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文通

天香・遮那との文通

えっと、遮那君に手紙を送れると聞いて早速書いてみました。
遮那君、元気にしているでしょうか?
シャイネンナハトの時は、プレゼント有難うございます!
一生懸命考えた演出を遮那君が喜んでくれて嬉しかったです。
貰った羽根のブローチ、大切にしますね……!
後々、色々あると思いますが今年も宜しくお願いします!
2021/01/16 22:09:19
向日葵へ
元気にしておるぞ。
聖夜の贈り物を喜んでくれて嬉しいぞ。
私も色々な国の情景を見る事が出来て楽しかった。感謝する。
本物をこの目で見ることが出来るといいな。
もちろん、其方に案内して貰ってな。
では、今年もよろしくお願いするぞ。
2021/01/17 00:43:48
遮那君へ

あぁ、元気にしていて良かったです!
政の事など、私はわかりませんので……
遮那君がとても大変だって事しかわかりませんが……どうか、無理はしないで下さいね。
……楽しんでくれてよかった。
遮那君は、ずっと外に行きたいと言ってましたから。
以前と違って、外に行く事も難しいのは私でも分かるんですけど……
聖夜の贈り物として、叶えてあげたかったんです。
はい、何だかんだ私も外で色々やっているので
一通りは案内できると思います!
その時を楽しみにしていますね。

そういえば、遮那君
最近の夢見はどうですか?
原罪の呼び声を受けて、それが夢にまで影響を受けていた……らしいと聞いていたのでちょっと心配だったのです。
2021/01/20 09:08:11
私も此処最近、ちょっと変な…というか悪い夢を見てしまいまして。
真っ暗でなにもみえないんですけど、自分と似たような声がするんです。

『ねぇ、私の抜け殻。
魔種になれば背が低くなったし、割れ舌じゃないから可愛くなったんだよ?
強力な力も手に入ったの。遮那君が危機に陥るなんて事はさせない。
大丈夫、殺しはしないよ。
殺したら遮那君に嫌われるし、遮那君の立場が大変でしょ?
彼にとって悪になる者は、彼を害するという考えすら忘れて貰おう。
彼が本音を叫びたくても、周りが許さないなら周りからその本音の記憶を消してあげられる。
だから彼は彼のままで良いし、やりたいようにやれるんだよ?
――これなら私を愛してくれる。私だけ見てくれる』

『守りたい、共に歩みたいと彼は言ったけれど…
私には”死ぬなよ”って言ってないよね?
私には”会いたい”って言ってないよね?
私には"居なくなったら耐えれない"って言ってないよね?
あの子を見つめる遮那君は、確かに”愛”を秘めていて
あの子は遮那君を救って、皆から恋を応援されて
――ねぇ、それなのに”最愛になれる”なんて思えるの?』

『頭にずっとずっと響いてるでしょう?『自分より下の者に嫉妬する人なんて居ない』って。両親にも愛されず、死ねと拷問を受け続けた自分を愛さないって』

『私は絶望したんだ。死にたくないのに、奇跡を使わなきゃ遮那君を助けられないって神使になった時から思って。死んでも遮那君も、誰も傷つけないように嫌われ者を演じて。それなのに彼女達は犠牲になる事無く救ってしまった。私の決意なんて、無価値で、無意味で無駄だったって』

『嫉妬してる、焦ってる、絶望してる。
早く1番にならなければ、拠り所のあの子が1番になってしまうって。
あっという間に、親友のあの子を自分より遮那君は愛すだろうって。
対して私は?遮那君にとって唯一無二のものなんて無いでしょう?』

『自分より彼が愛している人を見ると、苦しくて辛くなって。
私は1番じゃないと、きっと耐えきれないのに。
彼の何分割された愛じゃ、心は満たされないって今も感じてるのに。
それなのに、遮那君は私の焦燥感の理由を分かってくれず、否定するんだ』
2021/01/20 10:13:31
『遮那君が大切な人を多く喪ったなら、私はその人達以上の存在になりたい。
遮那君の最高の幸せが、今だって言えるように。思えるように。
義理のお兄さんが、お姉さんが、生きていたあの頃は良かったなんて悲しすぎるから。
――それも本当の事なんだろうけれど。
だから、我儘も嫉妬も強く感じてしまうけど、あるけど前を向かなきゃ。君の最愛になりたいから。
――今の無力で醜女の私では叶わないって分かってるくせに。そしてどうすれば良いかなんてわからないくせに』

『だから、私の抜け殻。私を受け入れて。全部忘れて下さい。そうすれば、皆幸せになれる。遮那君は不必要な重い愛を受ける事はない。彼女達は恋敵が減って万々歳でしょう。貴女はもう苦しまくて済む。千紘おじさんからの呼び声も否定できるでしょう。これが幸せな結末と呼ばずになんて言うの?』

……こんな感じに。
もし、原罪の呼び声が響いていた時の遮那君の夢を想像したらこんな感じなのかなって。
だからですかね。ふと、その時の事を思い出しちゃって。
あぁ、心配しないで下さいね。私の場合は呼び声じゃなくて唯の夢ですから!
遠い昔はともかく、最近は魔種なんて大それた存在と会った事ありませんし。
ちょっと長すぎましたね。読みにくくてごめんなさい。
また遮那君と話せる時を楽しみにしています。

星影 向日葵より
2021/01/20 10:22:53
大変な夢を見たのだな。不安になっておるのかの。
大丈夫だぞ。怖い夢は誰かに話すと良いらしい。
だから、きっともう大丈夫だ。
(なでなで)

そういえば、鹿ノ子から砂の国で大きな戦いがあると聞いた。
其方は神使であろう。
もしかしたら、其方も戦いに赴くのではないかと思ってな。
赴くのであれば、無理をするなとは言わぬ。
だが、無事で帰ってくるのだぞ。
武運を祈っておるよ。
2021/02/10 17:29:35
……はい、遮那君に話しましたしきっと大丈夫ですよね!

そうですね、砂の国――ラサで大きな戦が始まってます。
でも、きっと大丈夫です。先輩方、凄く強いですから!
私もちゃんと無事で帰ってきますから。
その時は、笑顔で出迎えてくれると嬉しいなぁ……とは思います!

あ、そうそう。
ハッピー、グラオ・クローネですよ!遮那君!
勿論、私も遮那君の為に千代古令糖作って贈るので、受け取ってくれると嬉しいです!
2021/02/14 22:38:55
向日葵へ

この前の桜は見事だったな。
ぐらおくろーねのお礼もしていなかったやもと思ってな。
向日葵、いつも見守っていてくれて、笑顔を向けてくれてありがとう。

実は最近気付いたのだが、其方が座って私が立っていると
同じぐらいの目線なのだ。
向日葵と同じぐらいの目線で景色を楽しめるのは少し嬉しく思ったのだ。
まあ、こんな話しされても困るとは思うのだが、ちょっと気付いたから話しておきたくてな。

お互い忙しい身の上だが、身体に気を付けて頑張って行こう。
では、またな。
2021/04/10 22:56:58

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