おぅ、分かった、気を付けて行ってくる。
菓子も楽しみにしてるさ。

来てくれてありがとな、ストイシャ。すげぇ嬉しかった。

此処までして貰えてんだ、絶対にこの瞬間は、無駄にはしないさ、…よりがんばれそうな気がするし！
アイツ倒して決着、つけにいってくるぜ

あぁ、無理はしねぇ、お互い無理せず頑張って、勝って、帰ってこよう。

　　　　　　　　　　　　　　　　ﾈｪ
―――頼りにしてるぜ、ストイシャ姉、義弟しても、友としても。

………帰るの時間かかっちまったけど……どうにかこうにか、無事帰ってこれたぜ！
ただいま、ストイシャ！

…安心させられたなら良かったかな？　力抜けちまうぐらいには心配かけちまったのはホント悪かったよ、ストイシャ。　まぁ、やり残してる事は結構あるんだ、意地でも帰ってくるってもんさ。

お陰で五体満足、こうして無時も祝えるようになったのは嬉しい限りだし。
イベントごとも色々専念もしやすくなってるだろうしな？　ほら、例えば直近なら結婚式とか

…確かに、とっくにしててもおかしくはなかったもんな、あの二人…。
でもまぁ、やる訳だし盛大に祝うの手伝いたいよな。

あぁ、勿論行くつもりだぜ、やっぱ大事な友達の結婚式だしよ。

喜んでくれるなら俺としても嬉しい限りだが…
ストイシャがお姉ちゃん枠での参列か、それもありだったかもな。やれるタイミングだったなら多分俺その枠で呼んでただろうし。

っと、そうだ、そう言えば俺の奥さんにも声はかけておいたから、当日（サポート枠の参列の形で）結婚式で会う事になるかもしれないぜ。

スピーチ、成程…それはするか迷ってたけど…やるか、折角だし。始めてやる事になりそうだから緊張するけどよ。

ふふ、じゃあ俺もその辺簡単に伝えておくとしようかな。
なんかこそばゆいというか不思議な光景になりそうだが、きっと仲良くなれるはずさ。

そうだな、大事な式だ。一緒に頑張るとするか、ストイシャ。
よし、なら後で原稿（プレイング含めて）の方も用意しておくとするぜ。

おっけ、任せろ。スピーチ二人でやっちゃおう。

んで、ふんふん、ストイシャを好きな子が……？
まじか、知らなかった…いやまぁストイシャの事が好きになるってのは全然あり得る事だから、不思議な話じゃぁないが。
…うん、まず驚きはする、びっくりはした。

んで、ストイシャが誰かと好き同士ってなるなら…喜ばしくもある。いやどんな奴かは、正直気になる所だけどな？
ストイシャ自身が嫌いじゃないって言ってるなら、多分良い奴だとは思うけれど。

…んで、だ。
ストイシャが嫌いじゃないって想ってて、…お前自身が、その子の愛情を受け止めたいって想うのなら、俺としては良いと思う。
やっぱ、誰かとそうして愛し合って、ストイシャが幸せになれるって事は、俺としても嬉しいから。
仮にもし、何かしら迷いがあるってんなら、しっかり迷ってもいいから、決めきった方が良い。
好き同士になるって事は、恋人夫婦、或いはもっと違う形もあるかもしれんが…どんな形になるであれ、大事な事だしな。俺で良けりゃ幾らでも相談に乗れるし。

仮に、ストイシャ自身に好きな相手が他に居るってなるとまた話は変わってくるが…、受けても良いかなって思うなら多分、少なからず「その子」に惹かれてる部分はあると…俺は想うけれど。　実際ストイシャから見てその子ってどんな子なんだ？

後、一応確認だけど、その好きって恋愛とか愛情方面の好きの認識であってるよな…？