龍成さんへ

エルです。
冬の時は、ご挨拶が、ちゃんと出来なかったので、エルはお手紙を、送ります。

練達は、ぽかぽか、暖かく、なりました。
お散歩、お花見、とっても良い季節だって、エルは思いました。

エルのお家は、ずっと冬なので、お出かけで、春を見つけると、エルは嬉しくなります。
龍成さんのお家は、たくさん春が、見つけられるって、エルは思いました。

それと、エルは龍成さんに、お聞きしたい事が、あります。
えっとえっと。
龍成さんは、サンドイッチは、お好きですか？

はい。
エルは、怪我は、大丈夫ですよ。
子供……エルは、龍成さんから、見ると、子供なのでしょうか？

エルは、龍成さんの、お家よりも、寒い場所に、住んでいます。
なので、エルのお家は、いつも雪で、真っ白、です。

えへへ。
実は、エルは、サンドイッチなら、作る事が、出来ます。
今度、龍成さんのお家に、遊びに行くときは、サンドイッチを、作ります。

こんばんわ。
今日は、七夕、という日、だそうです。
お願い事を、紙に書いて、笹という木に、吊すと、お願い事が、叶うそうです。
龍成さんは、どんな願い事を、書きましたか？
エルは、「おいしいかき氷が食べられますように」って、書きました。

お外は、あつあつ、ですけれど、お気を付けて、くださいね。

こんばんわ。
エルです。
素敵な夜に、素敵な小包と、可愛いわんこさんを、ありがとうございました。
小包が、エルの家に、届いたことを、教えてくれた、わんこさん、です。

(エルは、小包を受け取る時に何故か一緒にいた犬も、龍成さんのプレゼントだと勘違いしているようです)

小包は、何が入っているのか、エルはとっても、どきどき、です。
エルは、このお手紙を、書き終わったら、小包を、開けてみます。