PandoraPartyProject

シナリオ詳細

だぐでん゛じがい゛え゛な゛い゛い゛ら゛い゛!!

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●だぐでん゛ゴブリ゛ン゛な゛ん゛だよ゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!
「み゛な゛ざん゛! だい゛べん゛でず!」
 『新゛米゛情゛報゛屋゛』ユ゛リ゛ーガ・ユ゛リ゛ガ(p3n000003)がばだばだじな゛がら゛や゛っでぎだ。
 ――このままじゃ読めないので以降はノーマライズしてお届けしよう。

「たいへんなんですうううううう!」
 両手をぐるんぐるんさせながら酒場に飛び込んできたユリーカに、イレギュラーズたちは振り向いた。
 どうしたのまたお金ないないして怒られたの? それとも闘技場に迷い込んだら千回ボコられたの?
 みたいなことを言いながらなでくりまわしていると、『う゛ぁあ゛あ゛!』といってなでくる手を振り払った。
「この町にダクテンゴブリンが現われたのです!」
「だ、ダクテンゴブリンだと……!?」
 そう、知っている人は知っている。
 周囲の人間の台詞を全部濁点まみれにしてしまうという恐怖のゴブリンだ。
 奴らの放つダクテンスメルにあてられると大人から子供まで幅広く濁点喋りになってしまう。場合にっちゃあお店の看板や町の雰囲気まで濁点ぽくなり、皆『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!』とかいいながら人生の瀬戸際みたいな空気を出し続けているらしい。
「ごの゛ま゛ま゛じゃ! み゛ん゛な゛! の゛どががら゛がら゛に゛な゛っでじま゛い゛ま゛ずう゛!」
 あ、ノーマライズ忘れてた。

●アアアアアアア!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「こちらが今回の依頼主、幻想貴族のスネークさんなのです」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
 口を大きく開けて白目を剥きながら絶叫する大蛇がいた。
 まだら模様の蛇だった。
「依頼内容は勿論」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「町に現われた」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「ダクテンゴブリンの退治なのです」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「では卿から説明をお願いするのです」
「よかろう!」
 えっなにさっきまでのやつ素のテンションなの?
 というイレギュラーズたちのリアクションをよそに、スネーク氏は一同の顔を順に見た。
「我は幻想貴族エトワール十二家門がひとつスネークである。
 町に現われたゴブリンを退治せねば民の濁点化は進み深刻な濁点被害を及ぼすであろう。
 兵はあいにく急用にて出払っている。イレギュラーズの手を借りたいのだア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
 途中から平静なテンションを維持できなかったらしい。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「そういうわけなのです!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「みなさん、よろしくおねがいするのです!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

GMコメント

 このシナリオではキャラクターの台詞や行動がいきなり濁点まみれになることがあります。とてもあります。
 ここに居る者はみな『覚悟』した者だ……そうですね?

【成功条件】
 ダクテンゴブリン全個体の討伐

 この内容で失敗するとすごく悲しいのでプレイングはがっつりめに書いてください。
 今回だけは「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」でプレイングの空白を埋めることを許可します。ただしその分ずっと発狂したみたいに叫ぶので……わかるな?

【ダクテンゴブリン】
 役10体ほどのゴブリンです。
 ここでいうゴブリンってのは『よくわかんねえ亜人系モンスター』の総称なので、濁点なこといがいなんもわかんないと思ってください。
・命中、防御技術、HPに優れる。10体の総合戦闘力はPC側と大体同じかちょっと下くらい。
・ダクテンアロー(物超単【濁点】)
・ダクテンダガー(物至単【濁点】)
・ダクテンスメル(自身から100メートル圏内の敵全員を対象。【濁点】【無】)

※【濁点】は台詞と行動がすごく濁点だらけになるという異常状態です。それ以外はなんの悪影響もありません。特殊抵抗による解除はもちろんBS回復スキルも有効ですけど……一手番使ってまでやる? これ?

【フィールドデータ】
 町中です。露天が沢山出てるファンタジー系商店街をぼんやり想像してください。
 地味に周囲に一般市民がいますが、勝手に逃げるし流れ弾ルールとかないんで背景くらいに思っていてください。もれなく全員濁点状態だと思います。

【アドリブ度(濁点)】
 このシナリオはどうあがいてもキャラクターが濁点だらけの叫びをしたり急に『ア゛ア゛ア゛ア゛!!』て叫んだりする状況に陥ります。
 入ったからには覚悟はしている……とは思いますが、うっかり迷い込んじゃったりPL的な拘りなないしは宗教的理由で事務所NGがある場合はプレイングの端っこに『濁点なし』と書いてください。PCがふしぎと喋らなくなったり描写がぼやけたりします。
 上等だよって方はプレイング冒頭で『ア゛ア゛ア゛ア゛!!』と叫ぶ暴挙に出ましょう。

  • だぐでん゛じがい゛え゛な゛い゛い゛ら゛い゛!!完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年11月18日 01時00分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧 (8人)

マグナ=レッドシザーズ(p3p000240)
緋色の鉄槌
トリーネ=セイントバード(p3p000957)
飛んだにわとり
ナナルカ=アル=ヨルトール(p3p001202)
わがまま竜姫
パティ・ポップ(p3p001367)
ドブネズミ行進曲
陰陽 の 朱鷺(p3p001808)
ずれた感性
秋田 瑞穂(p3p005420)
田の神
葛城 リゲル(p3p005729)
竜爪黒狼
ユイ・シズキ(p3p006278)
流転の閃華

リプレイ

●ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
「ヴァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
 町中の全員が発狂したような濁点ヴォイスでヘッドバンギングをしていた。
「どお゛じで! どぼじでだぐでん゛がどげな゛い゛ん゛だよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」
 道ばたで膝を突いて空に絶叫する青年。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!』
 『田の神』秋田 瑞穂(p3p005420)が目をむき出しにして絶叫し、道ばたのタンポポもなんか小刻みにゆれながら心で絶叫していた。
「な゛み゛だの゛がずだげ!」
『づよ゛ぐな゛れ゛る゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!』
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
 大地に向けて絶叫する瑞穂。
「ごげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
 頭上にのっかって絶叫する鶏さん……じゃなくて『はじける雑草の香り』トリーネ=セイントバード(p3p000957)。
「ぢゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!」
 その横で絶叫する『ドブネズミ行進曲』パティ・ポップ(p3p001367)。
「五゛月゛蠅゛え゛ッッ!」
 『緋色の鉄槌』マグナ=レッドシザーズ(p3p000240)が顔を真っ赤にして絶叫した。
「お、おまえら! 単語に濁点つくだけだろ。なんでテンションまで……ハッ、これってそういう効果なのか!? やべえ、俺のキャラが崩壊しちま――」
「お゜ま゜か゜せ゜く゜だ゜さ゜い゜!!!!」
 『ずれた感性』陰陽 の 朱鷺(p3p001808)がいつになくキメたポーズで現われた。
「ダクテンゴブリン……なんかどっかの家の真向かいの家の3階に居候しているお爺ちゃんの息子の書斎に有った古ぼけたメモ帳に書いてあったあのダクテンゴブリン……嘘っぱち過ぎて、今の今まで頭の中から消えていたあのダクテンゴブリンですか!」
「誰だそれ。いやそのじいちゃんのほう」
「となると……ダクテンゴブリンの記述を発見した日から適当に数えて30日後ぐらいに、近所の公園の砂場で見つけたハンダクテンゾンビに関する点字も本当の事かもしれません!!」
「まてツッコミが追いつかない」
「それによると……ダクテンゴブリンをハンダクテン台詞を纏いながら倒すと、いつかそのうち会えるかもしれないし会えないかもしれないと言う……」
「おまえさっきの台詞それでか!」
「このビッグウェーブに乗るしかない!」
「聞゛け゛よ゛!」
「わ゜た゜し゜は゜!」
 朱鷺は頭の上に物理的に半濁点を表示して見得を切った。
 ギフトが依頼にフィットした(おそらくは)初めての瞬間である。
「ダ゜ク゜テ゜ン゜ゴ゜ブ゜リ゜ン゜を゜!」

「ダ゜ク゜テ゜ン゜に゜惑゜わ゜さ゜れ゜ず゜!」

「ハ゜ン゜ダ゜ク゜テ゜ン゜で゜!」

「殲゜゜滅゜゜す゜゜る゜゜!!」

「私゜が゜!」

「私゜゜゜が゜゜゜!」

「私゜゜゜゜゜゜が゜゜゜゜゜゜!」

「ハ゜ン゜ダ゜ク゜テ゜ン゜だ゜!」



 遠くで小さくなっていたマグナがいつにない真顔で呟いた。
「……どうやって発音してんだそれ」
 『わがまま竜姫』ナナルカ=アル=ヨルトール(p3p001202)が扇子で顔をぱたぱたしながら胸を張った。
「まーたヘンテコなゴブリンもおったもんじゃのー」
「いやあれはゴブリンじゃない」
「まあ良いのじゃ。こんな面白そうなこと滅多にないからのぅ! 濁点まみれだろうと失われぬ妾の気高さ、とくと見せつけて――」
 一度区切って、目を光らせてから振り返る。
「や゛る゛の゛じ゛ゃ゛!」
「もうやられてる!」
「心配するな」
 『一所懸命』葛城 リゲル(p3p005729)が濁点の構えをとった。どんな構えかはしらん。
「研ぎ澄まされた俺の技は、濁点にまみれようと一点の曇りもじょう゛じざぜん゛!」
 歯を食いしばって目を見開くリゲル。
「点゛! だげに゛な゛!」
「やめるんじゃそのテンションで言うと普通に恐い!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(気合)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(制止)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(対抗)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(抵抗)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(憤怒)」
 『流転の閃華』ユイ・シズキ(p3p006278)が、口を閉じたままじっとしていた。
(ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!)
 が、脳内も濁点にまみれていたせいでずっとぷるぷるしていた。目を見開いてぷるぷるしていた。
「ふ゛ざ゛け゛る゛な゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛! ど゛こ゛を゛う゛っ゛て゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!」
「なんじゃ急に!?」
「ギ゛ン゛ギ゛ン゛に゛冷゛え゛て゛や゛が゛る゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」
 なんか楽しくなって来ちゃったらしい。
「み゛ん゛な゛ぁ゛! い゛く゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!!」
「「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(合流)」」

●全力で生きている人間に! 昨日も! 明日も! 関係ない! 必要なのは……。
「「今゛を゛生゛き゛る゛こ゛と゛!」」
 ダクテンゴブリンたちが棍棒を握りベッドジャンピング黒ギャルフォームで飛び込んできた。あの腕までがに股になったやつ。
 対抗して飛び出すリゲル。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(開戦の狼煙)」
 とまるんじゃねえダッシュで突撃するリゲル。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(衝撃の波壊)」
 カメハメを破ーするやつで打ち込むリゲル。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(撃滅の震雷)」
 筋肉をバスターするやつでゴブリンをいためつけるリゲル。
 そこへ飛び込んだマグナ。
 真っ赤なハサミを振りかざし、真っ赤なオーラを叩き込む。
「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛――ヘ゛ル゛フ゛ァ゛イ゛ア゛!」
 そこから更に突っ込んで相手の首にハサミを叩き付けるマグナ。
「ス゛テ゛ィ゛ン゛ガ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
 おいやめろ黒筆! マグナくんの必殺技濁すのやめろ!
 そのままヒートエンドしそうなフォームに見えるから!
「ごーげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
 かつてないくらい汚い声をあげる聖鳥トリーネ様。
 天空がビガーと輝き、お星様にのったひよこちゃんが降ってきた。
「ぴ゛よ゛ぴ゛よ゛ぴ゛ー!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛な゛ん゛で! な゛ん゛でびよ゛ごち゛ゃ゛ん゛ま゛でえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!」
 海外にある七面鳥のオモチャくらい激しく叫ぶトリーネ。
 が、それで終わらせる彼らではない。
 追撃とばかりに刀を頭上で振り回したユイが丑の刻参りでもするのかっていう形相でダクテンゴブリンに突撃してきた。
 その左右を固めるのはパティと朱鷺。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(いくで二人とも!)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(わかったでち!)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(援護します!)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(飛翔斬!)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(紫電一閃!)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(式符・白鴉!)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(全力攻撃!)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(全力攻撃!)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(全力攻撃!)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(集中砲火!)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(集中砲火!)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(対抗回復!)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(ところでうちらなんで会話できとるん)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(そんなこといわれても分かんないでち)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(これがバベルか……)」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(ア゛ア゛ア゛ア゛!)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(ち゛ゅ゛う゛う゛!)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(バ゜バ゜バ゜バ゜!)」
 心まで濁点にまみれた仲間たちを見て、ナナルカは軽く引いた。というかこんな姿の人たちをみて引かなかったらメンタルがやばい。
「あ、あのゴブやばいのじゃ。ここは声を掛け合ってしっかり一人ずつ倒すのじゃ!」
 ナナルカはあの、なに、よく手に持ってる杖っていうかあの先端のギャッてなったやつをこうガッて構えてマジックミサイルをスビャッーってやった。
 反撃にと帰ってくるダクテンミサイル。
「わ゛ぁ゛~! だずげでな”の”じゃ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”~!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(ようこそ)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(ようこそ)」
「バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜バ゜!!!!(ようこそ)」
「の”じ”ゃ”ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(いやじゃー!)」
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
 瑞穂が豊穣の構え(蟷螂拳に激しさを加えたやつ)をとってダクテンゴブリンに襲いかかった。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
 かえす刀で収穫祭の舞い(阿波踊りにデスメタルのノリを加えた奴)でメガヒールを加えた。メガってつくくらいだからきっと動きもすごいと思うの。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
 ついでに金毛狐化して自分のしっぽを追いかけて無限回転する瑞穂(ロベリアの花の使用シーン)。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
 横向きにひたすら回転しつづける狐瑞穂(メガ・ヒールの使用シーン)。

 ぱっと見そうは見えないかもしれないけどイレギュラーズたちは善戦していた。
 陣形とか命中補正とか説明するだけ野暮だとおもうからカットするけどとにかく頑張っていた。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(名乗り口上)」
 両手を熊手みたいな構えにして叫ぶ黒き獣ことリゲル。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!(一斉攻撃)」
 ベッドフライング黒ギャルフォームで一斉に飛びかかるダクテンゴブリンたち。
 と、そこへ突如として仲間の一斉攻撃が始まった。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
 完全ロブスターフォームと化したマグナ。
「ヴァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
 その上に乗っかる狐化した瑞穂。
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!」
 その上に四つ足姿勢で乗っかるパティ。
「ごげ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
 その上で翼を広げるトリーネ。
 汚いブレーメンの音楽隊と化した四人による一斉スクラム(?)が炸裂した。
 なんか知らないけどとんでもないダメージ量が飛び出すダクテンゴブリン。
 そのずっと後ろで、ナナルカはぜーぜー粗い息をしていた。
「な、なんとか抵抗値で治癒できたのじゃ。このままじゃ喉もあぶないし……なにより妾の尊大なキャラが壊れ――あ゛っ゛!?」
 背後にヒュッと現われたダクテンゴブリンのダクテンチョップが首の後ろに炸裂した。
 漫画とかだと気絶するが、濁点世界では濁点になるのだ。
「ま゛た゛な゛の゛じゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
 ぶばばー!(笑い声) とかいいながら殴り倒すナナルカ。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(おかえり)」
「ヴァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(おかえり)」
「ち゛ゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!(おかえり)」
「ごげ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!(おかえり)」
「ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜ピ゜!!!!(おかえり)」
「の”じ”ゃ”ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(ただいま)」
 と、唐突に朱鷺が羽交い締めにするダクテンゴブリン。
「プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛プ゛!!!!(いまです!)」
「じ゛ね゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」
 顔だけミスターフジワラと化した(と言うか精巧なお面をつけた)ユイが刀を振り上げ頭にろうそくを装着して襲いかかる。
「ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛ポ゛!!!!(もういっぱつです!)」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
 ダクテンゴブリンの首を絞めてぶんぶん左右に振るユイ。
 親の敵かってくらい締め上げたあと、ぱっと手を離した。
 どさりと地面に崩れ落ちるダクテンゴブリン。
 ユイは『終わったん……やね』っていう綺麗な笑顔で振り返った。
 『終わった……な』っていう綺麗な笑顔で頷くマグナ。
 『終わった……』と綺麗な顔で空を見上げるリゲル。
 そして。
「「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!」」
 しばらく、勝利の雄叫びが続いた。




 後日談。
 この町の住民はこのあと軽く一ヶ月くらい口調がつい濁点になっちゃう癖が出たという。
 イレギュラーズとて例外では――あ゛る゛ま゛い゛!

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 ミ゛ッ゛シ゛ョ゛ン゛コ゛ン゛プ゛リ゛ー゛ト゛!
 コ゛ン゛グ゛ラ゛ッ゛チ゛レ゛イ゛シ゛ョ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ン゛!

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