はじめましてベアトリクス殿！
まさかリア殿の御母堂が大精霊とは…びっくりしました！
拙者はリア殿の友人をやらせて頂いております夢見・ルル家です！
よろしくおねがいします！

早速本題なのですが！

先程ベアトリクス殿は「『願望機』としての性能を持つ、ルシェ＝ルメアの最後の一滴」とか、「消滅までの僅かな間」とかおっしゃってましたよね？


というわけで1つ目の質問！
単刀直入に聞きますが、最後の一滴を使ったらベアトリクス殿は消滅するのですか？
それとも拙者達を招き入れた時点で消滅は始まってるのですか？

使ったら消滅するのであれば、拙者は使用に断固反対です！
先にフォウ・ルッテ殿にも言いましたが、「深緑の友人の家族を取り戻す為に、別の友人の家族を犠牲にする」なんていうのは悪手以前。
お話にならない本末転倒です。
そんな犠牲を払わなくても、拙者達は冠位魔種ぐらいぺぺぺのぺいで倒してみせます！！


2つ目の質問！あるいはお願いになるかも知れません。
ベアトリクス殿が消滅しない方法に心当たりはあるか。
最後の一滴を使用しなければ消滅しないという事であれば使わない…で良いのですが。

そうでない場合に、何らかの延命手段はありますか。
せめて1年とか…それ以下だとしても、リア殿と親子として過ごす時間を得たいと思っております。

ここはフォウ・ルッテ殿や茨紋殿も微かでも心当たりがあれば教えて頂きたいです。
心当たりがないから拙者達を止めたかったのだとは心得ておりますが、それでも何か存じていれば。

拙者はルシェ・ルメアとベアトリクス殿の繋がりを消滅前に断ち切れば何とかなるかも、と思っておりますがより確度の高い方法があるならばそれを試してみたいです。

勿論、何もないのであれば、無駄かも知れませんが、一縷の望みを賭けて繋がりを断ち切るのは試そうと思いますが。
あとはシュペル殿が力を貸してくれれば何とかなるかとは思うのですが…流石に望み薄でしょうね…。

むむむ…納得した訳ではありませんが！！
そこまで言う御仁の意志を翻させるのはまず無理でしょう。
拙者とて好きな人の為に命を賭けた事のある身ですから、幾ばくか気持ちも理解出来ます。
なので使用についてはもう何も言いません。

延命の方は心当たりに当たってみようと思います。
素直に教えてくれる可能性は極めて低いですが！

あ、あとリア殿って孤児院で育ったみたいなので…要するにご両親に捨てられたと思っているので。
その辺の経緯は説明した方が良いと思いますよ。
娘のために命を使おうという方が自分勝手に娘を捨てるとは思わないので何らかのやむをえぬ事情があったと思います。

そういうのを当人の口から説明するのは言い訳がましくて嫌かも知れませんが！
リア殿の立場からしたら言い訳して欲しいと思いますよ。