お知らせ
スキルパッチとゲームバランス調整につきまして
本日、以下の更新を行いました。
・最新スキルパッチを実装し、LV30以降のスキル獲得が可能になりました。
・併せて実装済みだった種族スキル進化を運用開始しました。
・ゲームバランスを考慮し、ライトヒット時の抵抗ボーナスを30→20に修正しました。
●上記更新におけるCWレター
1、ランク6スキル実装とレベルキャップにつきまして
LV30で実装されたランク6スキルは比較的強力なものが多く、またそこから派生するLV30クラスの補正値幅はこれまでよりもかなり高い数値となっている為、環境の変化が起きるものと思います。
反面、望む形で運用するに必要なSPがかなり増える事は理解している為、今後の方針につきまして以下を提示いたします。
・レベルキャップの開放ペースを向上しSPに余裕を持たせる
・基礎獲得経験値の増加幅をこれまでよりも高くし育成難易度の急激な上昇を抑制する
・これまでは基本的に5LV刻みでスキル等を増加していましたが、この先は上記開放ペースが上昇する影響から、環境変化の(LV帯に対しての)ペースを緩めます。具体的に言うと例えばLV10刻みでの追加等になります。
・他、著しくSP値が不足する等の状況を認めた場合は、各種イベント等を通じてこれをフォローいたします。
2、種族スキルの進化につきまして
純種の多くは種族スキルとしてランク4相当のパッシヴスキルを活性コストを不要とし、常時活性化している事でやや多い初期SP値を持つ旅人や人間種に対しての差別化を行っておりましたが、ゲーム序盤においてはかなり強力だったこの効果もキャラレベルが30を数える昨今となると、かなり戦闘力やビルド的に『足を引っ張る』状況が認められておりました。
そういった問題に対処する為、今回種族スキルの進化システムを実装運用開始しました。
基礎的なスキルの効果倍増に加え、全く新しいスキルを選んで進化する事も出来る為、純種系の育成の幅が生まれたものと思います。またこれらスキルは進化しても進化前の情報を持っている為、一部クラスの前提条件から外れないというフォローもあります。
現在の種族スキルはランク6パッシヴ相当の性能を実質『7SP(初期値4点低く、進化で3点を要する為)』で獲得した上、活性化コストが不要という破格の性能となっており、かなりビルド的にも強靭になったものと思われます。また、種族スキル進化は階段式を予定しており、今後共環境やレベルの変化に応じて更なる分岐を繰り返す可能性があります。是非ご期待下さい。
3、新効果『追撃X』『スプラッシュX』『必中』実装とバランス調整につきまして
今回のスキルパッチで上記新効果を実装し、更に環境に『物無』『神無』『BS無効』等が登場しました。又、ゲームバランス調整でライトヒット時の抵抗ボーナスを30→20に変更しています。
『必中』の実装と抵抗ボーナスの減少は、ゲーム環境が回避型に非常に有利となっていた為、通常型ビルド全般等対しての回避特化型の極端な優位を低減する為の実装・調整となります。
例えば防技というリソースが『弱点』『防無』、抵抗というリソースが『災厄』『疫病』でデッドウェイトになるのと同様に、回避というリソースに対しての対策として『必中』が加わりました。又、この『必中』は命中値に関わらずライトヒットで固定されて判定される為、『元々命中にリソースを振らず他に振り分けていた人ほど恩恵が強く、相手が回避にリソースを振り分けている程更に恩恵を得られる仕様』となっております。命中回避は依然ある程度の値を保つ事を推奨していますが、こちらの実装で極端な優位環境が幾らか変化する事を期待しております。
『追撃X』と『スプラッシュX』につきましては追撃は確率(X%)で同行動を一回まで繰り返す為、スキルに依存した疑似EXA(疑似連)のような形で攻撃に爆発力やスリリングさを加える内容です。『スプラッシュX』は攻撃力をXで割り、X回数繰り返すという内容で、こちらはBS型や『呪殺』『虚無』『Mアタック』ビルド等特殊な型において面白い動きをするものと思っております。
『物無』『神無』『BS無効』等につきましては極めて強力な性能であり、対策なくハマってしまえば手も足も出なくなる可能性がある波乱要素です。これまで『ブレイク』が余り有為にみなされていなかった事もあり、今回通常付与スキルと共にかなり性能を上げました。こちらも作戦に組み込む事で相手に警戒を促せる戦術的要素になったものと思います。
本作はキャラシートとほぼ互換したシステム戦闘を楽しめる事が売りとなっている事もあり、数値設計等は注意深く行っておりますが、かなり数値が複雑化を見せている事もあり、予期せぬ動作、強力すぎる等の状況が発生する可能性もございます。そういった場合は、今後共状況を注視し、適宜調整を進めてまいります。ご迷惑をおかけする事もあるかと存じますが、お客様にはご理解、ご協力の程をお願いいたします。
以上、宜しくお願いいたします。