを乱射した。
傘の幕を開き反撃の弾を防ぎつつ、軸部分に追加マガジンを差し込んでコッキングをかける。
「本来ならこうなる前に物事を片付けるのが、ビジネスにおけるリスクマネジメントというものなのですが……」
「根回しはした」
「リスクが顕在化してしまったのなら仕方ありませんね」
後ろへ。とレーツェルマンを傘と自分の後ろに庇うと、マジックミラーのように透明化した向こう側を観察しながら突き進んだ。
「脱出口の確保を」
「あそこを蹴散らせばいいの?」
『穢翼の回復術師』ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)は手のひらの上に呪いの力を球状にかため、酒場出入り口めがけて発射した。
爆発した悪意の霧にばたばたと倒れていく男たち。
「今回は護衛なんだね」
『足を引っ張るなよ?』
「うん、頑張らないとね。しつこい相手の様だし」
『最後まで油断するなよ? 見ろ』
一部の男たちは逃げ場を塞ぐために入り口に集まり、別の男たちは有利をとるべく階段をのぼって二階から吹き抜けごしに射撃をはじめた。
「後ろは任せろ」
『静謐なる射手』ラダ・ジグリ(p3p000271)はライフルのセーフティーを外すと、二階の手すりから身を乗り出す男たちを銃口で右から左へなぞるようにしながら高速で射撃とリロードを繰り返した。
全弾命中。手すりから転げ落ちていく男たち。
「ところで、後で撃った分の弾安く売ってくれよ」
「誰に言ってる。必要経費だ。ケチらず撃て」
レーツェルマン右手で『突っ切るぞ』のハンドサインを出した。
頷き、先陣を切る『渇愛の邪王竜』ビーナス・プロテウス(p3p007066)。
(ふふふ。逃走劇も初めてだからそれはそれで面白そう! よーし、頑張って護衛するぞー!)
「眷属の皆さん! ヤっちゃってください!」
味方(珠緒)の回復援護を受けながら酒場入り口に突撃したビーナスは影触手を発動。入り口を固めていた男たちを次々に握りつぶし、引き倒し、叩き付けていく。
「武器を売る商人は狙われるよねぇ。今日も楽しい厄介事だ、と」
『幽艶なるイグニス』でカウンター越しに銃撃する者やテーブルを盾に銃撃する者たちの頭を打ち抜いていくと、魔石を素早くリロード。
「ははは、残念ね」
ルビーを媒体に『暴虐の紅玉』を発射すると、すぐそばまで迫った男の頭を吹き飛ばした。
「貰えるものがあるんだもの。信用問題だし、きちんとしないとね。さ、行こう」
再びリロードをかけながら、ルーキスたちは酒場から脱出した。
●カウンターストライク
「お待たせアムドゥシアス。さあキミの本領発揮の時間だ」
頭を庇って逃げ出す馬屋番にコインを投げつけるように渡すと、ルーキスは幻獣馬にかけていた縄を解いた。
「逃がすか!」
酒場から飛び出してきた男たち。さらには路地のあっちやこっちから駆けつけてきた男たちが銃や剣を手に襲いかかってくる。
『幽艶なるイグニス』で反撃しながら振り返った。
「みんなの馬は?」
「大丈夫だ。自前のがある。確か全員そうだったな?」
ラダも自分の馬を引き取ると、片手持ちしたライフルで路地から飛び出してきた男たちを銃撃した。
民家やその影、看板といったあらゆるものを盾にしながら徐々に距離を詰めてくる男たちに、ラダは針の穴を抜くような銃撃で足や頭を打ち抜いていった。
「しかしレーツェルマン。しかしいつもこうなのか? 楽しく商売できてるかい?」
「残念ながらいつもこうだ。誰もが武器の重要性を知っていてくれて嬉しい限りだよ」
嬉しさも楽しさもかけらも感じないようなトーンで言うと、レーツェルマンはとめてあった馬車へと飛び乗った。
『ロベリアの花』を乱射しながらスリープモードにあったHMKLB-PMを起動するティア。
「道はどっち?」
尋ねるティアに、レーツェルマンが指さしで応える。
ティアは一度頷き、後方への牽制射撃を加えつつ前方の突破を試みた。
「もう一仕事頼みます。回復支援はかけますので」
珠緒がビーナスの背に血の印を刻み込み、念を送りながら押し出した。
弾かれるように飛び出すビーナス。助走をつけての『ビーナスキック!』でバリケードめいたものを作っていた連中を蹴倒すと、駆けつけたプロテア二飛び乗って再び影触手を召喚。
周囲の男たちを蹴散らすと大きく手招きをした。
「出番ですわよ、アドン、サムソン!」
エリザベスがプロテインウェハースを投げると、縄を引きちぎって屈強な軍馬が飛び出してきた。
ウェハースを口でキャッチすると、謎のスマイルを浮かべて走り出す。
素早く馬車の縄をかけ、エリザベスは御者席に飛び乗った。その後ろにはレーツェルマン。
「激しい乗り心地だ」
「シートベルトをおしめになって。参りますわよ!」
「起きなさい、私のかわいいメカナンテン」
馬屋の隣でスリープモードにはいっていたHMKLB-PMにポケットから取り出したリモコンキーを向けてスイッチを押すと、ピピッという音と共に高速起動。飛び乗る寛治。
進行方向へむけて走り出すと、バリケードを作ろうとした男を傘で殴って吹き飛ばした。
「みんな乗った? それじゃ行くわよ、ウオッk――じゃなくて、魚塚!」
無数のページを盾にして銃撃を防御していた蛍は振り向き、眠っていたHMKLB-PMを叩いて起こして飛び乗った。
走り出す蛍へ、壁のように展開していたページはしゅるしゅるとまとまって本に収まっていく。最後にパチンとロックがなされ、手綱を握った蛍は体勢を低くした。
「急いで、皆に追いつかなくちゃ――って急に脇の臭いをかがないでっ」
HMKLB-PM魚塚が(ちょいちょい蛍の脇の臭いをかぎつつ)加速を始める。
●馬と鉄馬のチェイス
「前方100メートル、バリケードです!」
HMKLB-PMみうらさんの背にしがみつき(あとなぜか脇の臭いを嗅がれつつ)珠緒はラダへと呼びかけた。
有刺鉄線を巻き付けた腰の高さほどのバーが路上に設置され、その裏からライフルで狙いをつける男たちの姿があった。
ラダは背負っていたライフルを再び構え、足で馬のボディをしっかりとはさむようにして体勢を維持すると、上下する馬の動きを計算にいれつつ、呼吸を止めた。
時間がゆっくりと流れ、そしてサイト越しに覗いた目標がぴったりと止まる。
とろけた時間の中で、右から左へと銃撃をしかけ、バリケードの骨部分とその接続点を的確に銃撃していく。
反撃に打ち込まれたライフル弾がラダの腹や胸へ打ち込まれるが、珠緒が予め刻み込んだ血の印が光って肉体の損傷を瞬時に修復していく。
おまけに馬の勢いをつけてバリケードを蹴散らすと、珠緒とラダは先陣を切って走った。
「後方、追撃来ます」
「アハ! 徹底的に凄惨に……二度と刃向わない様に恐怖を敵に与えよう!」
ビーナスはプロテアの馬上から身をひねると、追いついてきた馬とその騎手めがけて『ビーナスパンチ!』を叩き込んだ。
ガードの上から無理矢理殴り飛ばされた騎手は馬から転げ落ち、バウンドしながら遙か後方へと遠のいていく。
と、その直後。
通りの左右に並ぶ露店を突き抜けるほどの勢いで馬に乗った男たちが飛び出してくる。
ターバンを頭に巻き剣を振りかざすその様は、とてもではないが通行人やよその商人と言った風情ではなかった。
「敵は引きつけておくから、そっち側をよろしく!」
蛍はHMKLB-PM魚塚を加速させると馬車の横へと移動し、敵騎手の繰り出す剣を腰から抜いた剣で受けた。
馬上で繰り出される剣。それを打ち払おうと繰り出す剣。
二つの剣が幾度もぶつかり合う中で、蛍は馬から手を離してオーラを発した。
馬から転げ落ちる男。
同じく反動で転げ落ちそうになった蛍だが、馬にしがみついてバランスをとりなおす。
一方のティアはHMKLB-PMを集団後方に陣取らせ、加速して通りを追いかけてくる男たちめがけて『穢翼・白夜』を乱射していった。
放物線を描いて飛んでいく呪力の弾。それをかわそうと馬を操作する男たち。
かわしきれなかった男が馬から転落するさまを確認して、ティアは仲間の様子を確認しなおした。
側面方向に陣取ったルーキスが、アムドゥシアスの馬上から器用に『幽艶なるイグニス』を射撃していく。
追走する男たちもたいしたもので、射撃を盾で防御しながら拳銃での射撃をしかけてきた。
エメラルドカラーの魔力障壁が生まれ銃撃を防御。
対抗するようにルーキスは魔石を銃に装填した。
「噛み砕くか、撃ち抜くか……」
よく狙いをつけ、発射。
馬に命中した銃弾が足をくじかせ、馬ごと敵を派手に転倒させる。
そんな中で速度をあげ、追いついてきた男が居た。
馬から飛ぶようにエリザベスの馬車に飛び乗った男は、レーツェルマンへと銃を突き出す――が、その指が引き金をひくより早く、割り込んだエリザベスが男の手首と肩をつかんで天井へと向けさせた。
銃撃が馬車の天幕を打ち抜き、もつれ合うように立ち位置を入れ替える。
「そこをどけ!」
銃を手放し短剣を抜く男。
剣がエリザベスの脇腹に突き刺さる――が、対するエリザベスは自らの肘を折り曲げてレーザー砲を露出させていた。
「お帰りはそちらになります」
片眉を上げ、砲撃。
追撃をはかろうとした男もろとも光線によって吹き飛び、はずむように遠ざかっていく。
転がりながらも体勢をたてなおした男は、寛治が懐からジッポライターを取り出したのを見た。
蓋を開き、肩越しに放り投げる。
銀色のライターは火打ち石部分が等間隔に点滅し、次の瞬間、激しい爆発が男の眼前で巻き起こった。
爆発を背にしたまま、寛治は眼鏡に指をそえる。
「追っ手はまいたようです」
「商売も色々だが、ゆっくり街道の景色も楽しめないとは難儀な事だ」
警戒を解き、銃を背にかつぐラダ。
彼らの馬は既に町を出て、砂漠地帯へとさしかかっていた。
ここまでくれば例え襲撃があったとしても事前に目視できるだろう。
「まだご飯食べられてないのに……」
テーブルの上に残してきたソーセージグリルを思い出してぼんやりするティア。
その隣では、魔力を失った石を銃から排出しながらルーキスが左右非対称に笑っていた。
「中々に刺激的なお仕事だったよ。また何かあったらよろしくね」
「おいおい、まだ始まったばかりだぞ」
馬車の中で足を伸ばすレーツェルマン。
懐から安い煙草を取り出すと、拳銃型のライターで火をつけた。
口角を上げるように、煙草をくわえたまま笑う。
「本当、危険な商売もあったものね……」
「それだけ護衛のお仕事もはかどるのです……」
馬のうえでぺたんと身体を伏せる蛍と珠緒。
「……」
ビーナスは遠のく町を振り返り、そして何事もなかったかのように前を見た。
馬の集団は砂漠を抜ける。
目指すは北の港町。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete!!
GMコメント
護衛の仕事を受けたあなた。
しかし始まって間もなく、戦闘は始まってしまった。
広い酒場で周りはほぼ全て敵。
ざっと見回すかぎり20人ほどの敵が、あなたと依頼人の命を狙って今まさに襲いかかってくる所だった。
しかしあなたはこうも察していることだろう。
ここに集められたのはこの土地でもかなり立場の低い鉄砲玉連中。つまりは戦闘力の低い『脅し』専門の連中であると。
ゆえに速攻でカタをつければこの場を切り抜けることは可能だろう、と。
だがこの有様である。
きっと宿の外も大変なことになっているだろう。
馬屋番に預けた馬は恐らく大丈夫だろうが、まずは酒場の向かいにある馬小屋までたどり着き馬を手に入れ、自分たちを町から出さないように包囲網を敷こうとする連中を撃破。
しかる後馬に乗って撤退だ。
だがここまで誰かのシマを荒らしたのだ。
きっとすんなり逃がしてはくれないだろう。
腕の立つ連中をけしかけ、追いかけてくることは間違いない。
馬や馬車にのったあなたと仲間たちをだ。
あなたは馬上から、もしくは馬車の上から彼らを撃退しなければならないのだ。
【シチュエーション補足】
チェイスバトルにおいて自前の馬その他を使用するとちょっとだけ判定にボーナスがつきます。楽しいので名前とかつけておきましょう。
あなたが軍馬やパカダクラやハイパーメカニカルコロリババアプライマルなどの【騎乗戦闘】が可能な乗り物系アイテムを所有しかつ装備している場合、それを馬小屋に預けていたことにできます。(自分が騎乗するアイテムは必ず自分で装備していてください)
また馬車を持つ場合、自前の馬その他がない場合(レンタルする暇がないので)走れません。仲間の馬に引っ張って貰うか、自前の馬を用意しましょう。
馬も馬車ももっていない場合、別の町から移動用のパカダクラをレンタルしていたものとします。この場合ボーナスその他はありません。
チェイスバトルにおいて追っ手を全て倒しきればクエストクリア。依頼は成功扱いとなります。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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