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文通

アドプレッサとの文通

こんばんは、アドプレッサさん。
出る前に少しお話を。

アドプレッサさんは混沌のステラさんのこと、どう思っていますか?
…大いなるものの呪縛のせいだとしても、アスタ侵攻を指揮したのは彼女。
呪縛から解放され本来のステラさんに戻って、侵攻のことは謝って、私たちの仲間になってハッピーエンド……なんて美談、許せるでしょうか。
アドプレッサさんは、アスタのみなさんは、それで納得できるでしょうか。
壊れた街も、この地で息づいてきた生活も、すぐには…ともすれば絶対戻らないかもしれないのに。

私は境界のステラさんを知りません。
でも、境界のステラさんを知るイレギュラーズの仲間が、混沌のステラさんを託された気持ち、助けたい気持ちはすごく分かります。
無闇に傷つけたり戦いを増やすことだってしたくないですし、混沌のステラさんを助ける…つもりです。
だって、仲間だから。
けれど私の一番大切は、覇竜の地とこの地に生きる全てなんです。
一番の被害者であるアドプレッサさんやアスタのみなさんが、混沌のステラさんをどう思ってるか…聞きたいです。

……正直。今ものすごく複雑です。
2024/03/20 22:55:04
ユーフォニーさん、あなたは私達にとって命の恩人です。
あなたがそう考えているなら、私達にいうべきことはないでしょう。
けれど、それでもあえて言うならば……私は、すべての者が救われてほしいと思っています。
私達はアスタの地で自衛をして過ごしてきました。その地を追われたことは遺憾なことですが、その張本人を救いたいと考える方々がいるなら、それを止めることはないと思っているのです。
ユーフォニーさん、あなたの願いはなんですか?
私は、あなたも幸せに、救われてほしいと考えているのです。
2024/03/20 22:59:18
命の恩人とか、そういうのは関係ないんです!
それを理由にしてしまったら、命の恩人になれば相手の心を考えなくていい理由になってしまう。

私の願いは、アドプレッサさんもアスタのみなさんも、みんなが納得できる道を見つけること。
そんな道があるかはわかりませんが、無いなら作るだけというのも分かっています。
だから率直に、みなさんの気持ちを聞きたかったんです。

……変なこと聞いちゃってごめんなさい。
アドプレッサさんは優しいですね。
2024/03/20 23:10:23
いいえ、気になさらないでください。
私も立場のある身。無意識に言い方を選んでしまったのでしょう。

そうですね……私の素直な気持ちを言えば、『罪は罪』だと思っています。
そしてそれをあのステラという少女も感じているのではないでしょうか。だからこそ止まれない。手を差し伸べる人々に、素直に応じることができないのでは。
そして、私達の気持ちですが……そうですね。私達に復讐心がないといえば嘘になりますが、だからといって、誰かを攻撃すれば解決するものではないとも考えています。
罪を償うのは当人のやることであって、私達が押しつけるものではないと、そう考えるのです。

この戦いに勝利すれば、私達はアスタを取り戻せるでしょう。それだけでなく、外の世界にも出て行くことになります。
そうなったとき、しこりを残したくない。それゆえに、私はそう考えるのです。
2024/03/20 23:20:02
……そうですか。
なんだか、聞けて安心しました。
ありがとうございます。
止まれない…ですか。たしかに、そういうのもあるのかもしれませんね。

誰かを攻撃すれば解決するものではない。それは同じ気持ちです。
そういうことから見出した未来の世界を、きっと私は愛せないですもん。
混沌のステラさんを断罪するつもりもないです。
ただ、みんなが納得できる明日を掴めるように…そのために頑張りますね。

大変な時に時間を貰っちゃってすみません。
アドプレッサさんもアスタのみなさんも、どうかご無事で。
2024/03/20 23:45:37
はい、あなたもどうかご無事で。
あなたは、私達のヒーローなのですから。
2024/03/20 23:56:46
こんばんは、アドプレッサさん。
星の鍵をありがとうございます。
きっと絶対、頑張りますね。

私、アドプレッサさんがこの前言った「罪を償うのは当人のやることであって、私達が押しつけるものではない」っていう言葉、好きです。
だからなのかな、わからないんですけど。
何となく…本当になんとなく。
凶星にも未来を感じてほしいな、なんて。思ってしまったんです。

星の鍵の力は、裁きの光。
でも凶星は世界を滅ぼすように産まれ、そのように落ちたのだと。
そう生まれてしまっただけなら、何にも悪く無いんじゃ無いか。裁かれるべきは凶星なのか、って…………何言ってるんでしょうね、私。

アスタを、覇竜を。そして世界を守ること。これは絶対揺らぎません。
だけどそれでも…何か道があってほしいなって。いえ、限界まで探したいなって。
私は星界獣をこれまでたくさん殺めてきました。凶星からしたら仇敵もいいところでしょう。
けれどそれでも……って、何となく、そんな考えが過るんです。

…こんなことを考えるのは、アドプレッサさんたちの気持ちを踏みにじってしまうことになるでしょうか。
2024/04/04 23:25:28
ユーフォニーさん……あなたは本当に、お優しいのですね。
大いなるもの、あなたの言葉でいう『凶星』も、そんなあなたに倒されるのであれば、きっと最後は救われるのかもしれません。
私達も、あなたと共にワームホールの外側で戦っています。どうか、あなたにとって素晴らしい結末を迎えられますように。私もここから祈っております。
2024/04/05 10:05:15

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