イラスト詳細
「ぷれぜーんと!ふぉーゆー!!」
「ぷれぜーんと!ふぉーゆー!!」
イラストSS
シャイネンナハト、聖なる夜。
子供達にとってはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれる日。
現在、広場に集まった子供達は2人のサンタさんからプレゼントを受け取っていた。
肌面積の多いサンタさん――カノンとマテリアの2人の衣装を見て首を傾げる子が多かったが、それでも一部の子供にとっては性癖を歪まされたようで。
「はい、いい子にしてたからプレゼントだよ♪」
「あ、あ、ありが、とう……」
「んん~? 何々? カノン見て赤くしてるのはどうしたのかな~?」
「う、ええと、えと……」
もじもじしている様子の子供に向けて、わざとらしく問いかけるカノン。
こんな衣装のサンタさんを見るのも恥ずかしいとは言えず、かと言って見ないわけにもいかずで一部の子供達にとってちょっとした拷問になりかけていた。
「なんでサンタさんはそんな恰好なの?」
「さむくないー?」
「サンタさんだから寒くないのよ。はい、プレゼント」
「「やったー」」
なお、性癖が歪む様子のない子供達にはマテリアがプレゼントを渡している。
何も知らない子供達は、何も知らないままで良いのだと。
この日以来、ちょっとだけ。
性癖が歪んだ子が何人かいたとか、いなかったとか。