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雄弁に伝われ、私の熱よ
雄弁に伝われ、私の熱よ
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こたつで一緒に寝てしまったなんてのはもう何回も起きている。
雛菊の姿の時も屍兵の姿の時も。それぐらい一緒の時間を過ごしているからだ。
けれど、この胸に渦巻く気持ちを龍成が理解しているのかは定かではない。
何とも思っていないからこたつで一緒に寝てしまうようなことが出来るのでは無いか。
この恋心はきちんと伝えねばとボディは龍成の袖を引いた。
イルミネーションの輝く公園を見に行こうと言ったのはボディだった。
ボディが望むことを龍成は何でもしてやりたいと思っていた。
だから、袖を引かれた時も「どうした?」と優しく振り返ったのだ。
瞬間、柔らかな感触が唇に触れる。
龍成は驚いて目を見開いた。
目を瞑ったボディが、顔を真っ赤にして口づけをしてきたのだ。
流石の龍成も往来の真ん中でボディからキスをされるとは思ってもみなかった。
けれど、あまりにもボディが必死に唇を押しつけるものだから、愛おしさがこみ上げる。ゆっくりと背に腕を回し抱きしめた。
なぜ、キスをしたのか。
顔を真っ赤にしている理由は何なのか。
教えてくれるだろうか。
愛してると応えてくれるだろうか。
そんな風に龍成はボディを抱きしめ続けた。
※SS担当:もみじ
