シナリオ詳細
セイレーンへ至る物語
オープニング
●とある愛しき恋物語
むかしむかし。あるところに、お姫様がいました。
お姫様はそれはそれは可憐で心優しく、民からも愛される国の象徴でした。
あるとき、お姫様は恋に落ちました。
それは貧しくも真っ直ぐな心を持つ青年で、2人は出逢ってすぐに恋心を芽吹かせました。
けれど、それに怒った王様はお姫様に別の国の王子と結婚するようにせまりました。
釣り合わない身分に引き裂かれた2人は、ともに手を取り合い、駆け落ちしました。
しかし、王の家来が忍び寄るなか、逃げ切れなくなった青年は言いました。
「来世で、幸せになろう」
いつもどおりお姫様に優しく語りかけ、青年は自ら命を断ちました。
お姫様はひどく悲しみましたが、やがてお姫様も海に飛び込みました。
以来、この海では夜になると、悲しみにくれたお姫様の声が響きます。
……来世で、幸せになろう。
訪れない来世に、嘆きの歌を歌いながら。
●とある悲しき魔物語
「……こんな物語があるのです」
ユリーカ・ユリカ(p3n00002)が本を閉じる。それには、とあるおとぎ話が記されていた。身分違いに引き裂かれた男女の恋物語。それを滔々と語ると、ユリーカは真剣な面持ちで集まったイレギュラーズたちへ視線を配る。
「このお話は、きっと作り話なのです。今回の件とは、関係ない……とは思います」
今回、ユリーカが持ってきた依頼は怪物退治だ。
夜、海に現れるディープシーのゾンビ。その退治依頼がローレットへ持ちかけられた。海と行っても船を出すほどの距離は無く、浅瀬の砂浜に現れるため、特別な準備は必要ない。周囲には明かりらしきものは無いが、月明かりだけで見渡せるほどに視界は良い。
相手は女性型のゾンビが1体と、男性型のゾンビが4体。男性型ゾンビが、女性型ゾンビを護っているらしい。
男性型ゾンビはそれぞれ短剣を装備しており、力はさほど無いが機敏に動く。このゾンビたちを倒さない限り、女性型ゾンビを攻めるのは難しいだろう。
そして、女性型ゾンビの動きは遅い。しかし、広域に響き渡る歌を奏でるという。ひどく悲しみに満ちた、絶望の歌。その歌を聴いた者は、その歌声に麻痺する感覚を植え付けられる。
「今回の件は、さほど難しい依頼ではないのです。ただ……」
ユリーカはぎゅっと本を抱きしめる。
それから、眉を寄せて声を絞り出した。
「もし、この物語が本当なら……お姫様が、さまよっているのなら……」
どうか、死という救いを。
ユリーカはそう言って、口をつぐんだ。
- セイレーンへ至る物語完了
- GM名久部ありん(休止中)
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年02月12日 20時35分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●愛して、愛して
むかしむかし。あるところに、お姫様がいました。
お姫様は身分違いの青年と愛し合い、ともに手を取り合い駆け落ちしました。
けれど王様の家来に追い詰められて、青年は自害しました、
そして、嘆き悲しんだお姫様も、海へと身を投げました。
――来世で、幸せになろう。
これは、とある悲しい物語。
それを聞かされたイレギュラーズたちは、真剣な面持ちで夜を待った。
海辺に響くのは波の音ばかり。
『竜騎夢見る兎娘』ミーティア・リーグリース(p3p000495)は思う。彼女たちが悪いわけじゃないかもしれない。もしかしたら、なにかもっといい手立てがあるのかもしれない。だけれど、譲れないものがある。自分の小さきその手は、今を生きる人々の味方なのだから。そのくりくりとした瞳をぎゅっとつむって瞬くこと1度。その瞳には、信念の炎が灯されていた。
『一神導体』シルシィ(p3p002089)は思う。この物語は後日談に過ぎない。本当にこんな話があったのかどうかさえわからない。何もかもが手遅れで、もう終わってしまった物語。自分にはどうすることも出来ない、もどかしさ。だからせめて、自分に出来ることを精一杯やろう。来世で、幸せに。そう願って、今、ここにいる。
『旅芸猫』ティラミス・ノーレッジ(p3p002540)は思う。なんと、悲しい物語か。事実か否かは定かではない。だが、いずれにせよ天に召されるべきだ。現世に繋ぎ止められ、悲しみと絶望の唄を撒き散らすことは、許されざる行為。ならば、自身の持てる全ての力と技術で見送ろう。そう心に誓っていた。
リジア(p3p002864)は思う。ゾンビとは、生き物でもなく物質でもないどちらともつかない存在。ならば、何故そこにいるのか。輪廻を信じ、その生命を断ったのであれば、何故ここに残されているのか。本来、物質の輪廻を司る存在として、生き物の輪廻は管轄外。しかし、この否定された物語を終わらせるためならば、楔を破壊することくらいは許されるであろう。
『侵森牢河』ロキ・グリサリド(p3p004235)は思う。聞かされた物語は、男女共に自害している。しかし、今は女性型ゾンビの周囲を男性型ゾンビが護衛している。つまり、その者らは、姫が愛した男では無いということ。だから、ぶっ飛ばす。簡潔にして明快な答え。考えることは得てとしないため、難しいことはわからない。けれど、彼にとってはその答えだけで充分だった。
『正義のネクロマンサー』糸杉・幽(p3p004588)は思う。亡き恋人を思い、約束を叶えることも出来ず、ただただ嘆きの歌を奏でる。なんと、悲しい魂の在り方だろうか。もしも自身がその身になるなど、考えるまでもなく耐えられない。だからこそ、彼女たちに安らぎを。ネクロマンサーとして、魂を導こう。だが、彼が眷属しているヨミ様が出てきたら、その限りではない。その重荷を両肩に背負いながら。
『慈愛と悪徳の蛇神リビングデッド』糸杉・霊(p3p004596)は思う。自分自身もリビングデッドであるがゆえに、その在り方は彼女たちと同じところがある。しかし、自分は大切な人とともにあることを望んだがゆえに、幸せだ。来世での幸せを約束したにもかかわらず囚われている彼女にとって、ここはどれほどの地獄だろう。そんなことはまかり通らない。だが、一方でヨミ様が言う。そんな甘い幻想は許さない。自殺という大罪を犯したその魂は、さぞ悪徳に染まっていることだろう。神としては、その魂を捕食し相応の無限地獄による罰を。さぁ、絶望に染まるが良い。その魂、喰らってくれる。
そして、『円環の導手』巡理 リイン(p3p000831)は思う。おとぎ話の姫かどうかはわからない。物語そのものさえ、真偽のほどは不明である。しかし、これほどに悲しい声を奏でるのは、きっと、今を変えたくて助けを求めているに違いないと。正しい在り処へと導くのが、死神としての務め。それを実行するべく、彼女は鎌を握りしめる。
「みんな悲しいのは、ここでおしまいだよっ! 死神リイン! お仕事……始めますっ!!」
こうして、それぞれの思いを胸に、終焉への物語が始まった。
●殺して、殺して
夜。
空には笑う猫のような月が、星々とともに浮かんでいる。
イレギュラーズたちが息を潜めて時を待つ。
すると、海岸からその影は現れた。
ぞろぞろと集うこと計5体。肌の色は薄暗く、瞳には光がない。唯一後方にいるそれだけは、髪が長く身体の曲線も滑らかな女性のようだった。
ミーティアが先駆ける。彼女は説得は不可能だと判断した。その判断は正しい。ゾンビと化した彼女たちは、最早言葉の通じる相手ではない。男性型ゾンビのうち、1体に襲いかかる。長弓を見事に操る。
「もう生きてはいないモノだけど、それでも人の形なら……どこを撃てばいいかはわかる」
狙える。そう確信した。弓を引く。矢が放たれた。ゾンビに命中する血が吹き出した。しかし、それだけでは倒れない。まるで女性型ゾンビを守るように、彼らは動いていた。
「1日限りのサプライズショーを! 悲しき物語に終止符を! いざ、いざ、御高覧あれ!」
ティラミスが高々と声を張り上げる。それは正しく、ショーの開幕を告げるマジシャンの音だった。ミーティアが狙ったゾンビへ向かって、オーラの縄を放つ。1体ずつ、各個撃破を。それが唯一にしてシンプルな作戦だった。その縄はゾンビに絡みつき、その行動を阻害した。
だが、ゾンビの方も大人しくはしていない。攻撃を与えられていないうち1体が、シルシィのその小さな身体へ向かって短剣を振りかざす。だが、それは願ってもないことだった。
「さぁ、僕が、このシルシィが、あなたたちを終わらせてあげるよ!」
堂々とした名乗りにゾンビの注意が向く。振りかざした短剣を振り下ろしたものの、間一髪でシルシィはそれを避ける。しかし、もう1体の別のゾンビが、シルシィに向かって短剣で突きを狙う。左腕に深手を負ってしまったものの、まだ戦える。終わらせるのだ。この悲劇を。そうシルシィは強く瞳の色をたぎらせる。カウンターとして最初のゾンビへ攻撃を繰り出す。すると、ゾンビが1体、崩れ落ちた。それはやがて砂となり、短剣を残して風にさらわれた。
次いで、リジアが動いた。中距離からシルシィを狙ったゾンビへ向かって、魔的の力を放出する。その暴力は、ゾンビに深く響いた。短剣を取り落としそうになってなお、しかしゾンビは倒れない。女性型ゾンビに忠誠を誓っているかのごとく、彼らは、ゾンビたちは生命の限り向かってくる。
「そぉら、飛べや!!」
ロキがそのゾンビに向かって、追い打ちのスープレックスをかける。ゾンビは脆くも朽ちながら、砂浜に転がった。けれど、それは致命傷には至らなかった。とはいえ、もう右腕が砂と化し、短剣さえ握れない。それでも、ゾンビはひたむきに女性型ゾンビの前に立つ。
なぜ、彼女を守っているのか。それはわからない。もしかすると、生前、彼女の護衛を務めていた者たちなのだろうか。守りたかった生命を、守れなかった者たちの残骸なのだろうか。彼女の幸福を信じて、けれど最後には追い詰めてしまった後悔が、彼らを動かしているのだろうか。
そうだとしたら、何て、救われない。
守ってもらうことはゾンビとして生き延びるということ。来世を願う姫がそれであるならば、生き続けることに何の意味があるのだろう。
それでも、男性型ゾンビは残り3体。女性型ゾンビを守るように、彼女の前に立ちイレギュラーズたちを迎え撃つ。
いまだ狙われていないゾンビが動く。ずるずると身体を引きずりながら、短剣をぎらつかせて幽を狙った。しかし、ゾンビは攻撃しない。できなかったのだ。何故かはわからないが、彼に攻撃することができない。もう擦り切れて無くなってしまった心が、彼に対して好感を抱いている。
その隙間を縫うようにして、幽は問いかける。
「何故彼女を、守るのか」
ゾンビは答えない。答えるだけの知性は残っていない。だが、懸命に女性型ゾンビを守ろうという意志だけは確かだった。
幽は小さく左右に首を振る。そして、そのゾンビは無視して、仲間が攻撃して瀕死になっていたゾンビへ魔弾を射出する。すでに瀕死状態だったそれは、脆くも儚く崩れ去った。
――不意に、波音に歌声が響いた。
まるで絶叫のような、女性の歌声。
甘く、苦く、血の匂いさえする絶望の歌。
それは、ひどく悲しみに満ちていた。死ぬことも出来ず、ただ生を啜るばかりのその身体。愛しい人などもういない。輪廻の輪から外れた絶望。悲しい、悲しい、と苦悶に嘆く。
その歌声を聴いて、イレギュラーズたちは身が竦んだ。
それを好機と見たか、ゾンビの内1体が動いた。
傍にいたリインに向かって短剣を振り下ろす。身が竦んでいたリインはそれを避けることは出来なかった。左腕を傷つけられ、その白い衣装に血が映える。
すかさず、歌の影響を受けなかった霊が動く。聖なる光がリインを包みこみ、傷を癒やすとともに歌声からの呪縛を解除する。短杖を握り締めて、味方を鼓舞する。
「皆さん……彼女達を救う為に頑張りましょう!」
リインはそれを受けて、素早く動いた。
男性型ゾンビに向かって、鎌を振りかざす。ゾンビは避けなかった。避けることを知らないかのように、ただただ立ち向かってくる。その様子を見て、リインは瞳を細める。何かのために戦っている。もう知性さえも失われているというのに、来世を願うことすら許されないのに、彼らは彼女を守るために戦っている。
そんなのは、あまりにも救われない。
だからこそ、自身が救ってあげなければならないのだ。
「痛いかもだけど、ごめんね! もうちょっとの辛抱だよっ!」
そう言い聞かせて、鎌を構え直した。
間髪入れず、ティラミスがオーラで編んだ縄を放つ。耳栓による効果はなかったが、それでも身体を動かすことは許された。リインによって深手を負わされていたゾンビは、いとも簡単に身体を拘束された。動くことが出来ないが、もがき続ける。
自分が、自分が守らなければ。
そんな言葉が聞こえてきそうなほど、呪縛から逃れようと必死になっている。
ミーティアがそのゾンビに向かって矢を射った。無慈悲なようで、その攻撃は慈悲深い。彼らを救うには、他に手立てがない。殺してしまわなければ、ならないのだ。ゾンビは急所を射抜かれて絶命する。ミーティアはぎゅっと強く弓を握り締めた。
残るゾンビは、2体。男性型が1体と、嘆きの歌を奏でている女性型ゾンビ。
シルシィが歌声の呪縛から解放され、ゾンビへ向かって攻撃を繰り出す。いとも簡単に、ゾンビへ攻撃は命中した。
だが、まだ倒れない。
残る護衛が1体となった今、彼女を守るのは自分なのだと。そうとでも言うようにゾンビはゆるりとその身を揺らした。
そして、ロキへ目掛けて短剣を投げつけた。
「砂浜に頭だけ埋めたるわ!」
ロキはその短剣を避けると、ゾンビに向かって突進する。大剣を振り上げ、振り下ろす。ゾンビの身を一刀両断した。ゾンビは身体は砂と化し、消えていった。
――残るは、1体。
残った女性型ゾンビは、抵抗はしなかった。
どうして、どうして。
なぜ、死ななければならない。
なぜ、生きなければならない。
ただ、ただ。
幸せを願っただけなのに。
絶叫が、悲しく、美しく、響き渡る。
「話に聴く姫であるというのなら……不本意にこの地に束縛される以外に、悔いがあるのか?」
リジアが静かに問う。しかし、やはりゾンビからの答えはない。わかっていたことだ。あの物語が本当のことなのかは、わからない。仮に本当のことであったとしても、このゾンビが関係しているかさえ定かではない。それでも、問わずにはいられなかった。
「その身の破壊……それ以外にこの地に遺し、望むものがあるならば……歌ってみせろ、セイレーン」
リジアの言葉が、波間に混じって響く。
ゾンビは、ただ嘆くばかり。
それが答えか、と。リジアは目蓋を閉じる。
そして再度目蓋を開いたとき、魔力の塊を放出した。
ゾンビが崩れ落ちる。
そしてその身はさらさらと砂となって、朽ちた。
●有難う、有難う
ゾンビが全て砂と化してから、空は薄らと紫に染まり、もうすぐ日の出であることを告げていた。
「ねぇ、神さま。お姫様、来世ではちゃんと結ばれるかな?」
「(さあ?でも、祈る価値はあるんじゃないかしら?)」
シルシィが、しるべ様に向かって問いかける。しかし、その返答はシルシィにしか聞こえない。
「うーん。来世で一緒ーとか、死が救いだー、とか。そーゆーの俺分かんねーし」
頬をかきながら、ロキが応える。
彼女たちも、ゾンビになりたかったわけではないのだろう。けれど、せめて来世があるのならば、姫も男も幸せになれればいい。そう思った。
「クハハハ! さぁて是なる魂は妾が喰うに値する魂共か見極めてやろう!」
その哄笑にみなが振り向くと、霊の身体の右側が蛇の鱗の如く変貌していた。
ヨミ様が、降臨したのだ。
「残念! 主は妾が喰らう事が決定したのじゃ。主に来世はなく……愛しい恋人に会えぬまま妾の無間地獄の苦しみの中で嘆きの歌を奏でるがよい」
ヨミ様となった霊は、不可視の魂に向かって声高らかに宣言する。
このヨミ様が告死する。
嘆きの姫君よ、お前は救われない。
貴様が犯した罪を、永久に嘆き続けよ。
そう告げて、手を伸ばした瞬間。
「待って、ヨミ様!」
幽がその手の先に割り込む。本来であれば
「……バッドエンドなぞ望んでない……」
何より、霊が悲しむ。
そのささやかな抵抗が、ヨミ様と化した霊の動きを止めた。
「さぁ、彼女の元へ行くんだ」
霊がいまだその場に漂っていた魂へ導を示す。
そして、それを受けてリインが目蓋を閉じて鎌をくるりと回した。
「旅立つみんなの来世が、幸せに満ちたものでありますように!」
精一杯の笑顔で、魂を正しい輪廻へと還していく。
ゆらゆらと波が揺れる。
まるで、鎮魂歌を奏でるかのように。
それに合わせて、ロキが近くの流木を集めて、簡易的な墓を作った。本体は朽ちてしまったけれど、気分的に、そんな葬送も悪くないだろうと。
「さぁさ、ご覧あれ! 彼女たちの魂に、いざ救済があらんことを!」
ティラミスがシルクハットを脱いでとんとん、とそれを叩くと、5羽の白鳩が空へと飛び立っていく。弔いとして、敬意を。彼女たちに、安らぎを。
「みんな、ありがとう! お疲れさま!」
ミーティアが笑顔で感謝をする。
――来世で、幸せになろう。
これで、きっとお姫様は救われた。
今はただ、その現実だけがイレギュラーズたちの胸に満ちていた。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れさまでした。
この度はご参加いただきありがとうございました。
皆さまのおかげで、ゾンビは無事に輪廻の輪へと還っていきました。
皆さまそれぞれの深い思い、受け止めることは出来ましたでしょうか。
素敵なひとときをありがとうございました。
次回もご縁がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
GMコメント
初めまして。久部ありん(キューブ・アリン)と申します。
ご閲覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は心情重視の怪物退治の依頼です。
以下に情報を開示いたしますので、ご確認ください。
●依頼達成条件
・ディープシーのゾンビ、計5匹を退治すること。
●ゾンビ
・男性型ディープシーのゾンビ4匹
それぞれ短剣を所持しています。
一体一体の攻撃力は強くありませんが、機敏に行動します。
・女性型ディープシーのゾンビ1匹
武器は所持していません。
動きは鈍いですが、「広域【麻痺】付与」の絶望の歌を歌います。
男性型ゾンビが残っている間は、女性型ゾンビに攻撃することは出来ません。
●状況
波打ち際の砂浜です。
足場は多少悪いですが、行動に影響は与えません。
また、街灯の類はありませんが、月明かりで周囲は見通せます。
●備考
ゾンビを倒すこと、依頼達成自体は、さほど難しいことではありません。
ですので、ぜひ心情をプレイングに記載していただいて構いません。
プレイング次第で、後味が良くも悪くもなります。
以上です。
ご縁がございましたら、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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