PandoraPartyProject

幕間

反応と機動力は高いが、生活力は低い系女子

関連キャラクター:佐藤 美咲

佐藤美咲のゆるゆる日常
「うお、コンソメ味買ってたの忘れてた。でもなんか得した気分なのでセーフっスね」

 買ってたのを忘れていた戸棚の奥のポテチと、新しく買ってきたポテチを開けて食べる。
 少し遅れてやってきた幸せを噛みしめるような、そんな小さな日常。
洗濯物と美咲
「あ~、洗濯物……たたまないと」
 寝そべっていた美咲は、足元にある乱雑に取り込まれたままの洗濯物に目を遣った。
 皺になっちゃうなぁ。そう思いつつ、めんどくさい。
「……まぁ、いいか」
 別に着れない訳じゃないし。うん
 一人納得してまた寝そべった。
執筆:
女死力
「足の踏み場がない? 作るんスよ。こうやって」
執筆:灰色幽霊
洗濯物と二度手間と美咲
 積み上がった服は大体似たデザインで、それ故に混ざりやすい。
「すぐ着るから積んでおいた洗い立て」組か「まだ部屋ならいける」組か「そろそろ洗おう」組なのか、佐藤 美咲ですら時折わからくなる。

 面倒くさいので全部洗った。
執筆:蔭沢 菫
買い物はネット派
 佐藤 美咲の家には陶器の食器はない。
 練達にある均一値段のものしか売ってない雑貨屋で買った紙製の食器しかない。
何故ならーー……
「全家事のうちでゴミ棄てが一番楽ッスよ。袋に放り込むだけ放り込んで結ぶだけなんスから」
執筆:桜蝶 京嵐
「炊飯も立派な料理っスよ」
 わざわざ米を洗って、炊飯器にセットするなんて。今日の私は、最高に頑張ってるっス。しかも、冷凍のミックスベジタブルを炊飯器に加えることで、白米をヘルシーなサラダに昇華させている。テイクアウトのからあげまでそろえて、完璧っすね。
執筆:夏雨
遺構
 ――『まだ大丈夫』
 ――『今日はそんな口では……』
 ――『腐り掛けが一番美味しいって聞きまスしねェ』

 ・
 ・
 ・

「わあ」
 彼女とて肉が緑色になっているのを見るのは流石に初めてである。
 一寸奮発した半額のステーキ肉だが、適当に十字を切って捨てた。
執筆:しらね葵
メメント
(パカッ)
 冷蔵庫を開ける度に……。
 そいつと目が合う……。
 賞味期限、一週間前の牛乳パック。
「いや……」
 今の私は、ビールを取るのに忙しいから……。

(わーわー)
 ぼんやりテレビを見つつ……。
 自分の脳を、少しづつ騙す……。
 あの牛乳のことは、もう忘れたのだと……。
執筆:君島世界
気付いたら溜まってるヤツ
 鞄の底はレシートで溢れていた。最近流石に邪魔臭くなってきたから、処分を思い立ったのだが――かなり酷い。
 何を買った跡かと、その内の一枚をちらりと見る。
「読まずに部屋の隅に積んでる漫画……!」

 残りは鞄をひっくり返し、どばーっと捨てた。
執筆:
雪崩
 ドサァ!!!
「あー……」
 積み上げていた本が雪崩れた。
 一応読んだ奴と読んでないやつと分けて積んでたはずなのに連鎖雪崩のせいでもうわからない。
(まぁいいか)
 全部まとめて積み直した。つい先日も同様のことをしたのは覚えていない。
執筆:心音マリ
眠れる布団の美咲
 ぐぅぐぅ。
 布団の中の美咲。
 寝相が悪いのか布団をはね、涎を垂らす。
 ぼりぼり。
 服がめくれ露わになったお腹を掻く。
「むにゃ?」
 目が覚め上体を起こし横を見たままぼんやり。
 ぼりぼり。
 そして再び横になり欠伸一つ、寝てしまうのだった。
執筆:アルク
 色々とあって佐藤 美咲は無職になった。
 特に考えないようにしててもテレビのそういったCMが何故だか目に付く。
「……まぁ、ローレット就職中ってことで」
 テレビを消した。考えるのをやめた。

 だって仕事はしてまスし。
執筆:心音マリ

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