イラストSS

「遅かったわね。待っていたわよ……」
　バスルームから出たあなたに、うっとりと蕩けるような声が囁きかける。
　整えられた寝台の前で、桃髪の少女があなたを待っていた。酷く官能的な姿だった。
　聖夜お馴染みの赤い衣装は、大胆なアレンジが加えられ、もはや水着や下着に近い。ずっしりと膨れ上がった双球の中心には、艶美な煌めきを帯びた宝珠が、惜しげなく晒し出されている。興奮にあてられてなのか、汗が滴り、肉感的な肢体の線をなまめかしく浮かび上がらせた。
　香でも焚いているのだろう、室内には甘ったるい香りが満ちている。その香りに急かされるようにあなたが歩み寄ると、彼女は緩慢な動作であなたを見上げた。巨大な胸が更に大きく膨らんだのはきっと目の錯覚ではなかっただろう。だらしなく開いた口元が懇願の言葉を紡ぐ。
　贈り物は私。どうか、滅茶苦茶にして――。
　熱湯から上がったばかりの体から、更に熱が込み上げてくるのを感じた。煽るような声音が、噎せ返るほどの色香が、あなたに刹那的な衝動を呼び醒ます。それを満たすために、あなたは……。

（省略されました。全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください）

　※SS担当者：梢