……ん？なあ、アンタ……もしかして『氷剣』ヴェガルド・オルセンかい？
やっぱりそうだ！へえ！アンタこっちに移って来てたんだねえ。
アタシはリズリー・クレイグ。いやあまさか鉄帝の膝元で名の知れた同郷に会えるたあ、思っても見なかったよ。

あはは、アタシの容姿もまだ捨てたもんじゃないらしい。
名高い『氷剣』に知って貰えてたとは光栄だよ。
……おっ、悪ィね。有難くいただくよ。
せっかく運よく会ったんだし、酒のつまみがてらアンタには昔話とか、こっち来た経緯とか、色々聞いてみたいねえ。

あっはっは！確かにノルダインらしくないね！
ただまあ……そういう気持ちになっちまうのはわかるよ。
どいつもこいつも眩しい奴らばっかりだからねえ、アタシらみたいな生き方してる奴には特に効く。
ふふ、こうしてイレギュラーズやってるアタシ自身、色々揺れることも多いんだから困ったもんさ！