思い出せなくなることが怖い……か。
ならば、覚えているうちに記録として残しておくのはどうかね?
そうすればもしも忘れてしまっていても、後にその記録を見て思い出し懐かしむことはできるだろう。
人はそうして、忘れては思い出してを繰り返していくことが自然なのだ。
「忘れてはならない」と気負っていては、やがてその過去に押し潰される。
形ある記録として残すことでその重みが和らぐこともあるだろうし、その過去と向き合い整理する機会にもなる。
賊との戦いに日々忙しいかもしれないが、暇を見つけてそういう習慣をつけてみるのも悪くないだろう。
っと、こちらはこちらでどうにも説教じみてしまったな。
キミとの関係は仕事ではなく個人としてのものだというのに……これも職業病の一種かもしれない。
もしも気を悪くしたならすまない。今後は気を付けるようにしよう。
2021/02/07 21:09:21