本日、既報となっておりましたバランス調整を実施しました。

　調整対象及び内容は以下となります。

・HP100％時のみに効果を発揮するスキル

　効果量を大幅に増大し、有用性を高めました。同様の効果を持つ装備品＜『オータル』の槍＞も上方修正しています。

・HP30％以下時のみに効果を発揮するスキル

　効果を発揮する起点を30％→40％以下に緩和し、発動しやすく修正しました。同様の効果を持つ装備品＜ペナルティメイトプラン＞及び＜寄生生物＞も修正しております。

・時限スキル

　時限スキルの基礎有効期間を5→8に延長しました。同様の効果を持つ予定の装備品＜砂漠に降る雪（キャンペーンアイテム）＞の効果時間も時限8となります。

●上記修正に関わるCWレター（修正事由とコメント）

・HP100％時のみ効果を発揮するスキルの上方修正

　先制攻撃で強烈な攻撃を叩き込む、安全圏から仲間に庇われながら攻めに徹する……等の意図で作られたスキルで、依頼の状況や安全地帯からの攻撃等、一定の効果を見込める場合もあるのですが、補正条件の維持が大変難しく、闘技場で有効に使えない（使い難い）、実際のキャラメイクにおいて使用人数が極めて少ない等の理由から、強化が必要と判断しました。維持ハードルを下げる強化と、効果量の増大の双方を検討しましたが、基礎設計や差別化の観点から見た時、今回は効果量増大が良いものと判断し、その『強烈さ』を上方修正しています。（命中と反応値、攻撃値を大幅に上げる為、まさに先制攻撃に適しています）

・HP30％以下時のみに効果を発揮するスキルの発動値緩和

　逆境系スキルとして逆転の動きをするスキルとして設計されましたが、発動条件が厳しく、こちらも使用人数が少ない事から、実用性の高いビルドに組み込むのがやや難しいと判断し、発動条件を緩和しています。40％以下での発動となった事から、ある程度は期待出来るスキルになったものかと思います。

・時限スキルの基礎効果時間延長

　時限スキルと加速スキルは同時期に実装されたパッシヴスキルで、それぞれ基礎的なパッシヴスキルの評価値に対して最高時二倍の効果を持っています。（逆を言えば時限スキルと加速スキルは評価値が半減しているとも言えます）

　その上で下記が基礎、加速、時限、三点のパッシヴスキルを有して20T戦闘を行った時、受ける総補正量です。

基礎：200

加速5：250

時限5：100

※ただし、該当スキルは命中換算+10を基礎値とした場合とする

　時限スキルは最初から確実に強大な補正値を得られる事から意図的に効果時間を短く設計しておりましたが、特に加速と比した時に総補正値量でかなりの格差がある状態と判断した為、基礎的な設計の効果時間を延長する修正を行いました。

　今後とも状況にあわせてバランス調整は実施して参ります。

　お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力の程をお願いいたします。

　以上、宜しくお願いいたします。