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死血の魔女マリエッタ。運命特異座標としてその記憶と力は失われ、いずれ消えゆく一つの存在としてあるだけだった存在。
『誰でもない自分』として生まれたマリエッタ・エーレインの存在を煽り、ただ終わりの時まで我欲と共に生きようとしていた存在。
けれど、気づいた。気づかされた。まだ可能性は終わっていないと。なればこそ魔女はどこまでも抗うだろう。
死を否定する血の魔女。死血の魔女マリエッタとして

血を奪い、死を否定し、ここまで生き続けてきた魔女。そんなアタシの目の前で、世界を終わらせようなんてナンセンスなのよ。
世界を救うまでは力を貸してあげる『マリエッタ』。アタシの世界を勝手に終わらされたら、ツマラナイもの